Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

花の向こう側

2014-01-15 | Weblog
花はそれぞれに咲く季節があって
わざわざ、こんなに寒い時期に咲くことを選んだ花も居るのだね。

きっと、寒いだろうな。
冬のあの冷たい風がビュービュー吹く中を
可憐な色をして、逞しく咲いている。

国道沿いでハートのカタチをさせて咲いていたりとか
川沿いであまりに風が強いから幹を斜めになりながらも
歯を食いしばるように咲いている花とか、
庭で遊びに来る鳥たちと戯れているかのように、輝きながら咲く花とか。
これら全部、山茶花なのだけどね、好きな花は幾つかあるけど
山茶花も自然と観てしまうくらい好きみたいだ。
薔薇の花のように見える時もあるけど…やっぱり日本的だね?
和製の薔薇といった風に観えるよ。

賀龍の愛で
画龍…
我流…って書こうとして変換したら
『賀龍』と出て、何だか素敵と思ってしまった。
変換していくと、面白いね。
縁起が良い感じで良いなってね。

我流の目でだけど(がりゅうのめで…と打とうとしていたのです)
色んな景色を観ていると、ささやかだけど色んなシーンがある。

道端で、路肩で、街路樹として、家々の庭で、門の傍の小さなスペースで
鉢植えの中で、公園で…または、公共施設の花壇や室内の花瓶の中
はたまた、お食事処の床の間の花、ホテルのロビーなどなど。

そういったものが好きだから
『あ、ここにも咲いている』
『おっ、あそこにも咲いている』
『へええ、こんなところに咲いている』
…と、同じ景色はなく、全部が全部それぞれの魅力を放って
植物たちは、逞しい花や緑の葉を見せてくれていて
どうしても視線はそちらへと誘われる。

よくあるシーンではあるのだけど、
そういったものに心惹かれる人も沢山いるのだろうけど
僕も、その一人にこっそり入れさせてもらって
こんな寒い時期にも咲いている花の、植物の
その心意気に、心寄せる。

最近、携帯で写真を撮らないものだから(デジカメが扱えません…トホホ)
いや…時々撮ってはいるのだけど
ほんの気が向いた時だけなので、写真をこういったブログに載せることもなくなった。
いつも同じ写真になってしまっていたので
控えるようにしたというのもあるのだけど。

我が家で今咲いているのは、
山茶花、水仙、オキザリス(数種)、キャットテールは…この間まで咲いていたけどな?
あとは、千両の実がたーくさん生っている。
自分の部屋では、ブーゲンビリアが一輪咲いている。
ブーゲンビリアは、秋も深まって来た頃に咲き始めてね
三輪順々に咲いていって、今は一輪だけになっているのだけど
年末年始も乗り越えて、まだ咲いてくれているのだ。

この一年で一番寒い時期なのに、夏の花なのに、わざわざこの時期に…と
スゴイなぁと眺めるのだけど、同時に
その頑張る姿にいつも励まされている気になるよ。(←勝手に)
やっぱり植物ってスゴイね!
人間より先輩だもんね?

…何を書こうとしていたのだっけ?
いつも到着点のない文だけど、ええと…とにかく
寒い時期に咲く花の心意気が好きなのです。
心意気というより、『誇り』、かな?

美しさの後ろ側には、何事もそういったものが潜んでいる気がするのだ。
強い風に耐え咲いている姿とか、誰も通らない道端で人知れず咲くとか
そんな誇りとか心意気。
花だけでなく、美しい物には
その向こう側うしろ側にある、美しさを造り出す芯のもの
強い風に耐えうるスピリット、美を造り出すチカラ。
そういったようなものがある気がしてならない。
世界の片隅で息をしている僕みたいな存在にまで、そんな綺麗な姿を愛でさせてくれる
そんな姿に背筋を伸ばし敬礼したくなるのだ。
そっと花に触れ、語りかけたくなってしまうのだ。(変な人でごめんなさい)


音楽、絵画、文字
美味しい物、美しい物
海、山、空、花

そんなものたちがある世界で

今日も、奇跡な出逢いがある世界で
君がいる世界で、みんながいる世界で
心は嬉しく
瞳はいつも地球のように廻り続ける


寒さがまた一段と強まるみたいだね?
道路の凍結や、降雪のあるところでは車のスリップとか諸々気を付けないとです。
徒歩だって、バイクだって、自転車だって気を付けてね。
その他の乗り物もね。

インフルエンザもカゼも要注意で
では、良い日を!

















コメント
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