私は玉御主人の元「カフェの親父日記」を読んでヴィラデストに有名パティシエの店が出来ると聞いて、勝手に想像していました。
うわぁ!じゃあワインで言えばラトゥール級の生クリームが、ラフィット級のベルギーチョコレートが味わえるようになるのかな、この世にそういうペトリュス級のクリームがあるならそれはどんなだろう?と。
一度その新パティシエご夫妻にご挨拶させていただいた時、御主人は優しいほんわりした笑顔の方でした。でもところが17日開店の日にお話した時は、あのう制服を着られたせいなんでしょうか、キリッとした口ひげの美しい威厳のある人になっておられました。ビシッと空気に音のする感じ、そういうものなんですね。ああ緊張。それででも奥様は変わらず優しくてそれでちょっと安心。
早速生クリームの講義をしていただきました。知らなかった事ばかりでびっくり。最近の言い方で「目からたらこ」みたいでした。
あのですね、ひとつひとつの事は次回書きたいと思いますが、全体で言うと「食べながら教えられる感じ」ああこういうものなんだと、こういう食べ方がホントなんだと教えられる感じ。
フルボディ?の生クリームをひとさじ、でなく「1フォーク」すくってみて、もしかしてラトゥールってこれか?これかも!と実感していますこの3日間です。
画像はミニ・シュークリームの上のところがかりっとした、偶然パティスリー工房からスススススと速度早く出てきたパンのMYOさんお奨めの一品です。