Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

dance

2014-01-19 | Weblog

しばらく草取りをしていなくて
草取りの時は至福の時だから、久しぶりに草取りをして
鳥のさえずりと、空高く飛行機の飛ぶ音
ささやかな町の音を聴いていたい。

山茶花の木には何種類もの鳥たちがやってきて、
梢から梢へと飛び跳ねるようにしている。
まるでダンスしているように軽やかだ。
鳩だけは、ずっと同じ梢にとまり
何か探しているみたくキョロキョロしている。

そういえば、友人が独身だった頃
『アパートのベランダで鳩の卵が孵ったんだよ』と
嬉々として話していたことを思い出した。
東南の良く日が当たる部屋には、何度か泊まりにいって
夜通し、話をしたっけ。(僕は聞役ばかりだけど)

その友人は結婚して遠く、東京へ行ってしまった。
正月には、年賀状に『おかわりありませんか?』と書いてあった。
『おかわりありませんよ』と心の中で言って、
自然と顔が笑っていた。
一人でにやにやするのは、誰も見ていないとはいえ恥ずかしい…。
そんな時は、頬をグニャグニャしておく。

そんな友人のベランダの鳩は、その子孫たちがきっと元気に
街の空を飛んでいるのだろうな。
僕の家の荒れた庭に遊びに来る鳩は、色んな種類の鳥たちと
隔てなく仲良しみたいで
まさに平和の鳥なのだ。

鳥のさえずりは、空高く舞っていたヒバリを思い出し、
僕は、鳥たちを見て、花を見て
梢の先の空を見る。
飛行機は白い線を空にまっすぐ引いていく。
まっすぐすぎて、見惚れてしまう位、鋭い線が空を飛ぶ。

そんな草取りの時は、空と大地の間で、至福の時。
とんでもなく優しいものたちは
すぐ傍でそんな風に、まっすぐ軽やかに
dance している。





虫に、こんにちはと言って
鳥に、お変わりないですよと言って
草に、取らせて頂きますよと言って
花に、いつも綺麗ですねと言って
空を、しばらくただ見上げる

僕の願いは届きますか
みんなの願いは届いてますか
僕らの世界は何処へ行きますか
大切な人は幸せでいますか

そこは神様と出逢える場所
荒れてはいるけど、天使が翼を広げダンスする
光を指さし軽やかに












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1月のパレード

2014-01-18 | Weblog



暖かい日となって、ふと思い立ち、久しぶりに荒れた畑に出てみました。
風はあまり吹いていなくて
こんな風のない日というのは、暖かく感じるものなのだね。
風の強い日などはマフラーでも付けていないと寒くってたまらないけど
今日は襟ぐりの空いた服でも大丈夫なくらいです。

水仙がパレードして勢揃い。
明るい日の光を受け、みんなで日光浴しているようです。
こうして近寄って接写していると、水仙の匂いがとても心地良い。
青空と、水仙の白と(黄色と)、葉の緑がとても爽やかだ。

水仙はこうして咲いて、散歩に出たり買い物に出掛けたり
旅に出たりなんて出来ないし同じばしょで
季節の間咲いているだけだけど、
『井の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る』(でしたかな?)
そんな言葉を体現しているかのような、
空の青と水仙の花とのコラボレーションでした。

僕ら人間よりも、やっぱり植物たちの方がずうっと
空などをはじめ、色んなものの尊さ(っていうのかな)、良さを
知っているのかもしれないね?

祖母が荒れた庭に出て水仙を見たら、山茶花を見たら
『綺麗だやぁ』を何度も言っている…ずらなぁ。

祖母は時々言うけど、この『ずら』はお年寄りしか言わなくなって久しい。
僕は、結構この祖母の使う言葉が秘かに好きだったりする。
こうして時々、無意識に出てきてしまうことがある。(心の中でね)
子供の頃、『おばあちゃんって、ずら、って言うね』
というと、『そう?』と答えていたことを思い出すと…自覚はないらしいけど。
さすが僕(と姉たち)の祖母…。
でも、そんな祖母が好きなのです。

水仙がみんなで笑ってパレードしているような暖かい日。
昨日、いつもの坂で見た杉の木は花粉を体中に付けて準備万端のようだったし…
春も、もう少しすればその兆しが感じられるようになるみたいだね?

まだ寒い日もあるのだろうけど
あともう少し耐えたら、もう春がやってくる、そんなことを思った
水仙とすごした時間でした。
君のところにもきっと、辺りを見回したら春の兆しの兆し、あるのかもしれないね?


笑顔の水仙パレードのように
今日も良い日を!









*久しぶりに撮ったら接写モードにしてなくてピンボケで、
すみません、トホホm(_ _)m


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温度計

2014-01-17 | Weblog
調子がわるい時は、無理せずに体を温めて
熱いお茶でも入れて
ゆらゆら立ち昇る湯気を眺めて

月から見える地球など想像してみたり
一番古い思い出って何だっけ?と辿ってみたり
明日は何をしなきゃいけないのだっけ?と考えてみたり

調子がわるい時程、大切なものを
より一層、大切なのだと思い当たる

買ったばかりのコート思い浮かべてみれば
2才の僕と今の僕を見比べてみれば
地球の上で
君がいる景色を思い出してみれば

明日は何をしようかと思う僕はきっと
調子が上向く筈で
少しでも熱い思いを手にする筈で

全てを繋ぐ隙間から
君の幸せが生まれるようにと願っている筈で










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溢れる世界

2014-01-16 | Weblog
時々、ほんの時々
意識の中に流れてくるナットキングコール
はたまたエルビスプレスリー
それとも、ビートルズ

時々、ほんの時々何だけど
アメイジンググレイス

時々ね、うさぎおいしかのやま
夜になるとしょっちゅう、輝く夜空の星の光よ

現代的な音楽はしょっちゅう以上に聴く
毎日、僕は好きな音楽を聴く
音楽に詳しくはないので、ほんの一部だけなのだろうけど
生きていくうえでなくてはならぬものだ

流れていくメロディーは
空と共に青かったり雲が浮かんでいたり
星空だったり
暇を見つけては心へ溶かしこむ

言葉を喋るのは僕ら人間だけ
旋律を奏でることが出来るのは僕ら人間のみ
(ラッパを吹く象とかテレビで観たことはあるけどな)

言葉を繋げて浮かぶイメージと
ピカソの描く
クレーの描く、シャガールたちが描く
その絵などが繋がっていく

具象がと抽象画の狭間で束の間
一瞬の光のようにも永遠の灯りのようにも思える
何かが浮かべる世界の掟

時々、僕はそれらに魅了されては
毎日こうして何処かへと向かっていく

何処かは何処かと自分に問えば
それは、毎日自分で探し掴んでいくものだよと
遠く、真っ直ぐな瞳で答える声がある

そんな気がするのだ
気がするだけで
そんな気を疎かにせずに、やっぱり僕は

日記と詩の間を彷徨いながら
午前の光に満ち溢れる日の光を見上げる

僕は数時間、今日も小さな旅に出るのだ
(何のことはない食事と買い物に行くだけなのだ…)
毎日は、音楽と共に在る旅なのだ
風光明媚に心惹かれてばかりなのだ

小さいけど大きな綺麗な風景、愛でながら
賀龍の愛でね




*寒いけど、いろいろと要注意で、良い日を










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花の向こう側

2014-01-15 | Weblog
花はそれぞれに咲く季節があって
わざわざ、こんなに寒い時期に咲くことを選んだ花も居るのだね。

きっと、寒いだろうな。
冬のあの冷たい風がビュービュー吹く中を
可憐な色をして、逞しく咲いている。

国道沿いでハートのカタチをさせて咲いていたりとか
川沿いであまりに風が強いから幹を斜めになりながらも
歯を食いしばるように咲いている花とか、
庭で遊びに来る鳥たちと戯れているかのように、輝きながら咲く花とか。
これら全部、山茶花なのだけどね、好きな花は幾つかあるけど
山茶花も自然と観てしまうくらい好きみたいだ。
薔薇の花のように見える時もあるけど…やっぱり日本的だね?
和製の薔薇といった風に観えるよ。

賀龍の愛で
画龍…
我流…って書こうとして変換したら
『賀龍』と出て、何だか素敵と思ってしまった。
変換していくと、面白いね。
縁起が良い感じで良いなってね。

我流の目でだけど(がりゅうのめで…と打とうとしていたのです)
色んな景色を観ていると、ささやかだけど色んなシーンがある。

道端で、路肩で、街路樹として、家々の庭で、門の傍の小さなスペースで
鉢植えの中で、公園で…または、公共施設の花壇や室内の花瓶の中
はたまた、お食事処の床の間の花、ホテルのロビーなどなど。

そういったものが好きだから
『あ、ここにも咲いている』
『おっ、あそこにも咲いている』
『へええ、こんなところに咲いている』
…と、同じ景色はなく、全部が全部それぞれの魅力を放って
植物たちは、逞しい花や緑の葉を見せてくれていて
どうしても視線はそちらへと誘われる。

よくあるシーンではあるのだけど、
そういったものに心惹かれる人も沢山いるのだろうけど
僕も、その一人にこっそり入れさせてもらって
こんな寒い時期にも咲いている花の、植物の
その心意気に、心寄せる。

最近、携帯で写真を撮らないものだから(デジカメが扱えません…トホホ)
いや…時々撮ってはいるのだけど
ほんの気が向いた時だけなので、写真をこういったブログに載せることもなくなった。
いつも同じ写真になってしまっていたので
控えるようにしたというのもあるのだけど。

我が家で今咲いているのは、
山茶花、水仙、オキザリス(数種)、キャットテールは…この間まで咲いていたけどな?
あとは、千両の実がたーくさん生っている。
自分の部屋では、ブーゲンビリアが一輪咲いている。
ブーゲンビリアは、秋も深まって来た頃に咲き始めてね
三輪順々に咲いていって、今は一輪だけになっているのだけど
年末年始も乗り越えて、まだ咲いてくれているのだ。

この一年で一番寒い時期なのに、夏の花なのに、わざわざこの時期に…と
スゴイなぁと眺めるのだけど、同時に
その頑張る姿にいつも励まされている気になるよ。(←勝手に)
やっぱり植物ってスゴイね!
人間より先輩だもんね?

…何を書こうとしていたのだっけ?
いつも到着点のない文だけど、ええと…とにかく
寒い時期に咲く花の心意気が好きなのです。
心意気というより、『誇り』、かな?

美しさの後ろ側には、何事もそういったものが潜んでいる気がするのだ。
強い風に耐え咲いている姿とか、誰も通らない道端で人知れず咲くとか
そんな誇りとか心意気。
花だけでなく、美しい物には
その向こう側うしろ側にある、美しさを造り出す芯のもの
強い風に耐えうるスピリット、美を造り出すチカラ。
そういったようなものがある気がしてならない。
世界の片隅で息をしている僕みたいな存在にまで、そんな綺麗な姿を愛でさせてくれる
そんな姿に背筋を伸ばし敬礼したくなるのだ。
そっと花に触れ、語りかけたくなってしまうのだ。(変な人でごめんなさい)


音楽、絵画、文字
美味しい物、美しい物
海、山、空、花

そんなものたちがある世界で

今日も、奇跡な出逢いがある世界で
君がいる世界で、みんながいる世界で
心は嬉しく
瞳はいつも地球のように廻り続ける


寒さがまた一段と強まるみたいだね?
道路の凍結や、降雪のあるところでは車のスリップとか諸々気を付けないとです。
徒歩だって、バイクだって、自転車だって気を付けてね。
その他の乗り物もね。

インフルエンザもカゼも要注意で
では、良い日を!

















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