☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

雲湧きて眩しき白が浮かび立つ・・・わが夏のうた2023

2023-09-08 00:00:16 | 風歌

ブルームーン・スーパームーンを越えて
9月、長月の始まり
しかし暑き夏はまだまだ終わりそうもない

猛暑、酷暑、豪雨、竜巻等々…
もう異常気象とは言わせないとばかりに
それが「通常」「日常」となる気象状況…
まだ見えてないところでも
全てが早い勢いで変わりつつあるような…
ますますそんな感じがするこの夏の日々
しかしこの夏の紺碧に輝く夏空の
突き抜けるような美しさは秀逸だ!

知らず知らずのうちに内なる変化の兆しも…
それは嬉しいコトなのだけれど…
やっとやっと少しずつ
普通の?日常が戻ってきた夏でも…

そんな2023年わが夏の短歌を…

白鷺の中州に10羽集い居り流れ見つめて彫像のごと

流れの速い宇治川の中州にオオサギ、チュウサギ、コサギが
それぞれ川面を見つめている…
アオサギやゴイサギ等も含めてサギ類は長い時間身じろぎもせず
(正にそう見える)獲物を狙っている姿にいつも感心する
「珍しく?!哲学的だ」と評されたけれど
ただ見たままを詠んだだけです


雲湧きて眩しき白が浮かび立つ空の青さが猛暑の救い 
 
外気温計の表示が「40℃」と言うのを人生で今夏初めて見た
いつもにも増して暑い暑い夏…
しかし夏特有の真っ白いモクモク雲が浮かぶ紫紺の空の美しいこと…


雲なびく飛び切り碧い夏空が38度の酷暑の救い
 
毎日「不要の外出は…」とか言われて
実際少し動くと汗だくの日々
それでも青い空を見上げると気持ちが晴れ晴れする
降り注ぐ夏の光は心地よい(一瞬は! )
 
                     

水遣れば飛び跳ね逃げるその姿ハーブ育ちのバッタの奴め

何年か前からどうも家の植木鉢群にショウリョウバッタ?が
住みついてるらしい
ただでさえ植木鉢育ちでひ弱なハーブが食い荒らされるどころか
食い尽くされて枯れてしまう
今年買った6鉢のいろんな種類のバジルがほとんど収穫できず全滅!
数年前種が飛んでかいろんな場所で育っていたレモンバームが枯れた時は
肥料をやったからとか水遣りの問題かとか思っていたが
違ったらしい…バッタの奴め!でも殺せないんだけど…
 

和やかに顔を見合わせ笑い合うただそれだけの普通がいいね

大っぴらにマスク外してお互いの顔を見て話し
顔を見合わせて笑い合うただそれだけの当たり前が
豊かな日常に心和む日々に繋がっているんだとしみじみ…


雲間より光る満月友として走る高速異次元のごと

いつも思っていた「お日さまやお月さんに恵まれている!」と
雲間ではあるけれど「満月」とともに高速を走れるなんて…
夏旅の終わりに大きな素敵なプレゼントをもらったみたい
「満月を友に」走る高速はまるで空に向かって
異次元への道を走っているような…

            

季節知り鳴きだす昆虫(むし)の健気さよ38度の酷暑を越えて

こんな酷暑の中でも8月の終わりになると
宵には秋の虫の声が聞こえてくるように…
澄んだ音色に思わず耳を澄ませる
自然の営みは素晴らしい…自然の生き物たちの…
人間技がこんな過酷さを生み出していると言うのに…
遠く及ばない及ぶはずもない地球の営み…宇宙の力…  

                     

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