所属する会の総会参加ついでに、マイナーな山を一つ登った。
七森。
十和利山の東、約1.7kmにある標高793mの山だ。
山頂直下まで農道が続いているので、簡単に行けると出かけたのだが、起点からヌル沢越えの橋まで工事中。
皆さん働いている中、スキーを担いで「ゴメン、ゴメン」と歩くのは気が引けるので、ルートを変える。
迷ヶ平から北に向かい、五戸川の源頭部を横断する。
所々、口は開いていたが、まだ雪で詰まっていて、難なく渡ることができた。
そこから東に進路を変え、H604mを目指す。
途中数個所小さな枝沢を超えると、牧場に出た。
工事中の重機が見える。
H604mから再び北に進路を取り、ヌル沢の源頭部に向かう。
二つ枝沢を越えたあたりから、ヌル沢の渡渉点を探すが、南向きの沢は雪解けが早く、なかなか見つからない。
予定を変えて、目の前に聳える十和利山に登ろうかな、っと思い始めたころにようやく見つかる。
後は、七森の西尾根を忠実に歩くだけだが、上に行くに従い、雪が心細くなってきて、ついになくなる。
スキーを担いで数十メートル。
南側に結構雪が付いている。
再びスキーを装着して、トラバース気味に山頂を目指す。
山頂は細長い尾根状になっていて、崩壊しかけの雪庇が張り出していた。
山頂からは、北に戸来岳、南にドコノ森が見えた。
南東に延びる尾根に雪が付いていたので、滑り込む。
農道手前で雪は終わる。
農道上で昼休憩をして、スキーをザックに取付る。
モンベルのランドナーパック40は、装着が簡単にできてこの作業が苦にならない。
ヌル沢の橋で再びスキーを付けて、H604mに登り返す。
ここからは、往路を忠実に帰った。
車に到着して、片付けていると雪は降りだしてきた。
雪は徐々に強まり、標高を下げると雨に変わった。
八戸でいつになくゆっくりと風呂に入り、ビールを飲む態勢を整えた。
(迷ヶ平を出発。七森が見える。)
(五戸川源頭部)
(ヌル沢源頭部。十和利山がすぐ目の前に見える。)
(西尾根の南側に雪が付いている。)
(山頂から戸来岳-大駒ケ岳を望む)
(南側にはドコノ森~止ヶ崎が見える)
(滑り込む南東尾根)
(南東尾根を下から見た)
(百均ドンブリと蓋でチキンラーメン)
(ルートはこんなもんかな)