Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

しろのきおく

2014-01-11 | Weblog


『雪』というものを初めて観た記憶は、何歳だったのだろう?
その時の風景は辛うじて憶えてはいるけど
何歳だったのかは憶えてない。
ただ、まだ小さかったということだけは分かる。
川をずうっと昇ってのぼって…いった先の、山の中の
山道の脇に、雪があったのだ。
雪が降らない地方とはいえ、山奥に行けば、降るところがあるのだなと
ビックリだった。

父親は、夏には海へドライブがてら連れて行ってくれたものだけど
冬にドライブに行ったこともあったのかもしれないけど
そんな日曜日のドライブの風景の中で、
いかにも『冬』な風景は、ただひとつ、その『山道の脇の雪』だ。
冬は、新幹線や電車を観に連れていってくれたかもしれない。
運転手さんに手を振っていた記憶がある。
降り返してくれた運転手さんが嬉しかった。


山奥の雪は、『わ~雪だ、初めて観た!』と
普段、大人しい子供だったけど、はしゃいだ記憶がある。
はしゃいだといっても、何をどうはしゃいだかというのは
全く憶えてない。
…ので、気持ちがはしゃいだだけで、
犬が喜んで庭駆けまわったみたく、飛びはねまくったというわけでもなく…
ただ雪だるまを作ろうと試みたことだけは憶えている。
でも、雪があまりに少なくて作れなかったっけな。
だから、雪だるまは目の前で観たことがないという、憧れの達磨なのだ。

それ以降の雪の記憶というと、
年に1回、全国的に雪の日になった時などに
雪雲がこの地方まで『こんにちは、ここまで来てみましたよ』…と
珍しく言いに来て
いつもの風景を白く染める、そんな日の記憶だ。
年に1回(多くても2回)ぐらいしかないので、そんな日は
気前の良い先生だと『よし、校庭に出よう!』というナイスな提案をしてくれて
それこそ、クラスのみんなは
『雪が空から降ってくる』という物珍しい光景に、はしゃいだものだった。
雪が降らない地方の子供にとって雪は、自然と心躍るものなのだ。

他はね、この間もここに書いた
友人と行った冬の東京ディズニーランドで観た雪。
『東京には雪が降るのだなぁ…』と初めて知った日だ。(TDLは千葉県なのだけど…)m(_ _;)m
ミッキーマウスに雪のイメージがなかったからな。
でも、シンデレラ城は雪が良く似合うね?
そういえば、白雪姫のお城ってどんなお城なのだろう?

眠り姫のお城、ジャスミンのお城、アリエルのお城
そしてシンデレラのお城
白雪姫のお城だけ知らない気がする。
白雪姫、姪っ子が小さい頃、一緒に何度も何度も観たっけなぁ。
なのに憶えてないなんて…トホホだね?

お城の話じゃなかった、雪だったね。
雪の記憶は、今、思い出してみるに、こんな幾つかしかない。
今年は、そんな年に1度があるのかな?
降ってもやっぱり雪だるまは作れないのだろうけど
作りたがったあの日の自分のことは、思い出すのだろう。
たった1ページだけの思い出なのだけど。
山道の雪の景色は朧だけど、大事な思い出ということは
確かだ。


今年一番の寒さと、ニュースで言っていた。
道路の凍結、降雪、色々と日本全国であるみたいですから、
車の運転は重々気を付けてほしいと思います。
要注意!…ですよ。

歩く時だって要注意、すってんころりんと転んだら危ないですからね。
頭打つかもしれないし、
お尻強打で青くなってしまうかもしれないし
もしかしたら尾てい骨にヒビが…なんてことも有り得るかもしれないです。

本当に気を付けて下さいね!


あとは…カゼひかないように^^

では、今日も良い日を!
寒波による諸々には気を付けてね。





手の中で溶けていく雪は白く
残るのは小さな雫だった

写真の中の2人は今は遠く離れて暮らし
年賀状では当時と変わらぬ笑顔が
あの日の雪のことなど憶えてないみたいに
お日さまのように輝いている

手の中で溶けて行った白い雪は
今は白い印象を持った思い出となって
こんな寒い日に降り始める

雪やこんこんあられやこんこん

歌った僕は、
今はあの頃知らなかった歌を口ずさむ
この町の中で












コメント
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