まるみのあっちこっち巡り

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タージ・マハルの見本!?世界遺産 フマユーン廟

2014-06-21 00:15:06 | 2014インド世界遺産紀行


16~19世紀半ば、北インドを支配した
ムガール帝国の第2代皇帝フマユーンの死後、
皇帝を偲び、ペルシア出身のハージー・ベーガム妃が
ヤムナー川のほとりに建てた霊廟です。







廟への入り口となる西門です。







幾何学的な庭園の中に浮かび上がるように建てられた
フマユーン廟は、赤砂岩と白大理石が
コントラストを織り成す、ムガル建築の代表作です。







玉ねぎ型のドーム屋根が特徴です。







ドームの下に皇帝の棺があり墓碑の役割をしています。
皇帝の他、王妃などおよそ150人が埋葬されています。







寸分の狂いもない左右対称の安定感、
シンメトリーの美しさに驚きです。







「アンコール遺跡にように急な階段なので気をつけて」
ガイドさんが助言してくれましたが、
アンコールよりずっとラクにあがれますよ。
(アンコールも記事にしたいのですが…







チャール・バーグは「四分庭園」、
10ha以上の広大な庭園が4つの正方形区画に
さらに分けられています。







ペルシア人の設計により、9年の歳月をかけて、
1565年に完成したインド初の廟建築。







インドとペルシア建築の見事な融合を示し、
タージ・マハルの見本ともなった皇帝の霊廟です。







アラブ・サラーイ
建物は朽ちていますが、門が残っています。
イスラム聖職者をもてなす場所、フユマーン廟を
造る職人達が暮らしていた場所だったなど諸説ありです。

インド・デリー

2014.3.23

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4 コメント

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なぜドーム型? (あよ)
2014-06-22 20:31:39
ドーム型屋根を囲むミニドームがかわいくて、且つUFOのように見えてしまいます。150人ものご遺体があるところが世界遺産であり観光スポットなのですね。おちおち安眠していられませんね。
今回門の概念が変わるぐらい素敵な門がありますね。洗練されています。
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イスラムと深い関係が・・・ (まるみ)
2014-06-23 01:20:03
イスラム建築の傑作といわれています。
タージ・マハルほどには観光客はいませんが、本当に安眠どころではありませんね。
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ペルシャ (キハ58)
2014-06-24 22:24:12
じゅうたんといい、デザイン性は素晴らしいですね。文明の進化衰退移動、いろいろなことをイメージしちゃいました。
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文明の進化衰退移動 (まるみ)
2014-06-24 23:56:15
そうなんです。いろいろなことを考えさせられますね。
好みは分かれるところですが、そのデザインや色彩は素晴らしいと思いました。
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