読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

パルムドール受賞監督、2003年の「イン・ザ・カット」と「ドッグヴィル」

2007-04-30 11:10:32 | 映画監督
1999年の「アイズ・ワイド・シャット」からハリウッドを席巻した女優がニコール・キッドマンでした。その彼女がハリウッドではない映画作りに関与したのがこの二つの映画です。「イン・ザ・カット」ではプロデューサーとして、「ドッグヴィル」では主演として。この二つの映画の二人の監督はともに今日が誕生日です。


ジェーン・カンピオン(Jane Campion、1954年4月30日 - )は「ニュージーランドの映画監督。ニュージーランドの首都ウェリントンで生まれ、シドニーで育った。数少ない成功した女性映画監督といえる。オーストラリア・フィルム・アンド・テレビ・スクールで学び、在学中に作った短編映画で高い評価を得た」。

「1993年「ピアノ・レッスン」により、女性監督として、またニュージーランドの映画監督として初めてカンヌ映画祭のパルム・ドールを受賞した。1997年にはヴェネツィア国際映画祭の審査委員長を務めた」。


「イン・ザ・カット In the Cut」 (アメリカ・オーストラリア/2003)
「ニューヨーク大学で文学講師として働くフラニ-。人と適度な距離を保ち、決して心の中まで踏み込ませない彼女。ある日フラニーの家の近隣で猟奇的な事件が発生。得体の知れない恐怖と孤独感から、彼女はニューヨーク市警殺人課の刑事マロイとの情事に身を委ねた。殺人が繰り返されるにつれ、刑事が犯人であるかもしれない証拠をつかむ。しかしマロイが危険な存在だと知れば知るほど、快楽は深く進行していく・・・」。(cimaline)

ラース・フォン・トリアー(Lars von Trier, 1956年4月30日 - )は「デンマークの映画監督。コペンハーゲン大学映画学科卒業後、デンマーク映画学校にて映画演出を学ぶ。技術的なミニマリズムをとなえたドグマ95という原則を1995年に発表し、デンマークの映画界に対する他国の関心を高めた中心人物たと見なされている。カンヌ映画祭において1996年に「奇跡の海」でグランプリを、2000年に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で・パルムドールを受賞した」。

「ドッグヴィルDogville」(デンマーク/2003年)
「撮影はスウェーデン。2003年のカンヌ国際映画祭コンペティションにトリアー監督作としては六本目のノミネートを果たした。床に白い枠線と説明の文字を描いて建物の一部をセットに配しただけの舞台で撮影され、ジョン・ハートによるナレーションが登場人物の心理までも事細かに解説するという実験的な作りが特徴的である」。(ウィキペディア)


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