読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

薄々感じてはいましたがやっぱりそうだったんですね、「できそこないの男たち」(福岡伸一著/2008年)

2009-08-08 19:02:34 | 本;エッセイ・評論
~「生命の基本仕様」こそ女である。分子生物学が明らかにした、男を男たらしめる「秘密の鍵」とは。SPY遺伝子の発見をめぐる研究者たちの白熱を伝えながら、「女と男」の本当の関係に迫る、あざやかな考察。(日販MARC)~ . . . 本文を読む

日本裁判員裁判開廷の日と、米国密室劇の金字塔「十二人の怒れる男」(アメリカ/1957年)

2009-08-03 15:38:03 | 映画;洋画
~「女優志願」のシドニー・ルメットが監督したレジナルド・ローズのTVドラマの映画化。場所を1室に限定して、12人の陪審員によるある事件の審議が描かれる。脚色はローズ自身、TV劇の演出もルメットがあたった。撮影は「波止場」のボリス・コーフマン~(goo映画) . . . 本文を読む

タンゴとハチミツで家族のきずなを紡ぐ、「アルゼンチンババア」(2007年)

2009-08-02 08:45:03 | 映画;邦画
~世界的にも評価の高い人気作家よしもとばななの同名小説を映画化した感動作。妻に先立たれたことで心の支えを失った男とその娘が、風変りな女性との交流を通じ家族のきずなを取り戻してゆく姿を、『さゞなみ』の長尾直樹監督が温かなタッチで描く。妻の死を受け入れられず娘を置いて失踪する父親役に役所広司、父の帰りを待つ娘に堀北真希。強烈な厚化粧にぼさぼさ白髪頭のアルゼンチンババアにふんした美人女優、鈴木京香の変身ぶりが見ものだ。(シネマトゥデイ)~ . . . 本文を読む