俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

ソチオリンピック

2014-02-20 17:01:25 | 社会問題
今日は女子フィギュアスケート見てまして、言葉が出ませんでした。

どんなに練習しても、実力が備わっていても本番で、真価を発揮すべきときにだせないことがあるという場面を目の当たりにしました。

それ自体は当然起こるし、誰にだって起こりうる当たり前のこと…なんだと思います。

ただそれに加えてうまくいかないときはここまでうまくいかないものなのかと、見てるこちらが完全に打ちのめされた気がしました。

僕はべつにファンでもなんでもないけど、さすがにテレビをみていてかける言葉すら見つけられませんでした。

ましてや「集大成」とまでいって挑んだ本人は落ち込む余裕も持てなかったかもしれない…。

フィギュアスケートに限らず、ソチオリンピックにおいて本人が思うような結果を得られず競技を終えた選手たち。

本来、メダルをとれる人間よりもとれない人間のほうが多いのだから、勝ちたい気持ちとはべつにそもそも負けることのが多いし、結果として悔しい結果を持ち帰る選手のほうが多くなる。

メダルをとることで示される選手、人間としての偉大さというのは凡人の我々からすると光輝いて見えて拍手喝采ですが、負けた・悔しい思いをしたときにみせる人間としての偉大さ、大きさ、輝きを知り、それもまた称賛したいと思う。

一生懸命やってきた、人生かけてやってきた。でも届かなかった。力を発揮できなかった。

それでもなお、彼らは間違いなく輝いています。オリンピックという舞台で躍動してなお輝きを増した。私はそう思います。

オリンピックに出られただけでも立派。それもそうですが、オリンピックに出るべくして出てくれて彼らはひとの美しさや強さ、弱さ、いろいろなことを教えてくれた。オリンピックに出た、実に立派。躍動した、充分。

私はもう27歳であまり夢も希望もありませんが、すごい勇気をもらえた気がしました。うまくいかなくても、ひとは輝くことを教えてくれました。

そのためには一生懸命生きないといけないなぁと…自信なさげに思って今日もこれから学校へいくのでした…。

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