フランス綴じのこと

手作り本の装丁をいろいろ考えていて、「フランス綴じ」の事をちょっと調べてみようと思ったんですな。わたし、フランス綴じと言えば、カバーのような表紙が中側に折り込んでいるものだと思っていたのですが、それだけじゃなくて、もともとは、全袋とじみたいになってて、それを一枚ずつペーパーナイフで開いていって読んでいく…というものだったらしいのです。化粧断ちをしてないっていうの？そして、その製本が不完全な本を、革なんかでゴージャスに自分好みの装丁をして揃える…なんてのが、貴族の楽しみだったんだって！
ほえー…。知らなかったよ。

とりあえず、その表紙だけはフランス綴じっぽくしてみたいんだけどな。レザックのぞうげが、おうちにいっぱいあったので、それを使おうかなあ…なんて考えています。中身はフルカラーだけど、表紙は…プリントゴッコ・・か、芋版？（いや、考え中です。）