鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

月の沙漠で

2016-12-31 | 千葉を走る(その他)
暮れも迫った29日,御宿町まで車をとばし2月に開催される「おんじゅくオーシャントレイル」の10マイルコースを走ってきました。(本番の大会には参加できません。^^;)




そうそう御宿に向かう途中で,睦沢町の道の駅あたりを淡々と走るぱっきーさんとすれ違いました。

おんじゅくDE元気のK村さんにコースの状況を聞こうと思い,事務所に寄ってみましたが「本日休業」でした(笑)。

月の沙漠(御宿中央海岸)をスタートし,サンドスキー場跡を目指します。




サンドスキー場跡では埼玉県から来たという高校生がトレーニング中でした。大きなタイヤを引いて砂の斜面を駆け上る姿を見ていると,昔のスポ根ドラマを思い出します。




サンドスキー場跡を抜けて岩和田林道に入ります。KBTさんからの情報でコースの状況はかなり悪いとは聞いていましたが,笹の回廊もこんな状態です。



ブッシュとは格闘しながらトレイルを抜け,いったん岩和田の集落に戻ってメキシコ祈念塔を目指します。








メキシコ祈念塔からはロードを走って小浦海岸に向かいます。
途中コースを離れて大波月海岸に寄り道,「ローソク岩」に波が打ち寄せていました。




素掘りのトンネルを抜けると小浦海岸です。










小浦海岸から笹の回廊を走って長浜海岸に向かいます。長浜海岸は崩落の危険があるため,残念ながら大会で走ることはできません。




ところが,潮時を間違えてしまい岸壁にまで波が打ち寄せて海岸に降りることもできません(涙)。




海岸沿いを走ることは諦め,大会のコースになっているトレイルを進みます。気持ちのいいトレイルが続いていますが,倒木も多いです。






ひょうたん池まで来るとしばらくロードを走り,再び岩和田林道に入ります。
本来なら谷津田の雰囲気を感じることができる場所なんですが,この時期は荒れ放題でイノシシくんたちの無法地帯と化しています(笑)。
小川に架かる橋は流され,杉の大木が倒れてコースを完全に塞いでいます。








杉の倒木の下をくぐるか,山の斜面を上って越えるか悩んだ末に,斜面にあるよじ登って数本上って倒木を越えましたが,その先にもまた・・・




岩和田林道のD2からD4の間の状態は特にひどかったです。このあと素掘りのトンネルを抜けて前半のコースに合流します。




ここがトレイルの入口ですが,コースを知らないと気づかないかもしれませんね。




サンドスキー場跡に戻ってきました。




もう一度メキシコ祈念塔に向かい,岩和田漁港を経由して砂浜を走るとゴールです。








今はこんな状態ですが,1月からコース整備が行われますので,大会では気持ちよく走ることができると思います。
参加されるみなさんは頑張ってください。

激沈上等!

2016-12-26 | 千葉を走る(昭和の森)
昨日はいい天気のなか,ホームの昭和の森でゆるジョグ。
2月19日開催の陸連主催「X-RUN CHIBA」に向けて芝の養生が始まり,名物のクロカン坂などが走られなくなっていますが,来年の都大路を目指す県内外の高校生が練習に取り組んでいました。






最初はウインドブレーカーを着ていましたが,すぐに暑くなり,キミ兄さんから送っていただいた「激沈上等Tシャツ」をお披露目することになりました。やっぱりこのTシャツ目立ちますね〜,高校生たちも興味深そうにジロジロみていました(笑)。




キミ兄さん,(人気)マラソン大会の大舞台でなく,地元の公園でのお披露目になってしまいすいませんでした(汗)。




ちなみにキミ兄さんによると「激沈上等」とは,
「沈没覚悟で激走するけど文句あるか!」という意味だそうです。


高校生たちの軽やかな走りを横目に,芝コースやサイクルコースをゆるゆるグルグルと走って15kmを過ぎたあたりで,走路のちょっとした出っ張りにつまづいてまさかの大転倒,左の掌と右膝に擦過傷,右肩打撲痛・・・これまでランニング中にまともに転けることはめったになかったのですが,これも年の所為でしょうか?(涙)




太陽の広場では,先週に続いてシャボン玉おじさんことkuribowさんにお会いしました。
サンタさんに扮したkuribowさんが繰り出すジャンボシャボン玉に子どもたちも大喜びで,素敵なクリスマスプレゼントになったようです。








もう待てないよ〜・・・(笑)

鋸山トレイルラン2016

2016-12-19 | 大会レポ(トレラン)


先週の土曜日(12/17)は,「房総半島横断トレイル&アウトドアクエスト」鋸山ラウンド(30Km)に参加してきました。



まずは結果から(参加人数はエントリーベース)
4時間28分24秒 50位/314人中 (年代別 4位/42人中)

今年は,昨年から始まった「房総半島横断トレイル(70km)」と同日開催となったこともあり,第7回目の開催となる鋸山ラウンド(旧鋸山トレイルラン)の参加者は,前回参加時の970人ほどから大幅に減って314人でした。おかげで順位のほうは良くなりましたが,そういうことなので素直には喜べません(笑)。ちなみに70kmの参加者は550人ほどだったようです。
前回より18分も遅かったのは,コース変更で距離が延びたこともありますが,一番の原因は練習不足です。

今回はご近所ランナーのriorioさんの車に,starmanさんと一緒に同乗させていただいて,富津市金谷港の会場に7時半頃到着しました。
心配された風もほとんどなく,天気も最高で富士山が綺麗に見えていました。




駐車場で着替えながらふと横を見ると,deburaさん,お〜さんご夫妻が,さらにその向こうにはケースケさんが,とさっそく知り合いさんにお会いしました。そうこうしていると,ankoさんやえりまきさん,白キノコさんと昭和の森ご近所ランナーズのみなさんも勢揃い。
前:えりまきさん
後:左からankoさん,親父,starmanさん,白キノコさん,riorioさん




そして「どこにいますか?」と聞きながら突然現れたのは,えっちゃん!なんとボランティアで参加とのこと,誰にも知らせずサプライズ成功だって。




2015年の館山若潮マラソン以来,約2年ぶりにケースケさんと・・・




そのあと「チームおっT(おっさんランナーズ)」のみなさんとの顔合わせです。走るイラストレーターおっさんランナーさんが描く,漫画ブログの読者さんたちですが,集まるたびにメンバーが増えているようです。おっさんランナーご夫妻に初めてお会いしたのが2013年のこの大会でした。今回はその時に漫画に描いていただいた「鋸山黄レンジャー」を意識したのですが,残念ながら今回お二人は不参加です。


(写真提供:だぶスポーツ)


チームおっTのメンバーは,さりーさん,さりーぱぱさん,ねこあしさん,班長さん,deburaさん,お〜さん,こうめさん,おばやんさん,ハービーさん,じぇっとさん,だぶさん,湾岸スキーヤーさん,ろっしさん,さる隊長さん,鈍足親父 (順不同)


(写真提供:だぶスポーツ)



10時ちょうどに30kmの部がスタートします(15kmの部は10:55スタート)。1kmほど海岸線を走り,県道237号(浜金谷停車場線)に入って700mほど進んで金谷元名林道に入りひたすら上っていきます。上りが苦手な親父はすぐにstarmanさんに交わされてしまいます。
5kmを過ぎたあたりで竹岡林道と合流したところでシングルトラックのトレイルに入ります。








楽しいトレイルも長くは続かず,上白狐の集落に向かう農道に出てさらに舗装道路が続きます。このあたりでなんとかstarmanさんに追いつきました。(後半は離される一方でしたが ^^;)しばらく走っているとボランティアでコース誘導をしているえっちゃんと出会いました。お疲れ様です。






上白狐からはまたトレイルに入りますが,この上りが意外としんどい。そしてピーク228を過ぎると下りになりますがかなりの悪路です。
前にランナーさんが見えなくなったあたりで最初のコースロスト,しかしここはすぐに気づき戻ったので大きなロスにはなりませんでした。
ここからの下りはスリッピーでとにかく滑りますが,私の場合こういうところで時間を稼ぐしかないのでここは攻めます。
いったん舗装された林道に出て少し上り,橋を渡って再びトレイルに入り,例の採石場に向かいます。






ふたつの小川を越えて,喘ぎながらピークを抜けると特撮映画に出てくるような採石場の景色が広がります。




ここでstarmanさんや湾岸スキーヤーさんと一緒になったので,お互いに写真撮りながら景色を楽しんでいました。










採石場をあとに荒れたダンプ道を下る途中では,MTBの練習(?)をしている子供たちが声援を送ってくれます。この間にstarmanさんには置き去りにされ,湾岸スキーヤーさんと二人で第一エイド(第二も同じ場所ですが)がある鋸山登山口に向かってひたすら上ります。
エイドに到着すると15kmの部に参加のお〜さんと出会いました。途中でふくらはぎが攣りたいへんだったようです。




スポドリを一杯いだだき鋸山山塊に突入します。エイドがある登山口から東の肩までは15kmの部のランナーさんとのすれ違いがあるので楽しみです。トレイルに入ってすぐにdeburaさんとこうめに出会い,そのあともねこあしさん,じぇっとさんとエール交換,知らないランナーさんとも声を掛け合ってすれ違います。


(写真提供:こうめスポーツ)


東の肩を過ぎ,鋸山山頂(329m)までやってきました。




山頂を過ぎると絶壁階段が待っています。今日は天気も良くて東京湾から対岸まで綺麗に見えています。






階段を吹抜洞窟まで降りてくると,誘導の女性が「関東ふれあいの道コース」に導いてくれます。前回まではここから「車力道コース」を下っていたのですが,今年はコースが変わっていました。
石切場跡や地獄のぞきを見上げながら浜金谷に向かってひたすら降りていきます。このあたりで2度目のコースロスト。ここも大きな影響もなく復帰できました。






途中のあじさい広場の観月台からは綺麗な富士山も見ることができました。




観月台からの長い長い階段を降りて「車力道コース」と合流し,「安兵衛井戸と沢コース」との分岐のCPでナンバーカードにチェックを受けて東の肩に向かって上り返します。毎回そうですが,この「安兵衛井戸と沢コース」は陽が当たらないためか,川沿いの道がぐちゃぐちゃでとにかく走りにくいです。




今回のコースでは唯一の素掘りのトンネルです。今年は足元への灯りの設置がなく,ライトがないランナーさんは苦労されたかもしれませんね。




その先からの激坂(ほとんど崖上り)でついに左内転筋が攣り悶絶,近くの木を摑み滑落を防ぎます。




後ろからのランナーさんも心配してくださいますが,とりあえず先に行ってもらい,攣ったままですがなんとか東の肩に到着しました。
少し落ち着いたので,前を少しずつ交わしながら第二エイドに向かいます。

第二エイドまでくれば,あとは下り基調の林道と県道を 8.5kmです。エイドでバナナをいただきゴールに向かって下って行きます。
が,
残り4km付近で今度は両の内転筋が攣ってしまいます。とりあえずストレッチで伸ばし,Mag-onを投入してあとは走りながら収まるのを待つしかありません(笑)。しかし,攣りが治れば次は足裏です。毎度のことですが,中足骨のいたずらで痛みがひどくなり本日3錠目の鎮痛剤を投入。

なんだかんだで県道を終え海岸線に戻りテレテレと走っていると,前方で大きく手を振る二人の男性,だぶさんと40sおやじさんがカメラを構えて待ってくださっていました。お二人とハイタッチを交わした瞬間に本日3度目の足攣り(笑)


(写真提供:40sおやじスポーツ)


(写真提供:40sおやじスポーツ)


それでもお二人から,「残りはあと500m頑張れ!」と最後の激をいただき公園を抜けてなんとかゴールにたどり着きました。


(写真提供:starmanスポーツ)


ゴール後の昭和の森ご近所ランナーさん,ankoさんごめんなさい。
えりまきさんは,年代別第一位でした。




こちらも年代別第一位のさりーさん,スイーパーのJimmyさんと


(写真提供:さりースポーツ)


第一回からこの大会をプロデュースされているトレイルランナー(第一回ハセツネ優勝)でアドベンチャーレースの第一人者,田中正人さんに鋸山をバックに写真をお願いしました。




夕方からは,浜金谷駅前の「ひまつぶし」というお店を借り切って「チームおっT」の打ち上げ兼忘年会です。
15kmの部のスイーパーを務められたJimmyさんも合流されと総勢16名の賑やかな宴になりました。
さりーさん,さりーぱぱさん,段取り等ありがとうございました。

年代別第一位のさりーさんと第三位のおばやんさん


(写真提供:こうめスポーツ)


ブルーぱぱさんからイエローに変身?(笑)


(写真提供:こうめスポーツ)


みなさん,いい笑顔です。どうぞ良いお年を!


(写真提供:だぶスポーツ)


(写真提供:だぶスポーツ)


(写真提供:だぶスポーツ)



千葉では数少ないトレランレース,スタッフさんやボランティアさんの努力もあって,また走りたいと思えるいいコースです。来年はなんとか「サブ4」を達成したいものです。
お世話いただいた関係者のみなさん,会場でお会いしたランナーのみなさんたいへんお世話になりありがとうございました。またどこかの大会でお会いしましょう。

廃線跡トレイル

2016-12-15 | 千葉を走る(その他)
11日 日曜日に,わが家から比較的近い旧外房線の廃線跡に足を踏み入れてきました。




明治29年に開通したJR外房線の土気〜大網間というのはなかなか面白い歴史があったようです。

九十九里平野から房総丘陵に登っていくこの区間は,旧土気トンネル(354m)がありながらも25‰という急勾配のため,汽車が途中で立ち往生することも珍しくないほどの千葉県一の難所で機関士泣かせの路線だったそうです。
その後,昭和28年に老朽化した旧土気トンネルが開削されて深い切通し状態となりましたが,急勾配の解消とまではならなかったようです。そして昭和47年に,880mの新土気トンネルの完成とともに複線電化されたことにより旧線の切通し部分もほとんどが埋め戻され痕跡さえ分からないようになったということでした。
地図の赤い線画旧線で,今の外房線に付いたり離れたりしながら大網に続いていたようです。




この日は南玉不動尊清岸寺を起点に,うさぎやたぬきに出会いながら(笑)降り立ったのは,現在の土気トンネルの大網側出口に近いあたりだと思います。




なんとなく薄気味の悪い廃墟のような場所ですから訪ずれる人もほとんどないのか,倒木や倒竹でかなり荒れていました。なるべく走り(歩き)やすいルートを確保するために片付けを始めましたが,わずか100m足らずの片付けに30分近く要してしまいました。






切通しが埋め戻されたのは善勝寺あたりまでのようで,この付近まで来ると当時の様子も偲ばれて耳を澄ますと客車を引いて激坂を登る気動車の音まで聞こえてきそうです。




切通しの崖の上から覗くとこんな感じです。




もう少し先に進めば土気トンネルの出口付近に出て行けそうですが,倒木などで塞がれてこれ以上は無理そうです。




反対側はというと,こちらも倒竹に覆われて難しそうです。




土気側の様子を見るためにいったん山から出て,別ルートから攻めてみました。ここは地元の方から「うちの田んぼの畦道を進めば昔は行けたけど,今はたぶん無理だろうね。」と聞いていたルートです。加えて「ところどころに穴が空いていて落ちると戻れないかもしれないから気をつけて!」とも言われていました。

孟宗竹と格闘しながら線路跡を求めて彷徨っていると少し開けて平らな場所にたどり着きました(それでも竹は繁っています(笑))。ここが,地元の人に聞いた昔機関車に水を補給していた「給水場」だったのかもしれません。




南玉不動尊の滝の音が聞こえてきたので,先ほどの廃線跡近くまでは来たようですが,四方八方竹だらけでこれ以上進むのはここで断念。








しかし,そのまま退却するのも癪なので,そこから一気に善勝寺に向かって登ることにしました。竹の森を抜けると雑草が茂る斜面をよじ登って行きます。昔の城攻めの雑兵のような気分です。




なんとか善勝寺の参道にたどり着くと,参道横の空き地(切通しを埋め戻した土地)に重機が入り整地工事の最中でした。




これが清岸寺で杉の切り出しをされていた地元の人に聞いた「ソーラー発電」の工事のようです。その方は「下(南玉地区)には影響はない。」という説明は聞いたらしいのですが,「昔の埋め戻しや産廃のこともあるし,先々まで考えるとどうかは分からないよね。」と心配されていました。




次の写真は,maipenraiさんが子供の頃に大網街道から撮られたらしいのですが,今とはまったく違った景色ですよね。今はこの少し北側を土気トンネルが通っています。





この貴重な写真をよ〜く見てみると,高いところにある陸橋や右の小屋のようなものには見覚えがあります。
そうです,今となっては陸橋の役目を果たすこともできませんが,その姿はそのままとどめています。そして小屋のように見えたのは善勝寺の山門でした。これもそのまま残っています。






このルート,もう少し手を入れて昭和の森から続く散策コースにすると訪ずれる人も多くなるかもしれませんね。ただ,この近くの農家の奥さんは,「人が来るのはいいけど,変な人が来るようになるといやだね。」とおっしゃっていました。奥さんがおっしゃる「変な人」は,農作物や花などを平気で踏み荒らすようなマナーが悪い人を指すのだと思います。

房総半島横断

2016-12-07 | お出かけ
職場が休みだった5日月曜日は,紅葉を楽しみながら房総半島横断の旅に出かけてきました。もちろん「車」ですよ(笑)。

最初に向かったのは鋸南町,まずは腹ごしらえです(笑)。
ばんや新館は基本団体予約専用ですが,一般客も受け入れてくれます。その一般客向けに提供されるメニューにワンコイン天丼とワンコイン海鮮丼があります。これはそれぞれ1日25食限定なので食べられるかどうかは「運」次第ですね。
この日は11時の開店と同時に入ることができましたが,このところ団体予約が多く開店時に一般客を案内できたのは約1ヶ月ぶりだとおっしゃっていました(ラッキ〜)。





限定メニューだけでは申し訳ないと思い,サイドメニューから「茶碗蒸し」と「さんが焼き&さつま揚げ」をオーダーしたのですが,「海鮮丼」+「天丼」よりも高い〜〜 ^^;

お店の窓からは,保田の漁港越しに富士山も見えていました。



お腹を満たした後は,17日に参加を予定している「鋸山トレイルランレース」のコース下見をすることもなく,大山の千枚田に向かいました。




千葉県の最高峰「愛宕山(408.2m)」も見えています。




次の目的地は,SNSから火が付いて最近話題になっている「濃溝の滝」です。
亀山湖の紅葉景色を車中から楽しみながら着いた清水渓流公園は,平日にもかかわらず多くのお客さんで賑わっていました。






ブームの火つけ役となったインスタグラムに投稿された写真がこれです(撮影:yuzoooooさん)。




房総半島でよく行われていた「川廻し」により水が入らなくなった旧河川は紅葉の落葉で覆われています。




この付近が東京湾に注ぐ「小櫃川」の最上流になるようです。




次の目的地は,千葉県一の紅葉の名所「養老渓谷」なのですが,向かう途中で県道81号線(?)の一部が通行止めということで,大きく迂回したためかなりの時間をロスしてしまいました。

ということで,養老渓谷の秋は何度か訪れていることもあり,「共栄・向山トンネル」付近だけにとどめて帰路につきました。




全長115mのこのトンネルを「共栄・向山トンネル」と書きましたが,東側92mが「向山トンネル」,西側23mが「共栄トンネル」と東西で呼び方が違うふたつの名前を持っているんですね〜。




東側から入ってしばらく進むとすぐに出口が見えてきます。ところがその出口ですがなんと二階建てになっています。今現在は二階部分から出ることはできません。




かつては普通のトンネルで,西側も「上」の出口が使われていました。その後,昭和45年に接続する道路への利便性を確保するためにトンネルの途中からさらに深く掘削して「下」の出口が完成することになったのですが,その際に「上」の出口を埋め戻さなかったために出口がふたつできたということだそうです。






トンネルの右の壁に黒い部分が見えると思いますが,これは戦時中に使われていた「防空壕」の入口でトンネル内には三つあったようです。

八鶴湖まで

2016-12-06 | 千葉を走る(その他)
4日日曜日は,久しぶりに「関東ふれあいの道」を昭和の森〜雄蛇ヶ池〜八鶴湖と走ってきました。
走行距離:20.5km




土気城跡からクラン坂を下りましたが,先週通ったときに目にした倒木やがけ崩れはきれいに復旧されていました。




小規模ですが,がけ崩れが起こったようですね。




車でも走れるように復旧していました。




風もなく穏やかな雄蛇ヶ池の水面には周りの景色が映っています。








もう水仙の季節なんですね。




807年創祀と言われている日吉神社の参道入口には大きな夫婦杉が聳えています。




日吉神社参道から八幡神社に向かう参道は,いい雰囲気の道になっています。




日吉神社の参道を八鶴湖方面に下りていきます。






八鶴湖




八鶴湖からは辺田方トレイルに入ります。






新宿浅間神社前の路傍に建つ庚申塔の下部には三猿が彫られています。




山王台公園からは,東金市街から遠く太平洋まで望むことができます。




古山王神社参道の紅葉は綺麗に色づいています。






この後は根性なしにつき,湖月堂さんで「ゆず羊羹」を買って電車でのんびりと戻りました(笑)。