日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

遊びを通して体と心を育てよう!

2024-04-24 13:56:00 | 発達応援
今年度の夜の子ども食堂が始まった。

予算や運営方法が昨年と変化があり、
今年度は夜の子ども食堂は月2回となった。

とりあえず、
元気に、にこにこと
パワーチャージになるようなご飯作ろう!と
思った初日でした。

私の教室にある
ハンモックとロッキングチェア。

ハンモックは中古の家購入時、
天井裏に鉄板を入れてもらい、
ハンモック吊り下げ場所を確保した。

ロッキングチェアは、実家で父が亡くなってから
お茶挽いていたので貰ってきたものだ。

教室に来たお子さんたちは、
必ずハンモックに乗り、
兄弟姉妹で来るとどちらかはハンモック、
どちらかはロッキングチェアと分かれて楽しんでいる。

見ていると、ハンモックの方が人気で、
ロッキングチェアはハンモックが空くまでの
待合椅子といった様相だ。

このハンモック自体は200kgまでOKな丈夫なもの。

だから、幼い兄弟姉妹ならば全員で乗っても
良いのだけれど、
これがなかなかうまくいかず、
独り占めだったり、大人と乗りたがるので
順番を巡って静かな戦いが繰り広げられる。

この静かな戦いを見ていると、
それぞれのお子さんたちの体の成長や心の成長などをふと目にする瞬間がある。

とにかく、ハンモックでずっと包まり続けていたお子さんが、ブランコのように勢いよく漕いで遊ぶようになるとき。

丸くまるまらず、背中の支えがなくても遊べるような体になってきたのかな、と思い、
家でもそういう遊びや公園の遊具などでの遊びを提案したりする。

兄弟で来ていて、「代わって」と言えなかったお子さんが力尽くで奪おうとするようになるとき。

親御さんはその力で奪おうとすることに、ストップをかけるのだけれど、
自分の「やりたいなぁ」という気持ちを
とりあえず、表に出せる段階に来たんだね!
ということをお伝えすると「あ、そういえば…」と自己主張できるようになったエピソードを思い出されたりする。

ずっとハンモック独り占めだったのに、適当なタイミングでふと譲るかのように、
ハンモックから離れるようになるとき。

やりたそうな人がいると周りの状況を把握したり、独り占めはダメだよなぁという社会性の芽吹を感じさせる。

決して、子ども同士ではハンモックに乗らなかったのに、どちらも躊躇せず一緒に乗って楽しめる雰囲気になったとき。

長かったひとりの世界が開いて、
「誰かと一緒も楽しい」ということを感じるようになったんだね!とそのときはちょっと胸が熱くなりました。

そんなお子さんたちの成長を
例えばハンモックでの遊び、遊び方を通しても垣間見ることができます。

教室では、外遊びをさせたいけれども、
小さい兄弟姉妹がいて一緒に外遊びをすることは難しいという方や
兄弟姉妹が全員何らかの発達の凸凹があり、一方の親御さんだけではお子さんの安全が確保できないなどなど、教室で一緒に遊んで体を育てるお手伝いをします。

お子さんの遊び方にとことん付き合うので、
お子さんの「今」の体を使うことができ、
家路につく車ではお子さんは夢の中のことが多いようです。

ご興味のある方は
annon.okiraku★gmail.com
へご連絡ください。










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お気軽に栗本さんの講座にお越しください!

2024-04-17 11:38:00 | お知らせ
エレファントカシマシのDVD観ると
絶対、この位置に来るなっつん。

結構な爆音だが微動だにせずにいる。
リラックスして寝てしまうこともあれば、
ガン見してることも。

好きなんかねぇ。

7月の都城と鹿児島での栗本さんの講座。
鹿児島では、毎年恒例になっているので、
親御さん方や
学校や幼稚園保育園の先生方、
発達支援に関わるお仕事の方、等々
幅広く来ていただいています。

初めて開催の都城では、
「どんな人が行くのかな?」
「行ってもいいのかな?」と戸惑われている方も
いらっしゃるかもしれません。

どなたがお越しくださっても大丈夫です!

例えば、
保育園や幼稚園に通っているけれど、
ちょっと他の子と違う…?と言われたり、
親御さん自身が「うちの子、大丈夫?」と
感じてるいらっしゃる方。

お子さんが学校から帰ると
テンションが高すぎたり低すぎたりで、
それに振り回され気味になってしまう方。

もうオムツは卒業のお年頃だったり、
来年は就学だったり、既に小学生なのだけど、
オムツが外せないのだけど…と
お困りの親御さん。

お子さんやご自身が、
眠りたいと思っても夜眠れない、
眠っていても体の疲れが抜けない!
というような状況の方。

季節の変わり目で上手に体の切り替えができず、
疲れすぎたり、緊張しすぎたり、
日常がしっくり来ない方。

ふと、日常で不安定になってしまう方。

体をうまく使えてないなぁと思われる方。

要するに、
発達が不安なお子さんの子育て中の方や
成人の発達の不安な方、
教育関係者、支援者、
心身の健康に興味のある方、
等々等々!

栗本さんの講座では、
例えば、上記のような症状が出る場合、
個々人のそれぞれの体はどういう状況かなぁ
というところから考えていきます。

そして、個々人がそれぞれ習慣化している
体の使い方をそれぞれで感じていくことで
解決の道を探ります。

今回は、
「発達のものさし」ということが核になるので、
お子さんの動きやご自身の動きが、
発達のものさしでいうとどの辺りの動きか、
ということも加味していくことになるかと思います。

そして、発達のものさしで、
人の動きの発達を知ることは、
不調を好調に転換するヒントになるように思います。

私自身の経験上では、体がラクになると、
気持ちも変化するように思います。

都城で初めての講座。
ぜひお気軽にお越しくださいね。




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発達のものさし。

2024-04-16 15:08:00 | お知らせ
知人に

「信号待ちしてたら、
大きな木がわさわさしてて気持ちよさそう!
って思ったらまゆこさんちだったよ!」

と言われた我が家の庭。

特に整えず、放置していますが、
友人が送ってくれた栗の木が育ってるっぽい⁉︎

栗なのか、違うのかすら判断できない。
栗だったらいいなぁ。

さて、今回都城と鹿児島での栗本さんの講座で核となる「発達のものさし」

栗本さんにはこれまでの講座でも、
様々な知見や実技を紹介していただき、
体というものが、ほんの少しの動きでも
緩んだり、使いやすくなったり、
相手とのやり取りを容易にしたり、
様々な作用があることを紹介していただきました。

栗本さんは、ご自身の主催されている、
「からだ指導室 あんじん」
に来られる方々へ個人指導されるだけでなく、
お住まいの関東での保育園指導や
成人された方々への指導などをされています。


それらの指導の中で、出てきた症状を追い、
症状にアプローチするのではなく、
その症状が出てきた欲求の根っこは何か、
考えたり、
「子どもがやってることは必要なこと」と、
見守りつつも更に引き出すことを考えたり
されています。

それは、以前にも増して、
栗本さんが個々のお子さんの発達のみちすじを見つめているからに感じます。

お子さんたちは、同じ家庭環境で育っても
それぞれ、発達の歩みは異なっていると
感じる場面が多々あります。

お子さんたちの
発達の歩みの速度やみちすじの違いは、
「同年齢」というものさしで見ると
「これでいいのかな?」と思ったり、
「何か手立てをしなければ!」という
焦燥感に追い立てられることがあるのではないかと思います。

その焦燥感も親心ということは、
重々承知した上で、そういう、同年齢のものさしでお子さんたちを見がちな場面で、
むやみに焦らずにお子さん自身の育ちを見つめ、
その子の発達のみちすじを応援し、
促すことができるように。

そのために、今回、
発達のものさしを核とした講座を企画しました。

何かを獲得していくための発達のものさしには、障害の有無関係ありません。

普遍的な発達のものさしを知っておくことで、
親御さんや支援者の方は、目の前のお子さんの発達を遡ったり、先を想像したり俯瞰して見ることができるのではないかと思います。

目の前の症状に絡め取られて、
必要以上に絶望したり、安易にできないことと決めつけることがないように、
一緒に発達のものさしについて学びましょう!




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2024年 栗本さんの講座 都城編!

2024-04-10 22:30:00 | お知らせ
昨日は養生の教室で都城に行ってきた。

春は肝を労る時期、ということで、
肝臓のデトックス的メニュー!

どれも簡単でおいしかった。
家でも再現しやすいメニュー。

日々、作って行こうと思います。

15年以上前に住んでいた都城という土地は、
仕事では全く関係ない土地だし、
親類縁者もいない土地。

でも、不思議なことに、
養生習いに行ったり、体のケアに行ったり、
何より、大好きな人たちが住んでいるところだ。

そんな都城で、
7月14日((日曜日)、13時半〜15時半、
栗本さんの講座をやります。

内容は、大きくは鹿児島同様、
まずは、お子さんたちの発達のものさしを
知ることからはじめます。

そして、発達のものさしの途中で
足踏みをしていたり、
目盛をちょっと飛ばしていることがあり、
それがどんな影響を与える可能性があるのか、
についてお話ししたいと思います。

また、足踏みや飛ばした目盛の回収の仕方も
実技を通してお伝えできればと思っています。

都城では、初めての講座なので、
色々な予備知識が必要かもしれません。

講座に向けて、
初めての方でもわかりやすいように、
ブログの中でお知らせしていきたいと思っています。

ブログの方もぜひお読みくださいません!
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2024年 栗本さんの講座(鹿児島編)

2024-04-08 18:17:00 | お知らせ
桜が咲いてから雨の日が多い。

でも季節だから桜の写真…と思ったら、
自分のSNSの過去のお知らせで上がってきた。

たぶん、前に住んでいたアパートの近所の桜。
今年も満開になったかなぁ。

今年は栗本さんの講座を7月に開催します。

初めての都城での講座が7月14日(日曜日)。
鹿児島では7月15日(祝日の月曜日)。

これまで講座は、
遊びでお子さんの発達を促せますよ、とか
自分の体やお子さんの体をラクにする
セルフケア的なことなどお伝えして、
それらを持ち帰って、
お子さんや支援の現場で実践できる、
そういう内容が多かった気がします。

今回は、そのような持ち帰っていただける、
実践的お土産はもちろんなのですが、
体の発達について紐解いていこうと思います。

とはいえ、限られた時間の中で、
じっくり体の発達について語っていては、
時間が足りません。

また、講座を数年続けてきた鹿児島と
初めて開催する都城では、
来てくださる方も異なると思われます。

まず、日にちは前後しますが、
鹿児島の講座では、
ひとまず、小学校低学年くらいまでの
発達のものさしを知ることで、
できないことを冷静に見守りつつ、
年齢相当に追いつくための視点や
どんな実践をしていくか、ということを
講座の核にしていきます。

小学校低学年くらいまでは、
これができない、あれができない、と
年齢的な枠組みの中で、
まわりのお子さんとの違いに
一喜一憂する場面に遭遇することがあると思います。

でも、体の発達というのは、
障害の有無に関係なく、順番は同じです。

ただ、お子さんによって、
標準的に歩む場合もあれば、
ゆっくりだったり、せっかちに歩む場合など
様々です。

そういう発達のものさしと
年齢的にできて欲しい情緒や行動面の育ちが
リンクしていることを知ることは、
できないことを訓練でクリアーするという
短略的なところから脱却できるのではないかと思います。

子どもたちと遊んでいると、
数十分ばかり遊んだだけで、体の使い方が変化します。

でも、その数十分間、
こちらが呆れるほどに、
子どもたちは飽きずに同じ遊びを繰り返します。

そんな子ども自身の飽きずに繰り返す遊びが、発達を前進させていくのだと思います。

そして、子どもがする遊びは、
子ども自身の発達のものさしとリンクしています。

そんなことを
日々、保育園や障害のある方々との実践に富む
栗本さんのお話や実技を通して
学んでいく時間にしたいと思います。

長くなったので、
都城での講座についてにはまた明日お知らせしますね!









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