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鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

手ぬぐい

2019-04-26 | 四方山話
唐突ですが(日本)手ぬぐいとか使われますか?

普通に汗拭きで使ったり,ガーゼや包帯代わりにしたり,裂いて撚って紐にしたりと,意外と便利で重宝しますよね。
(西洋)タオルに比べて嵩張らないしトレイルを走るときなどはリュックの中に1本入れています。

そして最近は,部屋のインテリアとしてちょっと飾ったりもしています(絵画や掛け軸となるとお高いもので・・・^^;)。
その飾り方ですが,直接ペタンと壁に貼ったり暖簾がわりに吊るしたりもできますが,今はこんな具合です。




おっさんランナーさんデザインのきんぎょ手ぬぐいは,手ぬぐい専用の額に入れています。




ただ専用額となるとそれなりのお値段になりますよね。そこで庶民の味方,百均(ダイソーさん)で買ったお手ごろな額やボードを使うとこうなります。この手ぬぐいもダイソーで買ったものです。^_^




そしてこちらもダイソー,その名も「手ぬぐい飾り棒」
額だと入れ替えが面倒ですが,これだと簡単に付け替えができるので四季折々お気に入りの手ぬぐいで季節感を出すことができます。
この2枚の手ぬぐい(桜吹雪と山登り)は手ぬぐい屋さんで買ったものです。






長崎のお祭り「長崎くんち」も手ぬぐいが付き物でした。毎年七つの踊り町がそれぞれのデザインの手ぬぐいを作り,配ったり奉納時に観覧席に投げたりしていました。
まぁ,お祭りには長崎に限らずねじり鉢巻や向こう鉢巻として手ぬぐいが使われていますね。

その手ぬぐいの巻き方や被り方もいろいろあるようですが,子供の頃田舎では商店などの頒布品や記念品を使ったこんなの主流でした(笑)。
男は腰にぶら下げて汗拭きに


(写真は借り物です)


女性は姉さん被りで日除けや塵除けに・・・,うちのおばあちゃんは頰被りが多かったかな ^^;


(写真は借り物です)


明日(もう今日ですね)12時にUTMF2019がスタートします。ゼロ関門の抽選を突破したランナーのみなさん頑張ってください。
知り合いのトレイルランナーもたくさん走られます。天気がちょっと心配ですがみなさんの無事な完走を祈っています。


(写真はUTMF2019HPより)

「令 和」

2019-04-01 | 四方山話
本日,2019年5月1日からの新元号が「令和」に決まりました。



安倍首相によると「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ,見事に咲き誇る梅の花のように,ひとりひとりの日本人が明日への希望とともに,それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい。」という願いを込めて,令和に決定した。ということです。

この談話を聞いて,西郷南洲(隆盛)が,甥の市来政道に送った漢詩の一節がふと思い浮かんできました。

耐雪梅花麗(雪に耐えて 梅花麗(うるわ)し)
経霜楓葉丹(霜を経て楓葉 丹(あか)し)




この「令和」,話題にもなっているとおり,万葉集 梅花の歌三十二首の序文から引用されたそうで,元号を決めるに当たって中国古典ではなく,国書(日本古典)から採用されたのは初めてらしいですね。

私自身は古典にも疎く,もちろん万葉集を語るような柄ではありませんが,せっかくなのでちょっと勉強してみました。^^;


「万葉集入門」〜(黒路よしひろ氏)のサイトより引用させていただきました。

梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序

天平二年正月十三日に,師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて,宴会を申(ひら)く。時に、初春(しよしゆん)の月(れいげつ)にして,気淑(よ)く風(やはら)ぎ,梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。加之(しかのみにあらず),曙(あけぼの)の嶺に雲移り,松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け,夕の岫(くき)に霧結び,鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。庭には新蝶(しんてふ)舞ひ,空には故雁(こがん)帰る。ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし,膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ,衿(えり)を煙霞の外に開く。淡然(たんぜん)と自(みづか)ら放(ひしきまま)にし,快然と自(みづか)ら足る。若し翰苑(かんゑん)にあらずは,何を以(も)ちてか情(こころ)を述※1(の)べむ。詩に落梅の篇を紀(しる)す。古(いにしへ)と今(いま)とそれ何そ異(こと)ならむ。宜(よろ)しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。

※1:「述」は原文では「手」遍+「慮」


【現代語訳】

天平二年正月十三日に,大宰師の大伴旅人の邸宅に集まりて,宴会を開く。時に,初春の好き月にして,空気はよく風は爽やかに,梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き,蘭は身を飾った香のように薫っている。のみにあらず,明け方の嶺には雲が移り動き,松は薄絹のような雲を掛けてきぬがさを傾け,山のくぼみには霧がわだかまり,鳥は薄霧に封じ込められて林に迷っている。庭には蝶が舞ひ,空には年を越した雁が帰ろうと飛んでいる。ここに天をきぬがさとし,地を座として,膝を近づけ酒を交わす。人々は言葉を一室の裏に忘れ,胸襟を煙霞の外に開きあっている。淡然と自らの心のままに振る舞い,快くそれぞれがら満ち足りている。これを文筆にするのでなければ,どのようにして心を表現しよう。中国にも多くの落梅の詩がある。いにしへと現在と何の違いがあろう。よろしく園の梅を詠んでいささの短詠を作ろうではないか。


黒路氏はこの序文の書き手を「山上憶良」ではないか?とおっしゃっています。

いかがでしょうか?実際に馴染むまでには時間が必要でしょうが,明るく華やかな未来がイメージできるような気がしますし,スッキリしてなかなかいい元号ではないかと思います。


王子の狐or狸?

2019-02-16 | 四方山話

バレンタインデーの14日は,東京北区の王子に用事があり直行しました。

お昼を食べて少し時間があったので,二の午のこの日,凧市が開催されているらしい「王子稲荷神社」さんにお詣りしました。



王子稲荷神社は,平安時代以前の創建と歴史も古く,東国三十三国稲荷総司の伝承があります。また,七代目立川談志師匠も演目にしていた落語「王子の狐」でも有名です。
例祭のこの日は,参道にも屋台が並びいろいろな凧も販売されています。「凧市」は江戸時代から続く行事で,当時江戸の街はよく火事に見舞われ,風が大火につながることから,風を切って大空に上る凧を火事除けのお守りにと,民衆が王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧(ひぶせのたこ)」として買い求めたのが始まりだということです。
 
二の午限定の御朱印もいただきました。




お詣りを終えて駅のほうに向かっていると,急な坂の途中にこんな幟が目に入ってきました。




大晦日には「狐の行列」も行われるなど,狐にたいへん縁の深い王子の町なのに,王子銘菓は「狸最中」?
しかもこの「狸家」さんは,創業100年以上の老舗和菓子屋さんです。聞くところによると,初代の店主さんが何か名物をと考え王子らしく狐を候補にしたものの,たしかに狐は有名である一方「狐はずる賢い」というイメージもあるので「王子に狸がおってもええやないか!」ということで敢えて狸にされたそうです。それに狸ならお腹も大きくてあんこもたくさん入りますしね。茶色(黒あん),白色(白あん)の数をオーダーしてからあんこを詰めてくださいます。この日は5匹連れて帰りました。




なかなかかわいいでしょう。
この狸くん,前から見ても後ろから見ても同じ姿をしています。そうです,裏も表もないピュアな狸くんたちなんです。




そのあと「北とぴあ」に向かったのですが,その施設の前でこんなものが目に入ってきました。



平和記念像です。サイズは小さいですが,長崎市平和公園のものと同じ姿ですね。
調べてみると,平和記念像の作者「北村西望翁」が北区に住まわれていたことが縁で,1992年に北区の平和都市宣言施行5周年を記念して建てられたものだそうです。

幼馴染新年会と観音様

2019-01-15 | 四方山話
珍しく三連休でした。初日はコストコ運転手(笑)。
中日は関東在住の幼馴染同級生の新年会,初めての開催です。
東京1人,横浜1人,千葉3人,茨城1人の6人,他にも何人かいるので次回は増えるかもしれません。

家庭の主婦が半分なのでスタートは11時半の昼飲みです。




みんな壱岐の生まれ,お刺身にはなかなか手を出しません(笑)。

2時間半で1軒目の居酒屋を出て,二次会はカラオケボックス・・・




なんと4時間も居たのに誰も1曲も歌っていません。いったい何を喋っていたのでしょう?(笑)

外に出たら夜の帳が下りていました。




連休最終日は,長南町の笠森観音までお出かけ。笠森トレイルを走るためには何度も訪れていましたが,お参りだけに来たのは初めてでした。
そんなこんなで,三連休で走った距離は,わずか19kmだけでした。^^;

十一面観音像を本尊とする笠森観音は,正式には天台宗・別格大本山 大悲山楠光院笠森寺 で坂東三十三観音の第三十一番札所にもなっています。
61本の柱に支えられた観音堂の建築様式は,日本唯一の「四方懸造」として重要文化財に指定されています。




駐車場から女坂の階段を上ると大きな夫婦杉ならぬ「三本杉」が見えてきます。




さらにその先には,子授けのご利益があると言われている霊木「子授け楠」があります。
モデルの梨花さんが,お参りしてすぐにお子さんを授かったというのは有名な話しです。
この穴を先に男性,そのあとに女性がくぐるといいらしいですよ。
んっ,そういえば娘が一人でくぐっていたけど・・・未婚の母などにならないように注意しとかないと ^^;




芭蕉翁の句碑
「五月雨に この笠森を さしもくさ」




二天門には四天王のうちの二神ではなく,向かって右に風神像,左に雷神像が安置されています。
なお、,仁王門は境内奥の右手にあります。






また,風神像の奥には閻魔大王の像が,雷神像の奥には奪衣婆と賓頭盧尊者の像が置かれています。






本堂にお参りするには,サンダルに履き替えて75段の急な階段を上る必要があり,高所恐怖症の方には・・・^^;




本堂の回廊からの眺めはなかなかの絶景です。






御朱印は本堂受付でいただけます。(拝観料大人:200円,御朱印の志納料:300円)




境内の南側には子育て地蔵堂があります。




傍らには大平洋戦争の沖縄戦で犠牲になられた方の精霊を弔う沖縄塚のお地蔵さんが観音堂を背に立っています。




さらに上に上がると「興楽の鐘」という鐘楼堂がありますので願いを込めてひと撞き!




ここ笠森観音で人気なのが,境内の縁起屋 古壺(ここ)さんでいただける「開運 黒招き猫」です。幸運,金運をもたらすそうで,宝くじの高額当選者もたくさんいらっしゃるとか・・・^_^
わが家にも三体ほどいらっしゃいますが未だに当たったためしなし・・・(^^;)




お参りのあとは,町内の食事処「やちよ」さんでらんしゅうめんをいただく予定でしたが,なんと定休日・・・(そうか月曜日でしたね^^;)。
それならと,同じ系統の「八平」さんのアリランラーメンに変更。お店に到着して1時間弱待って案内されました。






千葉県三大ラーメンのひとつ,玉ねぎ・ニンニクたっぷりの「アリランラーメン」美味しゅうございました。
わが家は好んでラーメンは食べないのですが,ここだけは(本店・長南店とも)何度もリピートしています。
「やちよ」さんのらんしゅうめんもアリラン式らしく,行列ができるほどの人気ということなので今度は食べ比べかな・・・,ご兄弟という噂もありますし,関係はないという話しも聞きますが,どちらも美味しければそれで良し!ですね(笑)。

そういえば2年半前に(RUNで)行ったときも準備中だったなー (>_<)


二〇一九

2019-01-01 | 四方山話
新年明けましておめでとうございます。相変わらずの稚拙なブログですが,本年もよろしくお願いします。

新年の幕開けは今年も昭和の森から見る初日の出でした。
が,
天気はいいものの,ちょうど朝日が昇る位置に雲があり,6時48分の日の出の時刻にはその姿を見ることはできませんでした。それでも20分ほど待ち雲の切れ間からなんとか元旦の太陽を拝むことができました。




展望台下の特等席(笑)で日の出を待っていると,キミちゃんたちチームFKのみなさんが走り初め(?)で駆け抜けて行かれました。そのあとにriorioさんが歩いて登場(笑),さらにぱっきーさん,えりまきさん,ankoさんとランナーさんが集まってこられました。私以外のみなさんはこのあと初走りを楽しまれたようです。

日の出1時間前の空,画面中央の少し右寄りから昇ってきます。




私の走り初めは午後からになりましたがやはり昭和の森です。元日からサブ40のS名さんを始め多くのランナーさんが走られていました。
昨年末に手に入れた(ステップスポーツランニングキャンペーンの賞品(adidas クーポン券)に少し手出しして ^^;)「adizero japan 4」のデビューです。




ステップ千葉店のまゆさんもランナーさんです。




梅林では少し気の早い梅の花が一輪二輪・・・




日の出はもうひとつでしたが,新年最初の夕陽はなかなか綺麗でした。
わが家から300mくらいの場所から撮った写真でずが,約150km彼方の富士山のシルエットも小さく見えています。








現皇太子の新天皇御即位に伴い5月からは新年号に変わることになりますが,今日からの新しい年が数少ない読者の皆さん(笑)にとりまして素晴らしい年でありますことをお祈りいたします。


辰の島クルーズ

2018-11-13 | 四方山話
同窓会で壱岐焼酎漬けの合間に見た,故郷の風景を「辰の島巡り」を中心にほんの少しだけ紹介しましょう。

勝本中学校ミステリーバスツアーに先立って勝本湾口三島のひとつ「辰の島」を巡る観光船ツアーが用意されていました。辰の島には「日本快水浴場100選」にも選ばれている海水浴場があり,何度かは渡船で渡ったことはありますが,島を外から見たことはなかったので,ある意味貴重な体験になりました。漁師以外の同級生も同様な思いだったようです。

壱岐では漁村部を「浦」と呼び,農村部は「在」と呼んで地名には「触」が付きます。勝本町の場合,勝本湾に面した漁業集落を勝本浦,在部の農業集落を仲触,東触,大久保触・・・etc となります。ちなみに私の実家は在部で東触に属しています。

その勝本浦の向かい勝本湾口には「名烏島(ながらすじま)」,「若宮島」,「辰の島」と三つの島がありますが,不思議なことに全部が東触に属しています。このうちの若宮島は海上自衛隊壱岐警備所が設置された有人島ですが,あとのふたつはいずれも無人島になっています。有人の若宮島には立入規制があり,また名烏島は船便もないためなかなか渡ることもできませんが,辰の島だけは夏場の渡船や周遊観光船(3月〜11月)が運行するので海水浴や景勝地の観光をすることもできます。




今回の観光船ツアーで撮った写真です。

エメラルド壱岐号も今日は還暦仕様(笑)




勝本港を出た船は,まず名烏島方面に向かいます。中瀬戸を挟んで右が名烏島,左が若宮島です。名烏島の対岸にはイルカパークや串山海水浴場・キャンプ場があります。




途中でUターンし,若宮島を右に見ながら目的地の辰の島に向かいます。




辰の島,奥に見える白い部分が海水浴場です。




壱岐の砂浜の砂は,砂岩の粒子や貝殻等の生物遺骸の粒子で構成されているので,海岸の崖などが浸食されてできた関東方面(?)の砂と違い白色からベージュ色をしています。
これが辰の島海水浴場です。水中でも舞にくい粒子なので海水の透明度も保たれるようです。




条件が揃うと,海底の白い砂に船底の影が映る「宙船」を見ることができます。


(写真:甚さんからの借り物)


一方こちらは千葉の家にも近い九十九里浜です。砂の色の違いがよく分かるかと思います。


(写真は借り物です。)


船は辰の島と若宮島の間の「アブラメ瀬戸」から対馬海峡に向かいます。この付近は「海の宮殿」と呼ばれています。






このアブラメ瀬戸は潮の流れが速く,地元の潜り(海士)も漁を行なわないので海底や瀬に付いたウニなども肉眼で見ることができます。




「マンモス岩」が左手に見えるとアブラメ瀬戸の出口もすぐそこです。




対馬海峡に出て辰の島を北側から見ます。やはり外海に出るとうねりもあり大きく揺れるようになりました。




後方に「マンモス岩」と「潮吹き岩」が見えています。




40m〜50mの断崖が150mほど続く大屏風です。




船は羽奈毛崎の断崖に近づきました。60mの断崖の途中には正直者だけに見えるという観音様(羽奈崎観音)がいらっしゃるそうなのですが・・・>_<






細く曲がりくねった潮の道が奥まで続く「蛇ヶ谷」,最奥部には「鬼の足跡」と呼ばれる空洞が口を開けています。




もう片方の足跡は約11km南の牧崎にあります。これはその牧崎の「鬼の足跡」で島の先輩,徳さんが撮られた写真です。


(写真:馬場崎の徳さん)


蛇ヶ谷から羽奈毛崎遠景,羽奈毛崎の山頂には四等三角点が設置されています。
そう言えば夏ごろだったか,藪サさんがここを訪れドローンで撮影されていましたね。




国生みで5番目にできた壱岐の島は,生き島であちこち動き回るために神様が流されてしまわないようにと島の周りに八本の柱を立ててつなぎとめたと言われています。その柱もいつの頃か折れて岩となり,折れ柱として残っていますがそのひとつがこの「目出柱」です。




約40分の船旅もあっという間に終わり,勝本の港が近づいてきました。




ここ勝本漁港は,イカやブリ,本マグロなど,全国有数の水揚げを誇る漁業基地としても知られています。





こちらは高校の同窓会のあとに登った,島の最高峰「岳の辻(212.8m)」から見た郷ノ浦湾(渡良三島)と夕陽です。




渡良三島(大島・長島・原島(はるしま))は有人島で郷ノ浦や渡良から定期便が出ています。大島と長島の間の珊瑚瀬戸には壱岐で二番目に長い「珊瑚大橋(294m)」が架かっています。




岳の辻から東南方向を見たものです。右奥に見える島影は佐賀県唐津市に属する「馬渡島(まだらじま)」です。




最後は実家の庭先から見た島の原風景?(笑) 稲刈りも終わり,今はイタリアンライグラスという牧草の緑が鮮やかです。


還 暦 式

2018-11-13 | 四方山話
今年の夏ごろに故郷からこんな案内が届いていました。




ということで還暦式・還暦同窓会参加のため長崎県は壱岐の島に帰省していました。

私の故郷「壱岐」では毎年還暦を祝う式典「壱岐市還暦式」が開催されています。行政主導の式典は全国的にも珍しいようで,Wikipediaさんによると2005年に壱岐市で初めて行われ,少しずつ広がっているとのことです。

が,

「壱岐市」は,2004年に市町村合併で誕生した市であり,島内では1968年(昭和43年)ぐらいから合併前の各町村単位で「還暦式」が行われていましたので,すでに50年も続く公式行事となっています。

今回はちょっとハードで,11月8日仕事が終わってから飛行機で福岡に飛び,0時05分発のフェリーで壱岐は芦辺港に向かい,実家に着いたのは深夜3時でした。




福岡港も雨に煙っていますが,翌日の福岡マラソンはいい天気のもとで行われたようですね。^_^




さて肝心の還暦式ですが,今年の対象者は昭和33年4月2日から昭和34年4月1日生まれの市内在住者393名と市外在住者のうち参加の意思が確認された213名の合計606名ということでした。この日はそのうちの462名が出席したということです。

まず最初に各中学校区同窓会幹事会主催の「長寿祈願祭」の神事が厳粛な雰囲気のなか執り行なわれます。壱岐は「神々が集う島」といわれるほど神社が多い島で,神社庁に登録されているだけでも150社を数えます。




祝詞が奏上され,重要無形民俗文化財に指定されている「壱岐神楽」から「二弓の舞」が奏されました。約700年の歴史を持つ壱岐神楽は,島内の神社に奉職する神職にのみ舞うことや演奏することが許された神聖なもので,芸能色が強い一般の神楽とは少々異なり神祭りに近いものと言われています。






玉串奉奠,勝本中学校はtoshiくんが代表で・・・(代表と一緒に拝礼しているので,写真は別の中学の代表のものです ^^;)




神事が終わると市主催の「還暦式」です。
まず各中学校の代表者に「還暦証書」と「記念品」が授与・贈呈されます。当時島内には中学校が10校ありましたが,過疎化・少子化のため平成23年に統廃合が行われ,いまではわずか4校に減っています。ちなみに私が卒業したのは島の北部にある「勝本中学校」です。

各校2名の代表が登壇します。




勝本中学校代表はN川くんとK子ちゃん,我が中学は先輩方から受け継いできた「赤いちゃんちゃんこ」で登場です。同級生から「手ばつなげ〜!」と声がかかると少し照れながら・・・(笑)






その後白川市長の式辞,来賓の祝辞と続き,万歳三唱で無事にお開きになりました。




午後からは各中学校ごとに還暦同窓会が行われます。また,島内に卒業中学校がないIターン者や島に嫁いでこられた還暦者には市のほうで茶話会を催してくれます。
翌10日は島内の高等学校(壱岐高校・壱岐商業高校)の還暦同窓会が開催されます。



◯9日午後:勝本中学校還暦同窓会(同級生147名中出席者85名)-二次会-三次会・・・




恩師のYMK先生にご出席いただきました。




ビンゴゲームではなんと従姉妹のえっちゃんが一等賞を引き当てました。賞品は漁師の同級生からの「お魚券」,彼らが釣り上げたイキのいい魚が送られます。何を送るかは漁師たちに任されていますが,もしかしたら200kg級の本マグロかもしれません。




誰がいいだしたのか,最後はみんなでフォークダンス!
オクラホマミキサーにマイムマイム,このときばかりはみんな15歳に戻っていました(笑)


◯10日午前:中学校同窓会ミステリーバスツアー,途中から高校の還暦同窓会に出席する者とそのままバスツアーを続ける者に分かれます。




ローカルヒーロー 離島戦隊「イキツシマン」
対馬はヤマネコグリーンだけ?^^;




◯10日午後:壱岐高校還暦同窓会(同級生388名中出席者150名)
6人の恩師の先生方にご出席いただきました。




KNGくんによる祝舞,坂本龍馬




会場のビューホテル壱岐の女将をはじめとする同級生で編成された「島ガールおもてなし隊」による壱州おけさ,焼酎音頭




同級生でお医者さんのHYMくんとそのお友達MYMくん(プロのミュージシャン)による懐かしのフォークソングメドレー




夕刻から二次会,三次会のほか,昨夜飲み足らなかったのか勝本中学校同窓会(その二)も急に予定されたようですが,久しぶりの帰省だったので夜は母親や弟家族と過ごすことにしました。

焼酎漬けの三日間でしたが,45年ぶり・42年ぶりに会う同級生も多く,15歳そして18歳にタイムスリップして懐かしく楽しい時間を過ごすことができました。
1年以上前からこの日のためにいろいろと検討準備してくれた地元在住の同級生に感謝しつつ島を後にしました。

彼岸の入り

2018-09-20 | 四方山話
先週まで赤い彼岸花が咲いていた庭先に,白花曼珠沙華(リコリス・アルビフローラ)が咲き始めました。




花が終わった赤花の跡も少し見えています。






そんな写真を撮っていると,どこからともなくキンモクセイの甘〜い香りが漂ってきました。

隣りの中学校のキンモクセイが早くも花を咲かせていました。






季節の移ろいも駆け足になってきたようですね。

東京マラソンの抽選結果発表まであと5日となりましたが,参加料 10,000円は今回が最後になりそうですね。2020年大会からは5,000円ほど値上げされそうです。

ゴースト〜ヤタガラス

2018-07-25 | 四方山話
全治2ヶ月,絶賛サボり中の親父です。^^;

秋ドラマ(TBS日曜劇場)で放送予定の池井戸潤さんの最新作「下町ロケット〜ゴースト〜」読了しました。




昨年5月の「アキラとあきら」以来の池井戸作品ですが,いつにも増して引き込まれてしまいます。

これまでも次々と襲ってくる苦境を「ロケットエンジン用バブルシステム」や「人工心臓弁ガウディ」で乗り越切ってきた佃製作所ですが,今回もいろいろとピンチが訪れます。さぁどうする佃 航平・・・
最後まで読み,えらい中途半端な終わり方だな?と思っていると,次のページにこんなことが・・・




2015年のドラマはロケット編・ガウディ編と二部構成でしたが,今秋も同様に前半がゴースト編,後半がヤタガラス編となるようですね。そのヤタガラス編に合わせて新刊発売という流れでなんでしょう。

どうも佃製作所は,ヤタガラス編あたりから帝国重工の財前部長とともに「農業」の分野に進出する模様です(あくまでも親父の推測 ^^;)。


ついでにこちらも読み返しました。




YohaS

2018-06-25 | 四方山話
土曜の午後,雨の中を千葉まで出かけてウロウロとしているときに,夕方から「YohaS(夜ハス)」というイベントが千葉公園で開催されると耳にしたのでちょっと見てみることにしました。
一緒にいた奥さんと息子は,「雨だしやめておく。」ということだったので,早めの夕食をとってふた方向にお別れ・・・




毎年千葉公園(ハス池・蓮華亭 付近)で開催されている「大賀ハスまつり」の一環として,今年初めて設けられたイベントのようです。

その大賀ハスとは,昭和26年に東京大学検見川厚生農場で,大賀一郎博士らによって発掘された3つの古代ハスの実のうちのひとつが翌年に約2,000年の眠りから目覚めて花を咲かせたものです。




雨あしも強くなってきたので開催されるのかな?と思ってスタッフの方に聞くと「はい、雨でもやります。」という答えが・・・
それもそのはず,サブタイトルに「雨の夜を楽しもう!」〜レインフェス〜(晴天決行)と書いてあるではないですか・・・^^;




夜ハスの主会場は,千葉公園内の蓮華亭とハス池,さらに綿打池のようです。
16時半頃に到着しましたが,蓮華亭は雨が凌げることもあり満員状態だったので,綿打池に設置された水上特設ステージの真正面に居場所を確保しました。




ステージを観るには最高の場所ですが,本降りの雨のなか立ちっぱなしは少々辛かったです。^^;
出演されるアーティストの方も傘を差して手漕ぎボート揺られてステージに向かわれるのでたいへんだったと思います。

17時20分からシンガー・ハワイアンミュージシャンの「うすい なおこ」さんのステージが始まりました。ハワイアンが中心でしたが,沖縄音楽も好きということで私でも知っている「童神」も歌われました。




特設ステージはアーティストの入れ替えにも時間を要するため,その時間は蓮華亭では「PILO」さんのダンスが披露されていたようです。

次は世界的な琵琶演奏家の「櫻井 亜木子」さんのステージです。
平家物語の冒頭部分とお題は分かりませんが,「西郷どん」の放送に合わせてか,西南戦争(田原坂?)をテーマにした曲を聴かせていただきました。




3組目はダンスユニットの「Qualia」のみなさんです。
ダンスパフォーマンスということなので,テントの下では無理なのかな?と思っているとメンバーの皆さんがステージに上がるころに雨が止むという奇跡が・・・






「Qualia」のステージが終わるとまた雨が・・・,
再度テントを設営してタップダンサー「村田 正樹」さんのタップダンスがスタートしました。




そして時刻は19時過ぎ,夜の帳が下りてくるといよいよお待ちかねの幻の花「夜ハス」が咲き始めました。




花を咲かせる場所は,当然ステージの前と思っていたら・・・まさかのステージ北側,人混みをかき分けかき分けやっとたどり着きました(笑)。






そう,「夜ハス」の正体は,綿打池の水面に投じられたプロジェクションマッピングでした。

月下美人

2018-06-17 | 四方山話
今年の春ごろにお隣りさんの庭に,月下美人もしくは孔雀サボテンが仲間入りしていました。あとで聞いたら「月下美人」ということでした。

月下美人はメキシコ原産のサボテン科クジャクサボテン属の多肉植物です。昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れこの話の名前を質問された時に,田台湾総督が「月下の美人です。」と答えたことからこの名前が定着したといわれています。
この月下美人は,夕方から夜にかけて白く綺麗な花を咲かせ始め,翌朝にはしぼんでしまう一夜花です。こういう特徴から花言葉は「儚い美」,「儚い恋」,「秘められた情熱」,「艶やかな美人」などがあります。

私も以前は育てていた時期がありましたが,転勤時に処分してしまいました。
ちょうど30年前,和歌山の社宅で咲いたときの写真が残っていました。




先週始め,蕾がついたときにお隣りの奥さんから,「親父さん,夜は早くにシャッターを閉めてしまうので,もし咲いているのに気づいたら教えてね。」と言われていました。
そのときは,「あと3,4日ですかね〜?」と答えていましたが,金曜日の朝,庭の水遣りの際に見たとき蕾がほぼ横向きになっていたので「今夜あたり咲くかもしれないな。」と思いながら出勤しました。




そして仕事から帰り,7時20分ごろに確認するとこんな状態になっていました。




さらに7時40分ころの状態がこれです。




お隣りさんに電話して
「あと30分から1時間で開きますよ。」と連絡すると,慌ててシャッターを上げる音が聞こえてきました(笑)。

1時間後の8時40分ころの状態です。




さらに時間が経過して9時15分ごろです。完全に開きました。






そして翌朝の7時にはすでにしおれていました。




月下美人の花は,焼酎に漬けることで長期間楽しむことができます。10年くらいは綺麗な状態を保つことができると言われています。
ほんとは咲いている状態で摘んで漬けるのですが,お隣りさんの花を勝手に摘むわけにはいきません(笑)。花が咲いて2日後の今日,奥さんとお会いできたので,お願いしてしおれた花をいただいて焼酎に漬けてみました。




今色素が抜けている状態なので濁りがあります。ある程度したら新しい焼酎に漬け直す必要がありますが,しおれた花を漬けたのでやはり形がよくないですね。

また,月下美人の花は食べることもできます。お隣りさんにも教えてあげると,ふたつ咲いたうちのひとつを食べてみるとおっしゃったので,天ぷらと酢味噌和えのレシピを渡しておきました。

釣り雑誌の絵描き達 2

2018-05-09 | 四方山話
昨日8日は,東急ハンズ渋谷店で開催されている「第2回 Fishing Illustrators 展」にお邪魔してきました。


(写真:Fishing Illustrators Japan)


釣り雑誌に色を添える6人のイラストレーターのグループ展で,もちろん今回も我らがおっさんランナーさんも参加されています。
写真の方は電話中の八尾板 浩司さん。




撮影お断りの注意書きかと思ったら・・・「SNSアップ希望です」だそうです。(^^)
んっ?その横の小さな付箋の切れ端は・・・?




私がお邪魔したときにはすでに,クロママさんとその同僚ランナーさんがおっさんランナーさんと談笑中でした。




私も記念の写真を・・・
それにしても顔の大きさが違いすぎる!(◎_◎;)




前回いただき忘れたサインもゲット!




そうこうしているときにお見えになったのが,今年のアクアラインマラソンの完走メダルをデザインされたナガイモさんです。テレビで見た授賞式のときと同じ素敵な笑顔です。
ただ,腰のコルセットが痛々しいですね。骨折が早く治りますように!




ナガイモさん,アスリート枠でエントリーしたアクアラインマラソンは落選で一般枠の抽選結果待ちだそうです。
多くの支持を集めたメダルをデザインしてくれた大会功労者だと思いますので,なんとか走っていただきたいですよね。
ちなみに5月8日にエントリーが締め切られましたが,フルマラソンの倍率は1.43倍(前回 1.49倍)のようです。




一流芸術家同士の熱のこもった会話には,秀でたものがなにもない親父は入っていけません。^^;




今回どうしても欲しかったおっさんランナーさんデザインの「きんぎょ手ぬぐい」,無事にゲットできました。(チームおっT全員が狙っているらしい・・・)




そして,私の心も夏模様〜(笑)
暑い夏に向けて涼しげに壁を飾ってくれました。




額装したきんぎょ手ぬぐいの上にちょこんと乗っているのは・・・こんな奴
みんとらさん(おっさんランナーさんの奥様)手作りの「だんごうおくん」です。




釣りが趣味の方,釣りに興味がある方,おっさんランナーさんに会って見たい方・・・,渋谷東急ハンズB2Cフロアで20日まで開催されていますよ。
なお,おっさんランナーさんが在廊されているのは,
8日,9日,16日,18日は17時~21時
12日,13日は終日の予定だそうです。

赤信号

2018-05-07 | 四方山話
今年のGW,笠森トレイルの後は風邪の悪化と足の痛みでまったく走っていなかったので,連休最終日の今日ぐらいはとリハビリランに出かけました。
が,キロ6分半でも10kmが限界でした(涙)。踵からアキレス腱の痛みは完全に慢性化しているようで,ORT50まであと20日だというのに赤信号が点灯しています。

今日の昭和の森は,行楽の家族づれに賑わっていたので,途中からは田舎道ルートに変更
花木園で一際目立つ「ゆりの木」は,昨年に比べてたくさんの花を咲かせています。




ゆりの木と言いながら,花はチューリップに似ていますね。






花芯を見ると,なるほど木蓮科の花ということが分かります。




ゆりの木の周辺では今年も唐種招霊(カラタネオガタマ)の花が甘〜い香りを放っています。

白花



赤花




栃の木(マロニエ)の花も満開です。




こちらは紅花の栃の木




下夕田池では睡蓮も






古民家オフィスの前の田んぼも田植えの準備が整いました。
水は向かいの山からの天然の湧き水を引いています。
田植えは5月13日(日)に実施予定です。



ここ古民家オフィスをベースにした里山ランニングマップもやっとできあがりました。文字が読みづらいなど改善の余地も多くありますが,とりあえずの第一弾ということで・・・




B3サイズで左がコースマップ,右がコース上の見どころ(?)などを写真付きで解説しています。




特にこの説明文などは,もう少し吟味すればよかったとやっつけ仕事を反省・・・^^;
写真もガラケーやスマホでランニングの途中で撮ったものばかりなので,「何,これ?」のようなものも・・・





珍しく寝込んでいたこともあり,GW中に出かけたところいえば,こどもの日に佐倉市にある「DIC川村記念美術館」に行ったくらいです。




DIC総合研究所に隣接する美術館で,モネやルノワールなどの印象派の絵画から,ピカソ,シャガールらの西洋近代美術,さらに20世紀後半のアメリカ美術まで,広範囲の作品が収蔵されています。




収蔵作品のほんの一部


(パンフレットより)


お昼は庭園を眺めながらレストラン「ベルヴェデーレ」でいただきました。




緑豊かな自然に囲まれた敷地内には,庭園と自然散策路や芝生広場も併設されています。




美術館の前にはカルミアの花が綺麗に咲いています。




パンフレットにはヒツジグサと書かれていますが,睡蓮との違いがよく分かりません。
睡蓮の別名という解説もあるし,日本に古来から生育している小さな白い花を付けるものをヒツジグサと呼ぶという解説もあります。




こちらは浅沙(あさざ)ですね。葉が睡蓮の葉に似ています。晴れた日にしか花は咲かないと言われています。




手前はあやめ,右奥は杜若(カキツバタ),さらに奥のほうには赤い睡蓮も咲いています。


鴻雁北

2018-04-11 | 四方山話
桜もほぼ終わりを告げ,街中ではハナミズキの花を目にするようになった今日このごろは,七十二候の「鴻雁北(こうがんかえる)」に当たります。

白や薄紅色のハナミズキ,
春にこの花を見ると津本陽さんの「椿と花水木」をまた読み返そうという気になります。(^^)






家の周りにもいろいろな花が咲いています。

「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」,ヨーロッパでは繁栄と幸福をもたらす花だそうです。




グレープヒヤシンスと呼ばれたりもする「ムスカリ」,手入れもしていませんが,年々球根が増えているようです。




秋の紅葉も楽しみな「灯台躑躅(どうだんつつじ)」




零れ種で増え,あちこちで見かけるようになった「長実雛罌粟(ながみひなげし)」・・・(ながみ)ひなげしも芥子(けし)ですが,「阿片」は採取できません。阿片が採取できる芥子の栽培は,当然に禁止されていますので注意しましょう。

ひなげしは,ポピーとか虞美人草,コクリコなどいろいろな名前で呼ばれますが,親父世代は「ひなげしの花」ですかね。(^^)
そういえば映画「コクリコ坂」のモデルといわれる横浜の「代官坂」にも咲いているのでしょうかね?(漫画を読んだことも映画を観たこともありませんが・・・^^;)




「茅萱(ちがや)」の林(笑)





夜の昭和の森では,可愛い「碇草(いかりそう)」が風に揺れています。






今年もこれで最後かな・・・(八重桜)(^^;;




一昨日は仕事帰りに綺麗な夕陽を見ることができました。


咲くやこの花

2018-04-03 | 四方山話
もう何年前になるのかも定かではありませんが,ある時,家の外壁の際に細い木が生えてきたのに気づきました。


(今朝の様子)


直径が2cm程度になったころ,どうも桜の木だろうとは思ったのですが,待てど暮らせど花は咲きません。
そのうちに,木だけはどんどん大きくなるのですが,何年たってもやっぱり花は咲きません。

「桜切るバカ,梅切らぬバカ」とか,「桜を切ると縁起がよくない」とかよく言われますが,花も咲かないし,だんだん邪魔になってきたので数年前に切ってやりました。(^^)

それでも傍枝が伸びてまた大きくなってきました。




大きくはなっても昨年まで相変わらず花を咲かせることはなかったのですが・・・,京都から帰った翌朝(昨日)なにげに見ると,なんと花が咲いているではないですか!




花と葉が一緒ということでソメイヨシノでないことは分かりますが,山桜でもなさそうだし品種が分かりません。
花を見た感じだと雄蕊が長い唐実桜(支那実桜)のような気もしますが,時期的に遅すぎるので大島桜の雑種かもしれません。あるいは大島桜そのもの?
唐実桜ならサクランボが食べられるのですが・・・^_^

特に苗や種を植えたわけでもないので,鵯あたりが種を落としていったのが芽吹いたのでしょうね。




土中に石でもあったのか?根元はこんな感じになっています。




今後も花が楽しめそうですが,あまりに外壁に近いのが気になります。かといって切ってしまうと・・・祟りが・・・(笑)
さて,どうしたものか!?





一方,庭の方では梨の花(梨雪)が咲きはじめています。








実をつけたら,今年こそちゃんと袋がけしてやろうかな。(^^)