荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

自転車を買った

2015年05月03日 | 散文
退職した事もあって、時々故郷に帰る必要が生じた。
実家がある里は過疎ではないが、限界集落に近い。老人ばかりである。
一番近い自販機まで1km(国道のガソリンスタンドにある)あって、コンビニまで3kmある。
当然毎日徒歩での買い物は困難である。
移動の手段として、今まで一緒に走ったママチャリ号を送った。
送料で2万4千円強掛かった。
向こうで買えば良いではないか、との声を封殺してそのように決めた。
実は「東京バイク」が欲しかったのである。
勿論、東京生まれ・東京育ちのママチャリ号には、引き続き田舎で活躍して貰う予定である(既に既報の「ふるさとー1・2・3」で活躍して貰っている)。

「買う!」と決断するとその仕様を決めなければならないが、実はもう決めていると言うか既に購入している。
昨年の今頃、家内に買ったバイクがそれ。
色を中心にした基本デザインはこれである。

買ってすぐ、神楽坂に置いてみたもの。

買うと決めたら、早速、家内のバイクに乗って谷中の三崎坂へ出掛けた。
開店の11時に着くよう計って・・・。

「これと同じバイクをください!」

「但し、ギア比を上げてちょいスピード重視にして、且つ応用が利くようにギア数を増やして、ブレーキは硬めで、サドルを上げると同時にハンドルも標準より少し上げて・・・」
「カヌーする時にライフジャケットを持ち運ぶので買い物カゴを付けて、但しこれ(家内のバイク)より小さくてカッコいいやつで・・・」
「ベルと鍵とライトはああしてこうして・・・」
こんな注文をしながら、店内を撮らせて貰う。

私の注文をメーカーに問い合わせる店員さんも一緒に・・・。

ここは元酒屋であり、その建物や調度を生かした店造りをしている。
店の正面奥に大きな丸時計を置いて、その右にお酒の看板と鏡を配している。

その鏡にもお酒の銘柄と、小判笹の絵が描かれている。
時計の左にもお酒の看板を置いてある。
このインテリアセンスにも惹かれており、それはバイク造りのセンスに通じていると思う。

そして、注文から10日。愛車ができ上がった!!
結局、上記の注文の結果、色以外は家内のものと全く違うスペックとなった。
早速、家内のバイクを買った時と同様、神楽坂に置いてみた。
どう?
そして昨日、さり気なくブログのプロフィール写真を替えた。

街で見掛けたら声を掛けてください。
返事します。


コメント
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