読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「海辺のカフカ(上巻)」(村上春樹著・新潮文庫)

2006-04-28 22:03:59 | 作家;村上春樹
遅ればせながらの村上春樹デビュー。エッセーとしては「意味がなければスィングはない」を今年初めに読んでいる。ジャズ、クラシックへの造詣の深さに脱帽。それにしてもまだ上巻なのに500ページ弱の分量。だいたい1時間に50ページのスローペースだから10時間近くで上巻を読んだことになる。しかし、面白い。面白いけど一気に読める量ではない。 主な登場人物は田村カフカ(15)、父・浩一、60代半ばのナカタサトル . . . 本文を読む