自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

空想☆ヴィラデスト妹さまは葡萄の女神?

2007-10-25 22:14:18 | 妹様のゴーン!ゴマ様のゾーン!インプレ


玉さん御主人が
最初に葡萄畑に
苗を植えたとき

神様は
それを愛でて

ワインがかならずや
素晴らしく出来るように
ワインの女神を
お遣わしになり
御主人の身近に
そっと送り込んだ

その方は
普段は
何食わぬ顔で
スタッフの一人として
ワイナリーでカフェ・レストランで働き

夜になると
ひそかに
ワイン蔵で
本当の仕事をしているのです

☆☆☆

その方って
もしかしてあの方ですか?

玉御主人は
ハハハと笑って
「あのね あの人は妻の妹でね
昔からずっといるんだよ」
とおっしゃる

だが本当にそうだろうか

神様が作為して
玉御主人の記憶と
古い写真を操作して
そう思わせているだけなのでは
ないか?

奥さまは首を傾げて
「あのこは私の妹で
子供のときから一緒に暮らしてきたのよ」
と仰る

ほんとうにそうだろうか?
神様は奥様の記憶も脳内も
操作して
そう思わせているだけでは
ないでしょうか?

本当は
奥さまには妹はいなくって
今のあの方は
玉ご主人が
初めて葡萄を植えた
あの夜に天から降りてきたのではないのか

妹さまは
微笑んで
語らない

あの時初めて降り立ったなんて
もう言えない
神様の作ったとおりに
演じるだけ

そして夜中にそっと起きて
ワインの子供たちに
愛を注ぐのであると

その姿は
まるでイエスとヨゼフに
慕われた聖母のよう

命ある人間のうち
ただひとり
その姿を隠れ見た
N醸造長は
震える声で
言葉すくなに
聖母子の姿を
語られました

「こわかったよー」
とも

☆☆☆

本日
10月25日
夕暮れにヴィラデスト・カフェを
立ち去りぎわ

ショップを通過する際に
きれいどころのお3人が
偶然私を見送るかのように
整列しておられ

そのうちお2人の
たおやかな微笑みと
こぼれるような笑顔で
辺りはパッと明るくなったようで

わたしの心は癒されました

0・5秒後
お3人目のあの方の
振り向いた方の
崇高な笑顔で

かわいそうに
私の心は
ポアンカレ破砕をおこして
くだけてしまいました

「ポアンカレ破砕」?昨日テレビで見ました

ああかわいそうなワタクシ
気の毒なコブタ

それで私は
ポアンカレの破片を拾い集め
正直にあの方に
差し出したのでした

☆☆☆

ところで
玉御主人さま

ヴィラデストには
もうお一人
女神がおられると
お聞きになりましたか?

それなら
あれでしたら

どうでしょう
胡麻も植えてみたら
よいのでは?

◇◇◇
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