読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

タンゴとハチミツで家族のきずなを紡ぐ、「アルゼンチンババア」(2007年)

2009-08-02 08:45:03 | 映画;邦画
~世界的にも評価の高い人気作家よしもとばななの同名小説を映画化した感動作。妻に先立たれたことで心の支えを失った男とその娘が、風変りな女性との交流を通じ家族のきずなを取り戻してゆく姿を、『さゞなみ』の長尾直樹監督が温かなタッチで描く。妻の死を受け入れられず娘を置いて失踪する父親役に役所広司、父の帰りを待つ娘に堀北真希。強烈な厚化粧にぼさぼさ白髪頭のアルゼンチンババアにふんした美人女優、鈴木京香の変身ぶりが見ものだ。(シネマトゥデイ)~ . . . 本文を読む