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世界遺産 古都奈良の文化財

2021-07-01 15:34:27 | 訪問した世界遺産



「あをによし奈良の都は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり」
万葉集にも詠まれた平城京は、710年から74年間、
古代日本の政治、経済、文化の中心として栄えました。

中国の唐の都長安をモデルに、都市計画に基づいて
道路、宮殿、寺院などがつくられ、
律令による諸制度が整備された都だったのです。







平城京は、平安遷都後には田畑となりますが、
地下の遺構は良好な状態で保存されており、
1955年から本格的な発掘調査を開始、
一部復元されています。

現在の奈良市に点在する東大寺、興福寺、春日大社、
春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、
平城京跡の8ヵ所が世界遺産に登録されています。








平城京は、朱雀門を正門に、東西1.3㎞、南北1㎞に
公式の儀式や政務執行を行う大極殿、役人が執務する朝堂院、
天皇の住居である内裏などが配置されていました。







平城遷都に際し、藤原不比等が氏神として崇めた
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の武甕槌大神を
春日山の山頂に迎えたのが起源とされる春日大社。







春日大社の背後にそびえる春日山の原始林は、
約3㎢の天然林があり、多くの植物や鳥類など
手つかずの自然が残る、国の天然記念物です。

世界文化遺産 1998年登録

日本(奈良県奈良市)

訪問日 2007.5.3他


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