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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

フォイヤーシュタインってどんなもの?

2015-08-23 10:56:16 | フォイヤーシュタイン
 風が気持ちのいい朝です。

 朝食は、おいしいのですが食べ過ぎると眠いので、
今日はこの前パステルアートをしてくれたひとみさんのお土産の
沖縄のピーナツ黒糖とアイスティーで済ませました。

 こう書くとおしゃれな感じですが、
気がつけば黒糖ピーナツ半分以上食べてしまいました
アイスティーと黒糖ネバーエンディングな組合わせです。

 フォイヤーシュタインという教材は、どんなことをするのですか、ということを
聞かれることがよくあります。

 教材の説明だけすると、
点を結ぶ教材や上下左右を考える教材、分類や比較をする教材に、
場面に応じた感情を考える教材や時系列を考える教材等々、
幼児教育の教材やSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)と似ているな、と感じられると思います。

 フォイヤーシュタインは教材としては、それらの教材と似ているかもしれませんが、
目指しているところが異なるように私には感じられます。

 フォイヤーシュタインでは、
教材でやったことを自分の生活や社会の中のことに置き換えて考えたり、
自分が教材に取組むにあたって、どんな方法をとったかを考えたりすることを大切にします。

 それは、教材をこなすことが目的ではなく、
教材を通して、言葉を学んだり、概念を考えたり、観察力を養ったり、と
多岐にわたる思考、認知力、学習する力を養う教材です。

 私ができることは、フォイヤーシュタインという教材を一緒にすることで、
一緒に学ぶ子どもさんが立ち止まっている部分を見つめることです。

 そして、具体物を使ったり、もう少しステップを小さくしてみたり、ものの観察をしてみたりしながら、
子どもさんの中に言葉や概念を作る土台をつくって行くことです。

 世の中の海を渡るには、自分なりの羅針盤が必要です。
フォイヤーシュタインは、その自分の羅針盤を作るための材料、土台をつくるものだと考えています。

 ほとんどの人々の中で共通となっている概念が曖昧の中なままで漂っているのは、不安なことだと思います。
足回りを固めるために、フォイヤーシュタインを取入れてもらえると嬉しいな、と思います。