自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

どこかで見た面差しの◇舟越彫刻家のこれはマリア様でしょうか

2011-11-07 22:32:00 | ああ出来ることなら選びたかった!

この方も

ずっと最近まで
生きていたんだなあ



マリア様じゃなくって

大彫刻家の方



のんべんだらりと

私は
人生を過ごしてしまったので

一緒の年月を

同じ時に
生きながら

今日まで
テレビに教えてもらうまで

知らなかった





74歳で脳梗塞
利き腕のマヒと

しばらくの間の視野障害



その年令だと
芸術家には

あと20年の
活動期間が

あったのに

それは惜しい
事でした



と思ったら
衝撃は

すぐ跳ね除けて

モズモズ

リハビリを始めて

もう強く
石にノミを打ち付ける
事は出来なくなったが

粘土で型を作る
ブロンズ像なら可能だ

と言って

堂々の
復活

ていうか
さらに深みを増す





結局

その脳梗塞からの

「あったはず」

の20年近くを
第一線で
活躍しきって

永眠



この



長女の方に

『いい人生だったわね』

と最後の言葉を
送られて

の最期



学生に

慕われて

感動がスッと
入ってこられるような

明るい気持ちで
いるんだよ

という意味
???

の言葉を残して

お別れ



やっぱり
美術学生は

(一見おかしな変ったやつらばっかりでも???)

なにか澄んだ
特別な瞳を

しているそうです



あー
そうなんだろうなあ

そこまで
見てくれる先生なんて

いいですよね

慕われるわけだ



舟越保武氏



2002年まで

同じこの時代で

生きていたですのに



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