日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

夜の子ども食堂

2023-10-28 12:36:00 | 日記
今年の夏は暑すぎて、
もう、こんな気温が11月まで続くってよ!と
8月の頃は聞いた気がする。

ありがたくも秋はきた。
冬も確実にくるな。

夜の子ども食堂に
週一ご飯を作って持っていくようになった。


と言っても、
自腹的な出血大サービスではなく、
ちゃんと材料費いただいて、である。

きっかけは、
いつもとにかく、先を急いでいる、
しかし呑気にみえるりささんの
9月のSNSでのこんな言葉だった。

うちでも、この連休に

『食べるものがない』という

食支援依頼が増えた。


なかには、初めましての方も。


家族が多かったり、急だったりすると、

すぐに対応できるレトルトも

使わざるをえないが、手作りの

『ごはんと味噌汁、そしておかず』が

私は大好きだから、できるだけそれも届けたい。


本人さんたちは、食べれればなんでもいいと

思っているかもしれないけど、

そこで子どもたちに惨めな思いはさせたくない。


<中略>


ごはんをキッカケに、

必要な人は行政やその他機関に繋ぐ。

繋ぐまでは、ここで信頼関係を作るしかない。

繋ぐ先も信頼できる人がいい。

またこの先で、

さらに傷つく機会を増やしてはならないから。


そんな家庭、姶良にもあるの?

などといまだに言われますが、

満足に食べられず

困っている家庭はたくさんあります。

誰が困っているって、

それはなんの罪もない子どもたちです。


何もせず、保護者批判、行政批判などする方が時々いらっしゃいますが、

その前にぜひご自身ができることをしてください。

何もしないなら、

これ以上その子たちを傷つけることがないように、余計な口を開かず黙っていてください。


私たちは批判するのがとても得意だ。
もちろん、私も。

動かず、口だけ動かして、
誰かを、どこかを批判して、
その批判された人たちより、
自分は上等の人であるかのように
振る舞うのが大得意だ。

更に口だけの人助けも大好きだ。
もちろん、私も。

困っている人の力になりたい。
居場所を作りたい。

でも、どうしたらいいかわからないから
やり方を学ぶために、と彷徨う。

たぶん、
学ぶことが好きなだけで、
一生学びの旅で終えて、
充実の人生に満足して逝くのだと思う。

私もおそらく、
そうして逝くのだろうな、と
自嘲気味に笑ってしまった。

夏に話を聞いた中迎さんも
上記のりささんも、
わかんないけど、動いてた人たちだ。

これでは、だめだ。

そう思い、
りささんに
「何か作ってりささんに預けるから、
必要な人がいたら食べてもらって、
いらなかったら、りささん食べて〜」と
曖昧なLINEを送った。

すると、
・つくる人募集してる
・材料費はある
・毎週月曜(でもできるときでいいよ!)

との神返事が来て、
月曜日の夜にご飯を持っていく形態が
スタートした。

私にとって、夕飯は
その日一日を締めくくるイベントだ。

いいことがあってニコニコの日も、
嫌なことばっかりで、しょげた日も、
湯気のたったお味噌汁やご飯、
好きなおかずを絶賛し、食べる。

イマイチなおかずに
ケチをつけて怒られながらも
ばくばく食べる夕飯は、
その日あったことを良いことも悪いことも
そんな日もある、
また明日が始まるさ!と思わせる
その日の〆のイベントだった、
そんな気がする。

週に一度だけだし、
作ることができない週もあるのだけど、
もしも「作る元気がないよー」とか
「おいしそうだな」とか
「ああ、もう今日はいやだ!」と
思う日があったら、食べてくださいね。

りささんは言う。

食支援の依頼がくるといつも、

見つけてくれて繋がってくれてありがとう、と

うのです。


昼間の子ども食堂で、

一緒に川遊びをしたお子さんが、

子どもたちがもらったおやつを私に

「一緒に食べよう。どっちがいい?」と

分けてくれたことを思い出す。


大人だからおやつなくても、

何も思わないのだけど、

なんだか、とてもうれしかった。


なんか、一緒に食べましょ!


そんな小さなお手伝いの機会。


食べてね!











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栗本さんの講座開催ご報告!

2023-10-27 09:03:00 | 日記
栗本さんを空港に迎えに行って一週間!

先週の土曜日、無事に鹿児島での
栗本さんの講座を開催しました。

今回は、過去で一番、
新規の方がたくさん来てくださいました。

新規の方々は、
これまで講座に来てくださってた方が
お誘いくださっていらっしゃった方々。

今回、主催は違うものの、
8年間鹿児島で続けて来ながら、
個人的には色々と考えることもあったので、
はじめましての参加者さんが多かったのは、
とても嬉しいことでした。

さて講座は、参加された方の多くが
お子さんたちと接する最前線の現場の方々で、
栗本さんのお話を頷いて聞き入り、
実技で驚かれ、
あっという間の2時間だったのでは、と
思う会場の雰囲気でした。

また、親子で来られた方も多く、
数年に渡って来られているお子さんは、
その成長に目を細める栗本さんのお顔が
優しげだったのが印象的でした。

講座の内容も座学、実技と充実。

体を動かすことや遊ぶことで、
体の使い方が変わることはもちろんですが、
私が一番印象に残っているのは、
相手の体への触れかたについてでした。

栗本さんはこれまでの講座でも、
相手をどこかに誘導するときや
危ないところに行こうとしたとき、
ストップさせるときなどの触れ方に言及されています。

「触れる」という行為は、
本当に瞬時に相手にこちらの在り方を
悟られるツールだと思います。

口では耳触りの良い、
優しいことを言っていても
怒りやイライラが募ってることが
すぐにバレる触れ合い。

触れずとも、
そういう大人に
お子さんたちはまず、触れさせない。

大人側の心のありようなのだろうけれど、
こちらも修行が足りぬ身ゆえ、
せめて触れ方一つで、楽に誘導できると、
お子さんにもこちらにも
心身の負担が少なくて済みます。

心配が募っている行為が、
いつもストップかけられるばかり!と
反発を募らせてしまわないためにも、
触れ方って大切だなぁと、
改めて思うことでした。

その他、講座の中では、
講師自ら前日に夜なべして作った、
「竹とんぼ」的なものや大縄遊びなどでも
参加したお子さんも大人も盛り上がりました。

講座でのエッセンスを
お家や学校や現場でまた実践されて、
またその話を来年聞くことができると良いなぁと思います。

参加してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。

今回の講座は、
鹿児島市の令和5年度の市民とつくる協働のまち事業の補助を受け、任意団体「こだち」として主催しました。

そのこだちのメンバー、
からだメンタルラボの津田さんも
今回の講座についていち早くブログに
アップしてくださっています。


他のイベントのブログと一緒になっていますが、今回の講座参加者さんの感想なども載せてくださっています。
よかったらお読みくださいませ!
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こだちイベント当日!

2023-10-21 10:37:00 | お知らせ
とてもいい天気です!

今日は栗本さんの講座当日です。

お車でお越しの方は、
西本願寺鹿児島別院の駐車場にお停めください。

講座にお越しの皆様、
よろしくお願い致します。


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遊びと発達

2023-10-13 15:35:00 | お知らせ
先週は、熊本に行ったり、
東京は日比谷野音に行ったり。




エレカシのライブを浴びた日々だった。
そんな日比谷の空を思い出す、
今日は曇り空です。

こだちでの
「あそびで育てる子どもの発達」と題した
栗本さんの講座もいよいよ来週末です。

子どもの発達を遊びの中で育むことは、
たぶん、特別なことではないと思います。

公園で遊ぶお子さんや家や幼稚園、保育園などで、楽しげに遊ぶお子さんたちは、
自分が没頭する遊びで、
そのときどきの体の使い方や発想、
色々なことをごちゃ混ぜにしながら
成長していくと思います。

それは発達云々を意識していないけれど、身体スキルが日々の遊びによって磨いている途上という見方が外からはできるように思います。

ただ、子どもたち個々が求める遊びや
体を使う力は、同年齢でもそれぞれでしょう。

でも、例えば幼稚園や保育園、小学校という
集団の中で同じことをするように求められると、同じにできないお子さんがいることがあると思います。

そんなときに、
「どうやったら同じにできるか」に
焦点を当てるとお子さんも教える方もしんどいことがあります。

もしも集団の中で、同じ動きをせずに、
独自の動きをしているお子さんが居たら、
「その子はどうしてその動きなのかな」
という視点を持つとそのお子さんの「今」を
知るきっかけになるかもしれません。

子どもの遊ぶに任せるだけでは、
ただの放任のように感じるかもしれませんが、
お子さんたち、それぞれの遊びの世界に
付き合い寄り添うことで、
お子さんの今の体や内面を知るきっかけに
なるのではないかと思います。

講座の中で、一緒に遊び、
その遊び方でお子さんのことや
私たち大人の側のありようも見ることが
できます。

広い会場ですので、
まだまだ参加者さん募集しています。

お申込みは

ugoku.Kiku.hanasu★gmail.com
(★を@に変えて)
まで。

お名前、ご連絡先(Gmailが届くアドレス)をお知らせください。

ぜひ奮ってご参加くださいませ!



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