いにしえの沼津の人々の暮らしや漁業・農業の
歴史的な道具の展示が行われています。
この日は「海辺の情景」という企画展があり見学しました。
沼津市は、約68kmにも及ぶ海岸線を有し、
回遊魚が潮流に乗って押し寄せる豊かな海でした。
その地先の海岸は、霊峰富士を海越しに
あるいは白砂青松越しに鑑賞する絶好の景勝地で、
多くの名所絵葉書の写真として写されてきたのです。
明治時代の名所絵葉書に記録されたかつての海浜の姿を
沿岸の村々の生活を伺い知ることができました。
紅白で話題になった美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」
「ヨイトマケ」とはこういうことだったのですね。
こんな力仕事を男たちに混じって母親がしていたら
いじめられても頑張ろうと思うなと…
こうして漁業などでも使われていたヨイトマケが、
工事現場などでも使われていったのでしょう。
「ヨイっとマケ」なんて声も聞こえそうです。
そして、この年の年末も紅白で「ヨイトマケの唄」を聞きました。
うっ、泣ける
歴史民俗資料館は、沼津御用邸記念公園の中、
西附属邸と東附属邸の中間にあります。
四季折々の花々などの散策の折り、
ちょっと立ち寄れば何か発見があるかもしれません。
静岡県沼津市
2013.12.8
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます