☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

静かな時を持つ

2008-10-29 18:25:37 | 風話

生まれて初めてというぐらい自由な時間を持っている。
自由と言うと聞こえがいいが、暇なのだ。
はじめは慣れずに何かと罪悪感にさいなまれた。
何かしなければと焦ってしまう。
でも取り立ててしたいことはない。
と言うことはまだまだ心身共に蓄積された疲れが取れないのか?
それとも長く忙しい中でしたいことを諦めてきた結果
何もする事がなくなったのか。
 
「もっと休むべきだ。」「きっとそのうち、やることが出てくる。」
人はいろいろ励ましてくれる。
生活のこと、先行きのこと、、、
いろいろ不安にさいなまれた時期もあったが
今は贅沢な許された時間を静かに
内観の時を持って過ごそうと思っている。
落ち着いた静かな時間が今までわからなかった
いろいろなことを教えてくれる。
あえて引き出さなければ何の心配もない
ゆったりとした時間を持つことを許されているのは
とっても有難い事だとしみじみ思う。

忙しさを作り出すと安心できる。
スケジュールが埋まると内心ほっとする。
あえて自分と向き合う時間を持たない人が
たくさんいる気がする。
「本当の自分」「本来の自分」と遊離しないためには
「自分」をしっかり見つめる静かな時間が
例え少しの時間であっても必要だと思う
今、光がますます強くなっている時代に。


コメント
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