☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

京つれづれ・・・秋の匂い

2024-10-08 00:00:58 | 徒然

10月に入ってやっとやっとちょっと涼風が…
彼岸花も2週間遅れで赤く揺れ
今まで芽さえ付けなかった月下美人が十数個一斉に芽を出した

京都市の北の方では若い銀杏の枝が少し色付き
欅並木も薄っすらと…
京都にもやっとやっと秋の匂いがかすかに漂い始めた

11月1日からの家人の秋の京都の展覧会に向けて「便り」を書いたり
案内状を出したり事務的な準備も始まっている

少し涼しくなってきたので、懸案になっていた近くの友人を伴って
「山の京都」に住む古い友人の陶芸家のお宅や
元NASAのエンジニアのアメリカ人で手作りのボートハウスを
建てて住んでいるご夫妻を訪ねて
ランチやディナーをご馳走になったりした

      
             

知り合いの能管奏者とパーカッションとダンスのコラボコンサートに
少しご縁のある古刹の塔頭に出かけた…
秋がほんの少し息づいていた

    
             

友人の「現代の茶室」的多目的スペースの創立30周年記念の
コンサートに招かれた
30周年記念に作られた4人の作家による二曲一双の大きな金屏風
(4扇のうち1扇を家人が担当)の完成形を見ることができた
4扇がそろって美しく仕上げられた金屏風はしっとりと落ち着いて見事だった

このスペースの杮落とし的コンサートをされ、それ以前から
ご家族ともどもお付き合いのあった今回の主役の音楽家さんの
そのコンサートに来たのがオーナーさんとのそもそもの出会いであり
長いお付き合いの始まりだった…
2人ともまだ20代だったなあ等々とコンサートを聞きながら
(木琴、バロックフルート、ピアノ)
長い日々や遠い日々や時の移ろいに思いを馳せていた…
本当にお久しぶりの方々にお会いして近況を聞いたり等々
旧交を温める機会にもなった

展覧会のご案内方々親しい方々とランチ会をしたりと
少しずつ毎年の秋らしい動きが始まっている…

そんな中で信州に住む文明アナリストで文筆家のAさんの訃報が…
突然死というか急死だという
3日前までしっかりYouTubeで話していたのに…
内容はほとんど聞いてなったんだけど(ごめんなさい)
顔や様子だけは時々覗いていた
このところかなり痩せて心配はしていた
定期的に掛かって来ていた電話がこのところは途絶えていたな…

2年前の夏にブログにも書いた信州のサンクゼールの丘で
食事しながら話したのが最後になってしまった…
「いつでもまた会える」って思っていたのに
「そろそろ会いに行こうかな」とも思っていたのに

秋の香りが漂い始めた中でいろいろいろいろ考えさせられる
「秋の訪れ」にもなっている…

赤く沈みゆく夕日が沁みる…

      
             
              

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