ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

忘れられない再会記念日に・・・

2021-07-07 | 日記

 日本人のブロードウェイ女優の南さんとご主人でミュージシャンのダンさんと1年以上振りに食事をすることになっていました。
 再会を祝い乾杯し、お喋りをしていると、突然ドーンという大きな音がなり、道側に面したガラスの壁が・・・突風で何かが飛んできたのか、壁のガラスが割れ、店内に砕け散りました。
 音のした方を見ると、スローモーションのようにガラスが割れて行く様子が目に入り、とっさに頭押さえて屈みました。
 とにかくびっくりしましたが、店内にいる人はみんな大きな怪我もなく無事で良かったです。

 お店は閉めることになり退散・・・、大雨で大移動もできず、隣のお店に飛び込みました。
 席の希望を聞かれる前に、思わず窓ガラスから一番遠い席を指定してしまいました。
 改めて再会と忘れられない出来事に苦笑の乾杯をし、久しぶりの再会に色々な話題で盛り上がりました。
 舞台に出演するだけでなく、自分の経験をこれからの人に伝えていく活動など、色々なことに積極的に取り組む南さんのお話をきくことができ、刺激になりました。
 ダンさんのミュージシャンの裏側のお話もとても興味深く、誰よりも日本に詳しい彼の相撲の話にはついていくことができないぐらいでした。

 話に夢中で一緒に写真を撮るのを忘れ、割れたガラスの壁しか撮っていないことに帰宅後気が付きました。
 大騒動で始まりましたが、とても有意義で楽しい時間になりました。

 

              

 

 

 

 

 

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ここが劇場?

2021-07-02 | 日記

 オフ・ブロードウェイのお芝居『FRUMA-SARAH(WAITING IN THE WINGS)』を観に行きました。
 早く着いたので、しばらく近くで雨宿りをしていると、雷と共に雨はどんどん強くなり、すぐ近くにある劇場までの数十秒でずぶ濡れになってしまいました。
 劇場の場所は分かっていましたが、前に着くと「ここが劇場?」というぐらいの普通の建物のドア・・・、入り口でワクチン接種の確認をされ、中に入ると小さなステージがあり、1階と2階に少しイスが並んでいました。

 物語は、ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』に登場するフルマセーラと言う亡霊役を演じる女優さんと裏方さんとのやり取りで、舞台の袖でフライングをしながら歌う出番前の長い待ち時間の様子をコメディタッチで描いたものでした。
 全ては理解できませんでしたが、ベテラン女優さんの迫力のある演技からも面白さが伝わる楽しい作品でした。
 小さな空間で距離も近く、小規模な作品ならではの良さと味もありました。
 ニューヨークの街のあちこちに隠れ家のようにある小さな劇場に足を踏み入れる度に、大劇場とは違うわくわく感があります。

 

          

 

 

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