自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

もうパシュッ!とこれはね◇リュードヴァンのシードル林檎のお風呂に入っているところ◇

2011-02-03 23:16:40 | リュー・ド・ヴァン『天空のワイン畑』


もう日差しは

明らかに春だし

いきなり
中学一年の春四月七日に
引き戻される

ような
鮮烈な出来事も

あった事だし

私にねえ



それって

引き戻されすぎ?

あの頃の自分は
ひどかったなあ

今と変わらないくらい
ひどかった!△

ルックスが!



まあでも
とにかく日差しが
全然違うんだ

それで元気付けられて

この間の秋で

いちばんフレッシュな
画像を

取り出してきました

これは
リュードヴァン・ワイナリー

プシュッと
音を立てて洗われている
鮮紅リンゴです

たしか
この春には
製品になるって聞きました

それもうすぐですよね

明日数回ぐらい!



だからその

ワタシも

一日誰とも
話さなかった日

とか今更気にしないで

英国ダービーシャーの
若殿が

愛馬を引き出すような
つもりで

年度の経った
国産アストコマーチン車を

明日引き出して

鼻先をまわして

ライデンくるみの里や

奥軽井沢や

花軽井沢に

向かうんだ

なーん



いいじゃないか

明日も暖かいと

予報は言っている



ゆでた大根とかに
かかわずらっていると

いや

大根は忘れろ



この画像の
林檎のシャワーに
自分も入れてもらえば

ノッチンガムの若殿のように

エセックスの若様のように

古いケットラを
引き出して

けっこう
気分だけでも

駿馬に
乗ったような気分

じいさんが
駿馬にのったような気分

おかしいなあ

あの年の
四月七日には

わたし
中学一年
だったんですけどねえ

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江戸時代にはきっと『0の概念』がないので今日が49番目の日になるらしい◇

2011-02-03 22:55:29 | 突如世界が消えたよう


でも誰もこないし

なんの
祝祭???も
やらないらしいので

ひとりで
スプリングソナタを
掛ける

なんと言っても
気持ちが
通じたのは

この曲だから



時間が余り

間がもたないので

クロイツェル
も掛ける



午後
暖かい
晴れのいい日だった

郵便局へ
行くのはやめて

二人で
じっくり
この2曲を聴く

庭へ出て
あたりの様子

この日の空気を

撮影して
のこす

障子に
自分の頭の
髪の毛の
ポヤポヤが
写っている


ここにカレーラスが
いれば

色んな
話が出来ただろうな

共通言語が
あればね

スケジュールが暇で

いまもし
君がここに居ればね

ポールの
『 You Here Now 』

を思い出す
ところです

でもその曲

レコード買わなかったし

生涯1回しか
聴いてないから

知らないんだ



カレーラスが
ウチにお客に来て
三人で

話したかったなあ

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本当にブラームスといくらか深く語り合う夜があるような気がするんだ◇マグノリアの森の中で

2011-02-03 21:02:05 | それならしかたないね


この間
空想でブラームスと
待ち合わせて渋谷から電車に乗る

の項で

画像の出典を記すのを
忘れましたが

それは私の
好きな『名曲探偵』
筧利夫氏の

番組の

あれは若いドヴォルジャックを

ブラームスが
励まし導く

というエピソードの
回でした



その内容は
忘れましたが

アッあのスラブ舞曲だ

あのたたみこむような
近接鍵盤の

という話でした



それはともかく

ブラームス



クララの臨終に
間に合わなかった

汽車の乗り間違え

それに気がついたときの
胸のつぶれるような
思い

ひとこと
私がその場にいて

駅に居て

じいさん
その汽車じゃねえよ

と言ってやれば

あんたの行く
ゲヴァントハウス行きは
その3番線だ

と言ってやれていればと



でももう遅い

何事も
もう遅い

なにしろ
150年は
経っている



だからまあ
もうその件については
いいんだ

それより

深いマグノリアの
バーの森で

落ち着いて
すわって

焦げた
ウイスキーの香りでねえ

ブラームス

色々話すことが
あると思うんだ

この頃

またウィスキーが

本当に
よく思えて

飲んだ事のない

アイレー島の
シングルモルト
ですか

グレンなんとか
とか
やたらクレンのつく
醸造所の数々

まあそれらのひとつがあって

ブラームス

ほら
言う事が
あるだろう

言ってみなさい

こちらも
少しは
事情知っているから



深いマグノリアの
森の中は

しんしんとして

もう暫く
ここから
帰らなくて
いいから

ちゃんと
タクシーで
5分

ぐっすり休める
部屋もとってあるから



案外つらい
ヨーロッパの大芸術家

親身になんて
なってもらえない日常かも

うちとけた
この
花軽井沢のスィートに
泊まれば

きょうも
帰らない

とかなんとか
言いだすと思うんだ

ほら言った!

気の毒な
ものだ

妻のいない
ドイツの大芸術家なんて

交響曲1個

いや4個のうちの半分

なかったことに
しても

妻が居た方が
よかったんじゃないか

ほどほどで
よいから

せめて
汽車に乗り間違え
なければなあ



アイラモルトと

昔話で

マグノリアの
夜は更けるのでした

きっと

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