日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

IE-Ⅱ後半戦。

2014-10-31 20:33:28 | フォイヤーシュタイン
初冬を思わせる、さむさを感じますね。
明日から、フォイヤーシュタインIE-Ⅱの後半のワークショップです。

今日は、フォイヤーシュタインの先生のIEの授業を見学させていただきました。
IEの教材を使っての授業の楽しさと理論的に思考させる緻密さに感心しながらの見学でした。

授業の内容の幅の広さにも、圧倒されました。
聖武天皇の話から試してガッテン、血縁の話から情報化社会、と縦横無尽に話をされます。
その中の話から、いらっしゃった生徒さんは、自分の持つ問題に気がついて立ち戻ります。

話の幅をもたせながら、楽しく!
そしてIEをしている方に、一見すると一般的話題を自分の問題として考えさせているのは、
先生の話の仕方や空気感、経験などが混ざり合った何かなんだろうなぁと、感心するのみです。

教材への色々なヒントをいただいたり、本当に有意義な時間1日でした。
本番は、明日からのワークショップです。油断せず取り組んできます。
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からだと語る。

2014-10-30 16:55:51 | annon
 雨が降る前なのでしょうか。
風の冷たさが昼間とは違っています。
雨が降ると、一歩、一歩、冬に近づく気がしますね。

 今日は、アロマのトリートメントの予約が入っていて、
午前中はアロマセラピストとしてのお仕事でした。

 アロマトリートメントの前に、お客様にからだの状態をお聞きすると、
なんとなく疲れてる?くらいは思われているものの、
体全体をぼんやりとした印象で話されることが多いです。
でも、トリートメントをしているときやおわった後、
「背中の○○が凝ってるかも!」とか「私の足ってもしかして冷たいよね!」などと
自分のからだに対する気づきがある方が多い気がします。

 アロマトリートメントなので、花や葉、樹木等々からとった精油を用いた、
天然の香りがほんわかする中での、リラクゼーションのトリートメントです。
 
 私がトリートメントをする側なので、
お客様のからだの状態をああ凝ってるとか、むくんでると分析しながら
トリートメントしていると思われるかもしれませんが、
あまり、何も考えずにトリートメントしています。
なんか、手触りとか、肌障り、でちょっとここ立ち止まってみようかなぁ~とか、
ここは、なんか、さっさと行った方がいいかもなぁ~くらいの感じで、
実際はトリートメントしている気がします。

 なので、トリートメントをすることが、
お客様自身が「ああ、私のからだってここが凝ってたんだぁ~」とか
「私の脚って、すごく冷たいんだ。」などと、
自分のからだと対話するきっかけになっているのは、
とてもうれしいことだなぁ~と近頃思います。

 アロマセラピストの資格を取ることに一生懸命で、
試験のために症例を採ったり、練習をしていたときは、
疲れていたり、「ここが凝ってるの」と言われたところを、
どうにか軽くしたい、軽くせねば!と思っていました。

 それも、とても大切なことですが、近頃、少しずつですが、
コンスタントにアロマトリートメントをするようになって、
やはり、お客様自身が、自分のからだに気がつくのが大切なんだなぁ~と、
しみじみ思っています。

 自分のからだのことに気がついた方は、
仕事が忙しくても、疲れすぎないように、疲れが長引かないようにと
すごく、自分でもケアをされていて、自分のからだを大切にされています。

 なんでも、「私」がありすぎると、
よかれと思っても、邪魔してしまうことも多いかもなぁ~と、
自省の念をこめて、思うことでした。

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見えない?気がつかない?

2014-10-29 22:49:04 | フォイヤーシュタイン
 朝晩はひんやりしますね。
本格的な冬になる前に、もう一回作っておこうと、
フルーツ酵素を作りました。
あまり寒いと、発酵が遅いでしょうからね。
ぎりぎりセーフだといいのですが。

 先日、フォイヤーシュタインをしながら、
運筆の練習と集中力を!と思い、
大きめのスケッチブックに線をたくさん引く落書きをしてもらいました。

 やり方は、とにかく、制限時間内いっぱい(このときは20秒)、
よそ見をせずに、スケッチブックになるべくたくさん線を引くというものです。

 スタートと同時に、だいたいスケッチブックの真ん中から、縦に線を引き始めました。
そして、どんどんどんどん、右側に線を引いていって、スケッチブックの右端までくると、
手が止まりました。

 時間はまだあと、10秒くらいは残ってます。

 なぜ、手が止まったと思いますか?
もう、スケッチブックのぎりぎりまで線を引いて、
線を引く場所がなくなったから、手が止まったのです。

 みなさんは、お気づきかも知れませんね。
そうなんです。
まだ、スケッチブックの左側はまるっと空いているのです。

 「ここも、空いてるよ。」と、
声を掛けると、再び線を引き始めました。
そして、20秒終了。

 試しに、もう一回同じことをしてみましたが、
結果は同じで、スケッチブックの真ん中から線を引き始めて、
右端まで行くと手が止まり、こちらが声を掛けるまで、
左端の空きスペースに気がつきませんでした。

 たぶん、視力の問題ではなく、
その子どものなかに、左側のスペースが存在していなかったのでしょうね。

 でも、早合点しないでくださいね。
別に、これは、悪いことでもなんでもありません。
「そうなんだ~、へぇ~」くらいのことです。
たまたま、そういう動作でそんな結果が出ただけかもしれませんからね。
 
 では、放っとくのか、というとそんなこともないです。
ほかの遊びや学びを取入れながら、
常に左のスペースがないことになってるのか観察したり、
それで、困ることないかな、と検証してみたりします。
そして、左のスペースが子ども自身の中に存在しないようであれば、
それを作るような遊びや学びをしていきます。

 今、頭の中に、二つ、三つアイデアがあるのですが、
また、やってみてから書きますね。

 私のフォイヤーシュタインは、
昨日書いた私の資質が影響して、寄り道、回り道もたくさんしますねぇ。


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遠回り好き。

2014-10-28 22:00:32 | 日記
 アパートの外階段から、お隣の家の物置の屋根と、
コンクリートのバルコニーが見えます。
チャトラの野良猫が日陰で風通しの良い物置の屋根よりも
日差しがあたるバルコニーに寝ていることが多くなりました。
季節の変わり目は、そんなところにも表れますね。

 私は何かに興味をもつと、
自分が納得するまで調べずにはいられない質(たち)です。
ただ、要領が悪いので、あっち引っかかり、こっち引っかかり、
ぐねぐねうねうね進むので、
なんだか、何したかったんだっけ?ということもしばしばです。

 小学4年生のとき、縄跳びの二重跳びの練習をしていました。
1.5重跳びくらいにはいくのですが、最後が足りない!

 そこで、できる人の観察をすることにしました。
すると、自分と音が違うことを発見!
それで、まず、二重跳びができる人と同じ音を縄跳びで出せる練習をしました。

 やり方は、縄跳びを半分にして片手に持って、
ジャンプしながら、同じ音が出るように縄跳びを回します。
利き手の右より、左が遅くなること発見!左を多めに練習。
どっちも、同じ音が出るようになったら、
普通に縄跳びを持って、同じ音を出せるように練習。
が、片手ずつならできたのに、できない。
何が足りないから引っかかって音が出せないのかを意識して、練習再開。

 すると、ジャンプの高さが足りないのでは!?と思い当たり、
ブロックを庭の真ん中に持ってきて、2つ3つ重ねて、
そこからジャンプして縄跳びを回すと…。

 まぁ、なんということでしょう~、
できたんです、二重跳びが!

 うれしかったこと、うれしかったこと。

 しかし、ブロックなしで飛べないと、二重跳びができたとならないので、
ブロックを一段ずつ低くして、更に練習。

 そしたら、ある日、ブロックなしで二重跳びができるようになりました。
めでたし、めでたし。

 でも、思い出話でこんなこと話すと、
こんなことして二重跳びの練習してる人、周りにいなくてですね。
ひたすら、縄跳びの練習して二重跳びできた人か、
飛べなかったよ、って人か、どっちかです。

 こういうの資質(生まれもっての性質という意味で)なのでしょうね。

 回り道する資質なんだな、と近頃、自分を慰めております。

 ちなみに、ひたすら練習の「自転車編」「バドミントン編」もあります
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大事なつぶやき。

2014-10-27 22:12:03 | フォイヤーシュタイン
 夏に戻ったような日差しの一日でしたね。
今週末は、11月、霜月です。
実感が持てませんねぇ。

 フォイヤーシュタインをしていて、
子どもが、思ったことをぽろりと口に出すことがあります。

 「階段」
ある男の子が、課題をやりながらそうつぶやきました。

 やっている課題は、点をつなぐと直角になる、ばらばらの点。

 ただの点を見ているのに、それを頭の中でつなげて、
更に、「ああ、これは階段の形に似ているなぁ~」と、
目の前の点の配置と頭の中の階段との共通点を見つけて、
「階段だね。」
とつぶやいたのです。

 階段を正面ではなく、横から見た図を思い出しているだろうし、
その階段の直角を取り出しているだろうし。
もしかしたら、絵本で見た階段かもしれません。

 彼の想像の翼は、私が思うよりも広く、大きいもののようです。
とても素晴らしいことです

 フォイヤーシュタインでは、これを「超越性」といいます。

 今やっていることが、
過去の経験や出来事と結びついて、
今の自分の理解度のなかで具体化されていきます。
もっと、自分の理解度があがると、
具体化される内容も高度になっていくのでしょうね。

 さらに、今やっていることが、
過去の体験と結びついて、現在をつくり、
つくった現在から、未来が豊かなものになっていくのではないでしょうか。

 

 



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