鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

横須賀・三浦ウルトラ兼エア柴又

2017-05-30 | 大会レポ(ウルトラ)
「エイドもたくさん用意されていて,なかなか楽しそうな大会だな〜」と いつもの調子でエントリーした「第1回 横須賀・三浦100kmみちくさウルトラマラソン」兼「エア柴又2017(100km)」,あと37秒でTOVというギリギリのタイムでなんとかフニッシュゲートまでたどり着くことができました。

結果:13時間59分23秒 もちろん100kmのワースト記録です。

ゴール後にいただいた「完走証明証」にはこんなことが書かれていました。

「あなたは,”みちくさ”という誘惑的な言葉に上手く乗せられて,今回エントリーしましたか?されど,現実はそんなに甘くない!ウルトラの世界は泣きたくなる程,辛く苦しい道のりなのだ!
しかしながら,”恥”という言葉を知らないあなたは,エイドでは人目も気にせず,たらふく食べ,沿道の声援には愛想笑いを飛ばして,イタイ!痛い足をごまかしながら『完走しなければメダルがもらえない!』と歯をくいしばり,ひきつった笑顔でかろうじてゴール出来ました。
その厚かましいど根性に,大いなる尊敬の念を抱きます。この度の完走おめでとうございます。
やっぱり,あなたはエライ!!」




「これ俺のことやん,ずっと見てたんか?」と思うくらい言い得て妙な完走証でした。

レースの途中で倒れ込んで動けなくなったのは初めてで記憶が曖昧なところばかりですがレース経過などを・・・


◯スタート前
前夜に急な飲み会が入り,横須賀の宿に着いたのは深夜0時前,結局2時間ほど寝て受付会場に向かいました。
受付・スタート会場は,横須賀港の「ヴェルニー公園」,港には艦載兵器実験艦「あすか」(たぶん)も停泊していました。




明るいと1,400株のバラが綺麗なんでしょうね。




相変わらず腸脛に不安のある左膝と痛みと腫れがなかなか消えない右アキレス腱にテーピングを施し,香取市から参戦のえっちゃんとエール交換
(キミ兄さんの「激沈上等」タトゥーシールをパクらせていただきました。^^;)








みちくさマラソン走援隊 小野代表の挨拶(右),スタートゲートの下は,ゲストの海宝ロードランニングの海宝代表です。




◯〜10km:0:54:20(0:54:20)
まだ涼しさが残る午前5時,海宝代表の号砲で一斉にスタートします(ゆる〜く^_^)。えっちゃんと並んでいましたが,周りに誘われるようについつい前に出てしまいました。
スタートしてしばらくするとあの戦艦三笠が繋留されている三笠公園を通過します。そしてすぐに早くも最初のエイドです。

まだまだ元気!(始まったばかり^^;)


(撮影:コカブさん)








5km付近からは東京湾最大の自然島「猿島」が見えます。要塞の島とも言われるこの島にはいつか行ってみたいと思っています。




天気回復を予想させる空模様です。




そうこうしていると早くも馬堀のエイドに到着です。お汁粉にだし巻き卵に・・・etc






◯〜20km:1:56:18(1:01:58)
10kmを過ぎると観音崎公園に沿って遊歩道を進み,3つ目のエイドに到着。
〜今日は太りそうだな〜




千葉からボランティアのお姉様方と




このあたりは歴史遺産も多く残るところで,雰囲気のいいコースになっています。






15km付近をビーチサンダルで走るランナーさん,ウケ狙いです といいながらキロ5分半のスピードです。




黒船に想いを馳せながら浦賀港を進みます。




燈明堂エイドではOS-1がボトルで配られていました。ちょっと苦手なのでそちらはご遠慮してシュークリームをいただいて行きます。




燈明堂を後に久里浜駅を目指します。入江の向こうには久里浜火力発電所が見えています。




◯〜30km:3:08:51(1:12:33)
20kmを過ぎ,最初の難所「くりはま花の国」に入っていきます。ポピーの花畑を左に見ながら100mの高台にある冒険ランドを目指してひたすら上っていきます。






八合目付近には,その昔観音崎に上陸したというゴジラを模したすべり台があります。(ゴジラVS親父(笑))




これは箱根空木か二色空木かちょっと判断できませんでした。




坂を上りきってしばらく下るとエイドに到着します。




抜かされたり追いついたり(最後は大敗・・・)のワラーチAbさん,ワラーチ歴1年だそうです。




25kmを過ぎてR134を野比海岸に向かいます。




野比海岸エイドでカレーパンをいただき,海とは一旦別れてお山に向かいます。






武山のエイドから三浦富士・武山方面を望みます。






◯〜40km:4:23:08(1:14:17)
30kmを過ぎていよいよトレイル区間です。足が残せるのか心配です。






(三浦)富士山(183m)から本家の富士山を見たかったのですが霞んで見ることはできませんでした。






三浦富士から砲台山には寄らずに武山(206m)を目指します。




武山展望台からの見晴らしももう一つでした。




トレイルの下りはガンガン飛ばしてお山から再び海岸線に戻り,三浦海岸の中間エイドに到着です。
ここでは睦沢町みのりファームさんのTKGがいただけます。
オーナーの山田ご夫妻,そしてnoriさんを始めお世話いただいたみなさんたいへん美味しゅうございました。








ゴールが遅くてミニライブは聴けませんでしたが,デビューシングル「ランソン〜RUN SONG〜」が本大会の応援ソングになった有希さんもTKG(笑)


(写真はお借りしました。)


ヒラマサの唐揚げも美味でした。




40km手前の三浦海岸では学生ボランティアのみなさんでしょうか?海水浴シーズンに向けて浜の清掃活動が行われていました。




◯〜50km:5:40:14(1:17:06)
40kmを過ぎ金田漁港からさらに剱崎を目指します。JA付近から東京湾を挟んだ対岸に,千葉の鋸山や富山を見ることができました。まだお昼前ですが暑さも本格的になってきました。






剱崎エイドでおいなりさん,杏仁豆腐に胡麻豆腐,そして本日最初の被り水も




毘沙門トンネルを抜けると中間点の50kmです。




◯〜60km:7:07:51(1:27:37)
毘沙門漁港の先には何やらいや〜な坂道が見えています。このあたりでは女子先頭(この時点で)の美ジョガーさんと楽しく走っていました(笑)。




風力発電のであたりで女子第2位(この時点で)の関西美ジョガーにも抜かされました。




富士山も姿を見せてくれるようになりました。




このあたりからさらに暑くなり,足の痛みに疲労も加わって歩きが入るようになりました。
三崎から「城ヶ島大橋」を渡り城ヶ島公園のエイドに向かいます。なんだか体調の悪さを感じるようになりました。




エイドを出て城ヶ島灯台方面に狭い地道を走ります。




城ヶ島灯台と富士山




城ヶ島馬の背洞門です。




再び城ヶ島大橋を渡り三崎の街中に向かいます。
城ヶ島大橋を軽快に走るえっちゃんとすれ違いました。




◯〜70km:8:41:48(1:33:57)
60kmを過ぎるとすぐに三崎エイド到着です。
さすがマグロの三崎,たくさんの観光客で賑わっています。






県道216号油壺の坂はまったく走れません。油壺入口の交差点から県道26号に入り引橋のエイドに向かってダラダラと上っていきます。




エイドを過ぎ国道134号線,京急三崎口駅を過ぎたあたりが70kmでした。だんだんと写真を撮る元気も失せていき,距離表示も見落とすようになってきました。なので次から変な区切りになっています。^^;


◯〜75km:9:35:52(0:54:04)
この5kmを1時間近くかけて,なんとかソレイユの丘(湘南国際村折り返し後の最終ゴール地点)に到着し,アイスをいただきます。ところがこのアイスを半分も食べることができません(涙)。
リタイアも覚悟してリスタートします。




75km付近で再びえっちゃんに遭遇,かなり差を詰められたようです。




◯〜85km:11:35:45(1:59:53)
陸上自衛隊武山駐屯地を左に見ながら西行政センターのエイドに向かいますが,このあたりから腕に痺れを感じるようになります。
エイドでフルーツポンチなどをいただき,佐島公園のエイドに向けて走り出しますが,坐骨神経痛からくる下肢の怠さも加わり,さらに歩きや座り込み(笑)の方が多くなります。




なんとか佐島公園エイドに到着したものの,フラフラの状態で倒れ込んで寝てしまったようです。
どれくらい寝たのでしょうか?「親父さん,親父さ〜ん」という声に気づくと,えっちゃんが追いついてきて心配してくれていました。余計な写真も・・・(笑)




えっちゃんは「一緒に行きましょう。動けなくなったらおぶりますよ。」とまで言ってくれますが,まだ起き上ることができず,寝たまま「もう少し様子を見るから先に行ってください。」と先には行ってもらいました。

この時点で残り時間は3時間ほど,距離は20km弱なので普通の状態ならなんの問題もないのですが,10kmに2時間近く掛かるような体たらくでは完走もおぼつかないと思い,このときはほとんどリタイヤを考えているような状況でした。

そんななかリタイアは最後の選択と考え,両腕に貼ったタトゥーシールの言葉を復唱します。
左:「ここまでと思ったらそこまで」
右:「こころが萎えた人が負け」
いずれも薬師寺の大谷徹奘師の言葉です。

そろそろと立ち上がって牛乳を二杯いただき,フラフラとえっちゃんの後を追うことにしました。
エイドでの補給もちゃんとやったつもりでしたが,やはり脱水状態だったのでしょうね。(帰って体重を測ると前夜から5kgも減っていました。)

しばらく眠ったのがよかったのか,なんとか少しずつ走れる程度には回復していました。
芦名の海水浴場から住宅地の上りに差し掛かったあたりでえっちゃんの姿を捉えることができました。そして歩いたり走ったりですが,立石公園のエイド前で追いつくことができました。みなさんエイドに寄られますが,ここは時間短縮のため通過します。

湘南国際村秋谷入口を右折して,標高12mから202mの高台までの約3.5kmの距離を駆け上るという(ほとんど歩きですが)このコース最大の難所に挑みます(体調の悪化もあり,山越えのトレイル区間よりしんどく感じました)。
久留和,関根のふたつのトンネルを超えたあたりが85km地点です。ここから子安の里通りをひたすら上ります。


◯〜95km:13:16:15(1:40:30)
途中には天国にでも続いているかのような大階段も見えますが,ここは通りません。


(写真は借り物です。)


先に折り返してきたえっちゃんにも声をかけてもらい,なんとかなんとか湘南国際村最上部にあるエイドに到着しました。




ここからの葉山方面の景色は最高です。




そしてここで偶然お会いしたのが,FBでもお世話になっているU田さん。仲間の応援も兼ねてロードバイクで上ってこられたそうです。
そのU田さんから「残り時間考えると,ここでゆっくりなんかしてられないよ,早く行け〜!」とハッパをかけていただきました。




残り12kmを1時間半,とにかく行くしかありません。秋谷の交差点まではほぼ下り,時間稼ぎのために走り続けます。
そこからはまた,走ったり歩いたりを繰り返し,西行政センター手前で95kmを通過,微妙な時間です。


◯〜100km:13:59:23(0:43:08)
西行政センターでトイレに寄り残り距離を聞くと4.3km,少しだけ完走も見えてきました。

林交差点付近に「あと3km」の表示がありました。ここで初めてガーミンを起動(ウルトラではたまにペースを確認するくらいでほとんど使いません)。残り時間は30分ほど・・・
1km走ったところで残り2km,しかし残り1kmの表示が・・・なかなか現れません。その表示はソレイユの丘入口の交差点まできてやっとありました。ガーミンのほうはすでに2.4kmになっています。ところが交差点の誘導員さんから驚きの情報が・・・「あと1.6kmです。頑張ってください。」
え〜〜っ! 制限時間まで10分,途中300mほどの上りもあります。まさにギリギリの勝負になりました(公認コースでもましてや公認大会でもないし,よくあることなので気にはしませんが,正直焦りました〜(笑))。

ここからは前にいる人全員を抜くつもりで死ぬ気で走ります。ゴール後帰路についた車の中からも「まだ行ける,頑張れ!」と声がかかります。
坂を上り終えラスト200m,フィニッシュ会場のMCの方を始めたくさんの人の声援が聞こえます。最後に時計を確認してやっと完走を確信しました。 そして長い長い14時間が終わりました・・・。
途中ナンバーカードを外しかけたこともありましたが,なんとか思いとどまりゴールにたどり着くことができました。
ゴール後は楽しみにしていたマグロの漬け丼を口にすることも,お風呂に入ることもなく,65kmの部を完走されたご近所ランナーのえりまきさんに介抱されながら(笑)家路につきました。

充実した多くのエイドを最後まで楽しむことができなかったことは残念ですが,大会運営に携われたスタッフやたくさんのボランティアのみなさん,そしてえっちゃんを始め一緒に走ったランナーのみなさんに感謝します。
また,エア柴又を運営いただいているりょうたさんにもあらためて感謝です。

食べたかった〜(笑)








参加賞もたくさん




三浦みちくさ&エア柴又

2017-05-25 | ランネタ
早いもので「第1回 横須賀・三浦100kmみちくさウルトラマラソン」が週末の土曜日に迫ってきました。

今年は,昨年のけんいちさんの後を受けて戌夜のランナーりょうたさんがホストを務められる「エア柴又2017」にもダブルエントリーさせていただいたので,みちくさのナンバーカードとは別にこちらのナンバーカードも付けて走ります(ちなみにセロテープではなく,アイロンプリント仕様です(笑))。




みちくさの大会に遠慮してかなり小さめにしましたが,それでも「ダメっ!」と言われたらりょうたさん「ごめんなさい」。^^;




大会は横須賀のヴェルニー公園を朝の5時にスタートして,海岸線を走りぐるっと三浦半島を制覇するルートになっています。
が,
途中の野比海岸からは,(三浦)富士山-砲台山-武山とトレイルコースも用意されているようです(笑)。




そしてこの大会のもうひとつの楽しみは,日本最大級とも言われる19ヶ所+αの激ウマエイドです。大会コース案内(A3)の裏面いっぱいにエイド情報!(笑)




ゴールでは「マグロ漬け丼」なども用意されているようですし,これを全部制覇しようとすると制限時間(14時間)だけでなく体重までオーバーしそうです(笑)。

昨年10月以来の100kmとなるので,エイドもしっかり楽しみながらマナーを守って時間内の完走を目指します。




ただ,暑さ(と上り ^^;)が苦手な私は,昨日までの曇り予報から晴れ予報に変わりつつあるのが気になるところです。




今年も庭にどくだみが蔓延り始めました。花だけ見れば可愛いいんですけどね(笑)。特に白いドレスを纏ったような八重咲きの花は小さいながらも目を引きます。






庭木を覆うように繁殖している忍冬も,白い花よりも黄色い花が目立つようになってきました。




玄関先のエゴノキはそろそろ終わりを迎えています。


初ガチゆる走

2017-05-23 | 千葉を走る(昭和の森)
最近いろいろな方のブログでも目にする,巷で話題の「ガチゆる走」というものをやってみました。(今ごろかい!^^;)

NHKの「ラン×スマ」で紹介された練習方法らしいのですが,わが家はBSが見られないので(^^;)他の方のブログ記事などを参考にさせていただきました。

まずは「ガチゆる走」なるもののお勉強から・・・
以下のほとんどは,解説がとても分かりやすかった「駿介」さんのブログ記事から引用させていただきました。

ガチゆる走とは・・・持久力を上げるために脂肪を優先して燃焼させて低燃費な体を作るトレーニングで,ガチランはレースペースマイナス1分,ゆるランはレースペースプラス1分が目処(とのこと)。

1 1kmジョグ(ウォーミングアップ)

2 1kmガチ:目的はアドレナリンを分泌させることで脂肪を分解してエネルギーに変える(らしい)。1km未満でもいいらしいですが,逆に1km以上はガチでは走られなくなるのでNG

3 約3分間休憩:この間に水の摂取はいいそうですが,糖分が含まれるスポーツドリンクなどは脂肪燃焼作用が弱まるためNG

4 1kmガチ(2本目)

5 ゆるラン:4のガチランの後は休憩を入れずにゆるランを最低7km(7km以上ならどれだけ長く走ってもOK)。脂肪が燃えていると体が軽くなるような感じがする(らしい)。

以上を踏まえて朝の4時,レースペースを4:50と想定してスタート!

1:(ジョグ)5:46
2:(ガチラン)3:45
3:休憩(3分)
4:(ガチラン)3:41
5:(ゆるラン)5:17-5:40-5:45-5:45-5:45-5:44-5:39-5:40




久しぶりに1kmを真剣に走りましたが,4分を切るのがしんどいと言っていたこれまでは楽をしていた(サボっていた)ということですね。
ガチの後のゆるランは体が軽いというか,意識して抑えないとペースが自然と上がってしまうほどに楽に感じました。
トレーニングとしてはこれを週に1〜2回やるといいらしいです。

日の出の時間にゼーハーゼーハー言いながら走っている親父は異様に見えることでしょうね(笑)。




昭和の森も「山法師」が咲き始めました。




今年も全日本年齢別マラソンランキングが発表されましたが,ブラックマンデー以上の大暴落でした。「ガチゆる走」でV字回復と行きたいところですが・・・

415位→239位→298位→276位→244位→791位


トレイルのコースも

2017-05-21 | ご近ジョグ(千葉)
古民家オフィスからの「ランニング・散策コースマップ」作りの続きで19日は約5kmコースを走り,今日は新たに昭和の森をメインに(プチ)トレイルコースを考えてみました。

《約5kmコース》








《プチトレイルコース(約9km)》
(注)つまらない写真だらけです。適当にスルーしてください。^^;








古民家オフィスをスタートして小山の集落を抜けると右手が「水辺の郷公園」です。




階段好きの方は,ここを何本か往復するのも有ですね。一番下からだと「204段」あります。




約1.3km走って道路を渡ると「昭和の森 下夕田池」です。この時期は水面の半分近くが睡蓮に覆われています。




「春の道」との分岐付近からお花見広場に向かって丸太階段を上ります。ここを上ったあたりからは,冬の晴れた朝には遠く富士山を見ることもできます。




上り切ったらすぐ右折して竹林方面に一気に下って行きます。




下り階段を下りたあたりでは,もうすぐホタルの乱舞を観ることができます。このあとちょっとした竹林を走ります。




竹林を終えて「萩の道」を上ります。




丸太階段を上りきり「秋の道」から「冬の道」へと下りていきます。




苔の生えたシングルトラックが「冬の道」です。




「冬の道」から「四季の道」に出てstarmanさん坂トレコースを走ります。(^^)




激坂を上ったところを左折するとお花見広場,右折すると梅林です。今回は梅林に沿って「秋の道」入口までサイクルロード,または芝コースを走ります。




「秋の道」からすぐ「あじさいの小径」に入っていきます。




「あじさいの小径」をでると展望台です。遠く九十九里の海まで望むことができます。




展望台を後にして「ななもじり坂」を小中池に下りていきます。切り通しのダブルトラックがいい雰囲気です。




「小中池」です。右の奥のほうに「小中大滝」があります。




小中の集落から素掘りのトンネルを抜けると,小食土の田園風景が目に入ってきます。




しばらくロードを走って再びトレイルに入ります。このルートは,小食土の「八幡神社」の参道となっています。




シングルトラックの激坂を上り切ると小食土の「八幡神社」に到着します。昭和の森ランナーさんは,レース前にお詣りされています。(^^)




再び昭和の森に戻り,辰ヶ台遺跡を経由して展望台を左に見ながらお花見広場に向かいます。




お花見広場から湿性植物園(花菖蒲園)に一旦下りて,すぐ向かいの階段を冒険広場のほうに上ります。ここでは市立船橋高校陸上部の選手がトレーニングしている姿をよく目にします。






冒険広場からローラーすべり台を見ながら下って,またすぐ前の階段を展望広場目指して上ります。






途中こういう「キジ」くんの姿もよく目にします。




「石楠花の道」を下り,再びローラーすべり台を見上げながらモミジ広場を経由して太陽の広場まで駆け上がります。




休日の太陽の広場では,運がいいとkuribowさんにも会えるかも・・・




荻生道遺跡から第二駐車場横を下り,「湿性植物園」に下りていきます。




「湿性植物園」からカタクリの群生地を横目に「昭和の森フォレストビレッジ」に向けて最後の上りを上ります。






フォレストビレッジの広場に新設されたフットサル場を右に見ながら第二キャンプ場を抜けていきます。






第一キャンプ場の手前を左折して丸太階段を下ると下夕田池です。






ここから来た道を古民家オフィスに戻って終了です。




今日のこのコースを昭和の森のマップに書き込んでみました(赤い線)。


ランニングコミュニティ

2017-05-16 | ご近ジョグ(千葉)
私が住む地域で活動するNPO法人に「土気NGO」という団体があります。地元の若者を中心に地域の活性化や新住民と従来からの住民(里山住民)の融和などを目指して様々なイベントなどが行われています。

昨年団体の事務所も街中から里山の古民家に移し,この古民家を活かしてランニング・コミュニティや将来的には民泊(特区)なども検討されています。




そのようななか今回「スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラム」の助成が決定し,「空き古民家をランニングコミュニティケアの駅として利活用:新住民のランニングとウォーキングで周辺農村農村ケアを支える」というプロジェクトがスタートしました。
5月から日曜日はスタッフが常駐することになりましたのでたくさんの人が気軽に立ち寄ってくださるようになるといいですね。




今後は,この古民家の倉(物置)をランニングステーション&パブリックキッチン(1階)にして多くの人がくつろげる場所にするという構想のようです。(2階は宿泊施設)




5月21日には,ここを拠点としたランニング・散策コースのマップを作るためのミーティングも始まります。
これくらいなら私もお手伝いできるかもと思い,参加させていただくことにしました。




ミーティングの前にジョギングシミュレーターを使って私なりの「約3kmコース」・「約5kmコース」・「約10kmコース」を考えてみました。
そのうちの約3kmコースを日曜日に,約10kmコースを今朝実際に走ってみました。

《約3kmコース》








《約10kmコース》








10kmコースは,すぐ近くの「昭和の森公園」の草花を愛でながら走ることができます(笑)。今は下夕田池の睡蓮が見ごろです。






3kmコースから少し公園に入ると「朴の木」が大きな花を咲かせています。




オフィスと「昭和の森公園」の間に位置する「水辺の郷公園」には「黄菖蒲」が咲いていました。




アップダウンが多く,市原方面に向かわないとフラットなコースの設定ができないのが悩みどころです。^^;

寺ふぇす

2017-05-13 | ご近ジョグ(千葉)



先日見かけたこの案内板が気になっていたので,今日のお昼からラン仲間のriorioさんと出かけてきました。終始大雨で場所によってはくるぶしまで水に浸かりながらよくやりますよね〜^^;


(写真提供:riorioスポーツ)


宝蔵寺さんの前は何度か走っていましたが,お参りするのは初めてです。ご住職の奥様がいろいろなカルチャー教室を開催されていらっしゃるようで,そのお仲間や生徒さんが集まっていらっしゃいました。
いろいろな体験もできるようです。「寺ヨガ」とかちょっと気になりますね。少しは身体も柔らかくなりますでしょうか・・・? もう少しゆっくりしてもよかったのですが,雨粒がどんどん大きくなってきたので・・・






境内にはミニバラ園があります。今年は開花が少し遅れているようです。満開の時期にも寄ってみたいですね。




立派な本堂です。




参拝の記しに,ご住職に御首題(御朱印)をいただきました。




御朱印帳しか持っていなかったのでまずいかな・・・と思っていましたが,奥様手作りの御首題帳も用意されていました。
やはり日蓮宗のお寺さん用に,御首題帳も用意しておいた方がいいですね。(御朱印帳だといただけない場合もあるようです。)




なんとBeans工房さんのハンドドリップコーヒーがいただけます(100円)。


(写真提供:riorioスポーツ)


riorioさんくつろぎ中 (^^)




riorioさんの案内で近くにあるらしいという小学校跡地へ,二本の石柱は当時の校門のようです。




「土気小学校第二分校跡」という石碑が建てられています。




今は公園になっています。
明治6年に創設された大和小学校が明治41年に土気尋常小学校に統合され第二分校となり,昭和41年に本校に統合されるまで存在していたようです。




第二分校と聞いて,「じゃあ第一分校跡にも行きましょう。」と,今度は私の案内で向かいます。




こちらは畑になっています。
明治6年に創設された大椎小学校が明治41年に土気尋常小学校に統合され第一分校となり,昭和41年に本校に統合されるまで存在していたようです。




大雨の中でしたが,なかなか楽しいご近所散策ランでした。


八十八鍛え

2017-05-10 | ランネタ
久しぶりに本のことでも,
今回はジョグノやFBでもお世話になっている小説家,倉阪鬼一郎さんの時代小説「大江戸秘脚便シリーズ」についてです。




安政年間の町飛脚の活躍を描いた時代小説なんですが,昨年の6月にスタートしたこのシリーズには次のような耳慣れない言葉が出てきます。
では問題です,次の言葉を現代の言葉(カタカナ語)にしてください。

1.長遅走り(ながおそばしり)
2.終い上げ(しまいあげ)
3.尻上がり走り(しりあがりばしり)
4.足先走り(あしさきばしり)
5.休み入れ走り(やすみいればしり)
6.刃磨き(はみがき)
7.布切れ(ぬのきれ)
8.力のせ(ちからのせ)
9.終いの細横幕(しまいのほそよこまく)
10.八十八鍛え(やそはちぎたえ)

なんのことかわかりましたか?(笑)


これは現代のランニング用語を,江戸時代だったらたぶんこう言ったであろうという倉阪さんなりの訳語なんです。他にもいろいろ面白い言葉が出てきます。

そうなんです。このシリーズは,時代小説なのにマラソン小説としても楽しめるという倉阪ワールドなんです。
というのも,倉阪さんはフルマラソン(ベスト:3時間39分)からウルトラマラソンまでこなす走る小説家さんで,最近はトライアスロンやトレイルランとさらに幅を広げられています。
弟さんともあるウルトラマラソンでご一緒したことがありますが,ご兄弟揃っての俗に言うド◯なランナーさんです(笑)。

時代小説なのにその参考文献として,リディアードのランニングバイブルとかダニエルズのランニングフォーミュラとか・・・さらには砂田さんや青山さんなどの著書まで並んでいます(笑)。




そしてシリーズ3作目の「大江戸秘脚便〜開運十社巡り〜」が 5月16日にリリースされます。前作でもこの十社巡りについて予告されていましたので楽しみにしていましたが,これを読んだら実際に「東京十社巡りマラニック」をやって見ようと思っています。ラン友のさりーさん夫妻を始め「東京十社巡り」をやったランナーさんもたくさんいらっしゃいますが,また違った楽しみがあるかもしれないと期待しています。上手く回れば40km〜45kmくらいの走行距離になると思います。


(写真は借り物です。)


なお,「東京十社巡り」は,明治天皇が明治元年に定められた准勅祭神社を巡ってご利益をいただこうというもので,昭和天皇の即位50年を奉祝して昭和50年に始まったものですからかなり新しい風習といえます。これをあえて江戸時代にやったという経緯にも興味があります。^_^


(写真は借り物です。^^;)


(写真は借り物です。^^;)


また,倉阪さんは現代版(笑)のマラソン小説も書かれています。
湘南国際マラソンが舞台の「湘南ランナーズ・ハイ」,ひらつか24時間リレーマラソンが舞台の「夜になっても走り続けろ」の2作品です。
そして次の作品は,多摩川を舞台にした架空のウルトラマラソンの物語になるようです。(^^)




それでは問題の答えです。

1.LSD
2.ラストスパート
3.ビルドアップ走
4.フォアフット走
5.インターバル
6.シャープナー
7.ゼッケン(ナンバーカード)
8.カーボ・ローディング
9.ゴールテープ
10.ヤッソ800

いかがでしたか?


参考:東京十社

神田明神
亀戸天神社
富岡八幡宮
芝大神宮
品川神社
赤坂氷川神社
日枝山王神社
白山神社
王子神社
根津神社

睡蓮開花

2017-05-07 | 千葉を走る(昭和の森)
GW最終日は,昭和の森散策ラン 16kmほど

下夕田池では「睡蓮」の花が咲き始めました。








少し見上げると「栃の木」や「紅花栃の木」の花が咲いています。






足下には「赤花夕化粧」と「庭石菖」も・・・






先月は黄色いタンポポの絨毯だった梅林も,今日は白い綿毛の絨毯に変わっていました。




花木園付近には「唐種招霊(カラタネオガタマ)」のバナナに似た甘〜い匂いが漂っています。






「都忘れ」の花も綺麗に咲いています。




第2駐車場入口では,「ミズキ」の花が迎えてくれます。


TOGANE 2LAKES 30

2017-05-07 | 千葉を走る(その他)
6日日曜日は,「昭和の森ランナーズ」のラン友さん(サブ3ランナーさん,サブ4美ジョガーさん)を案内して東金方面に30kmマラニックに出かけてきました。
ちなみに「昭和の森ランナーズ」というランニングクラブはありません(笑)。
アップダウンあり,ちょっとしたトレイルありと変化のあるルートをチョイスして,おまけとして途中に激坂アタックに用意しました(笑)。立夏を過ぎて暑い一日になりましたが,さすが実力者のお二人は難なく完走でした。

ルートのアップダウンはこんな感じでした。




土気城(跡)搦め手のクラン坂を大網に向かって下りて行きます。




最大勾配は,28%とも30%とも言われる通称「男坂」を楽々と駆け上がるKTOさん




えりまきさんも間もなく折り返しです。




雄蛇ヶ池到着




雄蛇ヶ池の遊歩道は気持ちよく走れます。




日吉神社でもらい水(笑)




杉木立のなかの雰囲気のあるトレイルです。




日吉神社から八鶴湖まで一気に下ります。






八鶴湖到着




辺田方トレイルの途中,浅間神社の三猿と二猿(笑)




山王台公園からの東金市内,遠くには九十九里の海が見えています。激坂を上り返して少々お疲れぎみ?




雄蛇ヶ池まで戻って残りは10km






途中ちょっとしたアクシデントもありましたが,暑いなかでも楽しみながら走れた30kmでした。(^^) お付き合いいただいたお二方,ありがとうございました。