今日は朝方そこそこ冷えていて晩秋を思わせる気候となった。
今日は当区の西北にある区の区民センターと当区の北隣区の学習センターというちょっと変わった組み合わせの組織が共同で歴史ウォークと銘打ってその第1回目が行なわれることになっていて古道連協のメンバーのうち事務局長と北隣区に住む女性のMさん、そして私の3名がサポーターとして参加することになっている。
そもそもこの話を事務局長が聞いて来て、私にもサポーターで参加してくれないかということになったものである。
それを聞いたのも最近の話であるが古道連協としても他区のガイドの会とのコラボレーションをしたらどうかということであるが、そのこと自体は別段問題ではない。
私としては余り進めたいと思う気はなかったが事務局長が西北の区のガイドの会の代表から応援してほしいということだったようだ。
その会というのがその区の区民センターの職員を中心に興した会で街おこしの一環として取り組んでいるのである。
その区は別段問題ないのだが、もう一方の北隣区の学習センターというのが関わっているというのがよく分からないのである。
確かに学習センター(正確には生涯学習センター)でその区の区民センターの近くにある組織である。
片やガイドの会(実質的には区民センター)でもう一方が学習センターとはこれいかに…ということである。
両方とも区民センターで東西の区で協力して何かやろうという市の方針が出ているというのならそれもアリかなとも思うが、学習センターという取り合わせはなんじゃいな、ということである。
学習センター自体は市の外郭団体だから別段どうってことはないが、別々の組織が「歴史ウォーク」なるものを企画し合同で運営して行こうとういうことである。
それはそれとして事務局長が協力を求められて一応受けたのであれば当方としてもサポーターの役目ぐらいはお引き受けしてもいいですよと言うことで今日の参加となった訳である。
西北区の区民センターに9時15分までに来てほしいということだったので自宅を出たのが8時15分頃である。
地下鉄の路線を乗り継いでその区の区民センター前にやって来たが道路から表玄関の方に入ろうとするところの入口にチェーンがかかっているのですぐ近くにあるバス停のベンチに座って時間が来れば開けてくれるのかと思って待機することにした。
時刻が9時10分前ごろに私の前を通り過ぎようとする女性が振り返って私の名前を呼ぶので見上げると今日参加するメンバーの一人のMさんである。
そのまま2人してベンチに腰かけて待っていたら遠目に事務局長が見えたが私達とは反対の方向に歩いて行く。
「そちらとは違うよ」と言ったが聴こえなかったのか、そのまま行ってしまった。
そしてその区の区役所に入ってぐるっと回って私たちがいる所に戻って来たが、その頃には9時を回っていたのにチェーンを取ろうとやって来る気配もない。
やがてその区のガイドの会の会長であるK氏がやって来て奥の通用口に誘導されてみんなで一緒に入る。
2階の広い部屋に通されたので一番奥の長机の椅子に3人とも腰かける。
10時から11時までの2時間を2人の講師、最初は文化財研究所の学芸員が話し、次いで地元の歴史研究家の話を聴くことになっている。
ウォークはその講演が終わった後、歩くということだ。
その際に私達に列の中程に入ってサポートしてほしいということである。
話はその地区の歴史が中心で古い時代が専門の講師の話、それに次いで地元の歴史研究家の話で合計1時間ほどで終了となる。
11時の定時に終ってトイレ休憩を挟んで一回のロビーに集合する。
そして一旦その区の北に上ってから西へ振り、後は南下して環濠住宅があった地域へ行き最後はその地域の神社で解散というコースで余り見るべきポイントはない感じである。
そのコースを30人の参加者+我々スタッフ10人ばかりの合計40人が道を歩いて行くので車や自転車などが前や後ろからやって来るので、その都度声を出して端の方へ寄るように声を出すことになる。
大体、この人数なら普通は2,3班に分けて歩くのだが説明する人は1人だけなので全員で歩くということになったような気がする。
これはいかにもアブノーマルなやり方である。
我々に入って欲しいとしていたのも見本を見せて欲しいということの様である。
最後の神社だけ神主さんが話をしてくれたが当区にある神社の分社と言うことになる。
その神社で解散となり我々3人は地下鉄駅の方向に歩きかけたが、午後1時を回っていたのでお腹もすいたということで2人は途中のたこ焼き屋さんに寄ると言うことだったが私は昼食にたこ焼きを食べる気がしなかったので2人と別れて1人で20分ばかり、歩いて行き、低い台地を超えて天丼屋さんに入る。
食事後はそこから近いバス停横のスーパーで買い物をして、歩いて自宅へ帰って来た。
と言うことで今日も結構歩いたことになる。