☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

一輪の梅ほころびて・・・わが冬のうた3<2018>

2018-03-06 00:03:00 | 風歌

                                                               

     
   

 三月
 寒い寒い冬を超えて春が来たように急に暖かくなった
 まだまだ寒の戻りはあるだろうけれど
 
 玄関に活けたアオモジ
の花が開き始めた
 今年も二月の終わり、家のあちこちにミニ雛を飾った
   
     そこかしこ飾りて待や雛の月陶雛貝雛ちりめんの雛(旧作)

 そうなると急に冬物を片付けたくなってくるのも勝手なものだ
 
 今のうちに冬のうたをほんの少し…

  
   わが冬のうた・・・花のうた三首



      一輪の梅ほころびて春を呼ぶ冷たき空に香りはなちて



       梅の花は「ほころぶ」という言葉がほんとによく似合う
       梅の枝ぶり、梅の花の凛とした姿や高い香りは
       今年は特に待ち遠しい春へと気持ち運んでくれる

             
      汲み置きの如雨露の水も凍る朝ジュリアン健気にあざやかに咲く



       ジュリアンは小さく優しい花なのにそんな朝でも
       黄色、紫、ピンク、赤…と鮮やかに色を発して長ーい冬の間
       緩やかに美しく咲いて心を和ませ楽しませてくれる  

          


      ほっこりと一輪咲きてまた一輪水仙挿せばそこは陽だまり


       日本水仙が好きだ
       今年は寒かったせいか
まだまだ川沿いや野辺や花壇に
       美しく咲いている
       甘ずっぱい柑橘系の香りも清々しく素晴らしい
         
                             二月空水色に浮く満月に届けよ清し水仙の香(旧作)

       うちの中に活ければそこは優しい陽だまりとなる


               
                              

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