俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

政治が変わらないのは政治家のせいではなくて

2015-09-19 16:07:45 | 社会問題


ここ数年めずらしく日本の政治は熱い。

日本人の関心が案外、憲法9条というか、平和主義に向いているのが意外ではあります。

まぁそれが国民の関心なのか、学者やマスコミの関心なのかはわかりませんが…。

私なんかはもう日本にほぼ住んでいないものだから、国政に意見はほとんどないですし、意見を持つべき立場でもないのかなとも思います。

はっきりいってしまえば無責任です。

ただ思うのはですよ、日本の国会にしても、左翼にしても右翼にしても、やり方がダサい気がします。

特に左翼側。(この場合、形式的に右翼左翼と書きますが、もっと実情はこまごまとしているのは承知しています)

対案を提示しろという右からの意見に真っ向勝負しすぎだと思う。

そもそも現在問題となっている法案に対して論理的に「違う」と思ったのではなく「なんとなく」思ったのだから、

彼らが対案なんぞ用意できるわけもなく、それを考えるのは政治家や学者に任せておけばいいと私は思う。

要は、政治とはイメージ戦略であり、人間の汚い感情と実情の需要と供給なのだから、それっぽければいいんじゃないかと思うわけ。

それをみんながみんな揃って、プラカードだ、横断幕だ、拡声器だと旧時代の遺物のようなものを持ち出してきて、

本来目指そうとしている理想を実現するために、その理想に反した行動に出ていて私の中では非常に印象が悪い。

なんだろうな…この際、何も言わずに花が一輪植わった植木鉢もって、無言で講義するとかのがいいと思う。

お互いわめきあって警察のお世話になるって、どう見たって構図が悪い。

こういう時こそ非暴力、平和への切実な願いを示そうとできない左翼というか、日本の若者にはがっかりです。

彼らが無党派と無支持・無関心の国民の心をとらえるというか同情を誘えるとはどうしても思えない。

力任せに声をあげ、街を練り歩く姿に、仕事で忙殺されている末端の日本国民は勇気づけられない。

もちろん、声を上げることが重要なのはわかっているんですけど、なんかな…

いつの時代も先祖帰りしてしまうものなんですね、政治って。

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