ごはんをつくっていても、なんだか実感がわかない…。
わんこが家に来た。ケージを息子が組み立てた。…わたしは、なんだか説明書がぜんぜん頭に入らなかったのだ…。
娘とおばあちゃんで、ハーネスと引き綱をつけて、庭を一回りさせた。
彼女(犬)にとっては、はじめての外なんじゃないかな。ずっとホームセンターのケージの中にいたもん。興味津々…という感じ…。
家の中に入れ、ケージに入らせてみたり、その周りで遊ばせたり、子供たちと犬はずっと遊んでいた。ボールなんか転がしてやったら、とても元気に遊ぶとのこと。
ドッグフードもやってみた。すっごい食べっぷり…。犬は、本来こんな感じで食べるのだろう。昔のうちのコロは、思えば、食が細かったよなあ…。
しばらくして落ち着いて顔を見ると、なんだかきつねっぽくもあるし、シェパードのちいさいの…みたいな感じもする、ほっそらした顔だ。…なにか、この顔知っているような気がするんだよね。しっぽはくるりと巻いていて、先っぽがちょっと黒くなっている。鼻先も黒い。
ねことは違うなあ…。ねこはあくまでもマイペースでいくらでも寝る感じがするけど、犬は少しの気配にも敏感で、ぱっと目を開けて、そしてこちらの顔を見る。
…そうだったよなあ。犬はこんなんだった…。
…もう、すごくこのわんこのこと、好きになった。
おとなしいし、おりこうでち!…と思ってたら、夜中にばたんと音がして行ってみたら、ケージの中におしっこしてた。拭こうとしたら大騒ぎになって、なんだか喜んでんのかなんだか、遊ぼうモードになっちゃってて、なかなか拭かせてくれない…。にどまりさんを呼んで手伝ってもらうが、わたしがぞうきんをすすぎに行っている間に、よいうんこをぽろりと一本なさって…。ああ、うんこしたかったからハイになってたのかあ…。
にどまりさんが取ってくれたんだけど…そんなこんなで、彼はなんだか疲れてしまったのだ。このところの寒さのせいで、足腰も痛いし…やはりわんこは刺激が強すぎたか?
なまえはチョコさんに決定。娘は「チョココロネがいい!」と、かなりがんばったんだけど、長えよ、ということで。
おばあちゃんも、もう「ポチたま」見ながら、「ああ、犬が飼いたいわあ。」と言わなくてすむ。息子とは、うちに犬が来たねえ…と風呂の中でしみじみ話し合った。
そんで、チョコさんとわたしは、なんだか両思いのような感じがするのだ。えへ。そうか、お母さんがスキか。(笑)