あすきなまこブログ

七宝焼を焼いています。

おやすみプンプン

2008-06-04 19:52:14 | まんが
今日、一気に、1、2巻を読んだのは、浅野いにおさんという方の「おやすみプンプン」というまんがです。

えーと、にどまりさんが、NHKBSの「マンガノゲンバ」で、このまんがが紹介されているのをみて、小学生の心理描写の巧みさが気になって忘れられない…とのことで、買ったんですね。でも、内容は、家庭内暴力あり、離婚あり、失業あり、児童虐待ありで、読んだらテンション下がりそうだから、あんた先に読んでいいよ、って貸してくれたのですた。プンプンは鳥みたいな不思議なかたちで描かれた小学生なのですが、あとの絵はとってもリアルで、なんかもう、このごろみんな作画レベルここまでいってんだろうか…と思うと少々落ち込まないこともなかったのですが、まあ、とにかく一気に読みました。

うん、たしかにこりは、子供のときの、どうしようもない感じがよく描かれている…。ほんとに、子供のときって、力なくって、いやになることあるもんなあ…。

うん…。

子供が、どうしようもなく、周りの大人たちの環境にふりまわされてしまう感じと、そういう中で大人になっていく感じが描かれたまんがといえばいいのかなあ。わたしは、もう大人の視点で読んじゃったけど、もうすこし前に読んだら、また、感じる痛みも違っただろうなあ。