下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

和賀岳

2022-06-22 06:58:05 | その他の山

月曜日に書いたものを、忙しさにかまけて水曜日にアップした。

和賀岳に行ってきた。
曇ってはいたが、期待通りの懐の深さに感服した。
前日泊していたので、朝5時半にスタート。
総勢10名。
昼からは雨予報なので、降りだすのは復路の薬師岳あたりと見当付けての出発だ。
林道を10分ほど歩くと、登山口の標識が立っている。
少し先には、甘露水があり、ここで水を補給した。
杉林の登山道に入るとすぐにブナ林に変わる。
展望の利かない、急坂をZを切って、黙々と歩く(女性陣はおしゃべりに夢中だ)。
1時間ほどで滝倉に到着。
小沢を渡るのだが、水を飲んで一服。
暑いのでTシャツ一枚になる。
ジグザグ道が終わり尾根の上に出ると、風が吹き出し気持ちがいい。
倉方というらしい。
ここからは右側が切れ落ちた、箇所があり、慎重に歩く。
薬師岳山頂。
休憩して小杉山へ向かう。
小さなアップダウン後、小杉山に到着。
思った以上に疲れている。
小鷲倉までがとにかく辛かった。
さらにアップダウンを繰り返し、草原のようなところに出た。
正面に見えるピークを登り切ると和賀岳だ。
記念写真を撮って、少し休憩。
雨が降る前に、できるだけ進むために帰りを急ぐ。
小杉山まで戻り、雨雲レーダを見ると近くまで雨雲が来ている。
雨が降る前に、ここで昼食。
ポツポツ来たので、雨具を着て出発。
雨は降らず、ただただ暑いだけなので、脱ぐことにする。
以降、来たり脱いだりを2~3回繰り返し、小屋に戻った。
行動時間約9時間。
下山後、みんなで整理体操をしたのが良かったのか、今朝は疲れは残っているが、筋肉に張りはない。

メモ
1.花好きにはたまらない山だろう。
 ニッコウキスゲ・ハクサンチドリ・イワカガミ・ウツギ・シラネアオイ等、花音痴でも分かるもののほか、多くの花が咲いていた。
2.小屋はきれいだ。
 トイレは水洗で便器数も多い。
3.駐車場は狭い?が手前にも空地はあるので、結構な台数が留まれる。
4.登山道は薬師岳までは仮払いが終わり、整備されていた。
 以降はこれから整備するのか、ある程度放置するのか不明だが、一部笹が登山道に被っていた箇所がある。あまり気にはならない。
5.6月の曇り空で、1リットルの水を飲んだ。
 夏の晴れた日の稜線歩きは、遮るものがなく、それなりの水分が必要だ。




泊まったきれいな小屋




出発前のストレッチ




甘露水




滝倉で火照った体を冷やす。




一路、薬師岳へ。




薬師岳到着。




小杉山へ向かう。




小杉山。80オーバーとは思えない、元気なMさん。




小鷲倉に向かう。




小鷲倉。




いよいよ和賀岳へ。ガスが濃くなってきた。




和賀岳山頂。




無事帰還。