日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

2019年、おしまーい!

2019-12-31 23:46:00 | 日記
あと4時間ばかりで、今年も終わりです。
W母たちとディープな2019年の最終日を過ごしています。

新しい場所へ行かずにはいられないのは我輩の性分であーる。



2019年は、しょっぱなからDSM-5の虎の巻やら翻訳本やらグーグル先生に原書翻訳してもらって「神経発達障害のすべて」について考えることから幕が開けました。

そして、振り返ると「え!今年のことだったんだ!」と驚きましたが、発達障害は治るへの旗艦の書ともいえる『NEURO』が出ました。





私自身、体験でお会いした方々には「お家でお子さんと遊んで治しましょう」「食事についても考えてみましょう!たんぱく質多めどうでしょう?」と藤川徳美医師の本や奥平智之医師のレシピ本を買って教室で紹介することでした。

「一緒に遊ぶってやってないかも」「そういえば、うちはたんぱく質足りてないかも」「やってみようかな…?」それぞれの方々が必要だと思われたこと、できそうかな、と思われたことをお持ち帰りくださったように思いました。

発達障害が全国各お家での取り組みで治っていく情報を集めたサイトが開設されたのも今年でした。


私自身、南の果ての地で治ることを伝えたいと思いながら、他の地域でもこんなに治っているお子さんや当事者の方がいらっしゃる!ああ、そういう取り組みがあったかぁ〜、と知見を分けていただくことが度々ありました。

そして、毎年来てくださっている栗本さんをお呼びしての講座では、発達障害の根本「発達のヌケ」ということをみなさんと実践を通して一緒に考えました。

「発達のヌケ」ということを知り、まずはお子さんとの関わり方の取っ掛かりをお家の方や来てくださったお子さんと関わる方々が得てくださって、様々な取り組みが生まれてくれると思った講座になったと思います。それをまた来年は持ち寄って、より濃い講座になると良いなぁと思います。

そして、年末に滑り込みセーフでできた任意団体「どこでも治そう発達障害」の会。

団体を作るにあたっては、集まってくれた仲間は、色々な経歴を持ち、地道に実直にこつこつと各地域で発達障害のお子さんたちを応援したい、「療育の順番待ちしてる場合じゃないよね?」という思いで活動している人たちです。
「治るよー!」とお知らせするお手伝いができたらという思いだけで集まってくレました。

こうして振り返ると、少なくとも私の周囲では「治るのが当たり前」になった今年でした。

私自身の取り組みとしては、来年は更に「発達のヌケ」を丁寧に伝えて、遊んで育てることプラス、ケアする観点も加えられるような取り組みをお伝えすること。
「学習を諦めた」「学習ができない」というお子さんが学習の入り口に立てるよう取り組みたいと思っています。

学ぶ権利は誰にだってあります。学びたいけれど、今更…と思っているお子さんやもしいらっしゃったらかつてそういう子どもだった大人の方でも学び直しのお手伝いができたら、と思っています。

今年一年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。


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仕事納め

2019-12-30 23:31:00 | 発達応援
今日は積込み仕事の仕事納めでした。
元旦も空いているお店が多い中宅配型スーパーの需要も衰えず、思ったほど物量は減っていませんでした。

無事、事故もなく、ミスもなく終わったのでよかったです。






この年末年始にうちに来る義母。
普段は施設にお世話になっています。

普段の生活の様子はわかららないのですが、年末年始は風邪をひくことなく、怪我なく、よく食べて、帰ってしまえば忘れてしまっても一緒にいる時間は楽しく、なるべく、自力でできることは自分でやって生活できたらな、と思っています。

施設からは、普段の副食は刻み食であること、杖は使わず正面から両手をとって歩くこと、トイレの時間指定など、わりと細かな口頭注意事項をいただき、驚きました。

9月に会って以降の義母は、そんなにも弱ってしまったのだろうか、と。

実際会うと、一緒に掛け声掛け合いながら、アパートの二階までのぼり、柔らかめに茹でた野菜はよく噛みながら食べていたし、薄めに切ったリンゴも食べてくれました。

夜中、覚醒するとそのまま起きて眠れないということでしたが、初日の今日は23:20を過ぎようとする今、よく眠っています。

義母を見ながら、支援の難しさをしみじみ感じています。

誤嚥や骨折がないようにするには、刻み食、杖を使わないというところに帰着するのかもしれないですね。

その人個人を大事に思っているというより、施設という大きな箱ものでヘマをしにような支援と言っては言い過ぎでしょうか。

施設という制約の多い生活。

これは高齢者だけの問題ではないような気がしてなりませんね。


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年末年始にむけて。

2019-12-29 14:40:00 | 発達応援
今年も数日になりました。
私は明日まで早朝積込み!
今日までに細々とした片付けを終わらせるべく、がんばっております(当社比)

毎年年末年始は、私は実家の母を迎えてねこと母と年越しをしています。

今年は義父が亡くなったので、義母もこちらで年末年始を迎えることとなりました。

歩くことがちょっと覚束なくなっている義母は、お手洗いが近い方がいいだろう、
寝起きはベッドが必要みたい、起き上がるのもちょっと手伝いがいるみたい…と色々情報集めて、過ごしやすいようにと部屋替えをしてどうにか義母が過ごせるスペースができました。




幸い、実家の母は未だに和室で自分で布団の上げ下ろしをする生活を送っているので、こちらでも同様の生活で済ませます。

義母はなかなか寝つきが悪いようで、こちらに来て大丈夫?そのほかにも、環境の変化に行動面にバグが出るかもと心配してもらったりしています。

そうなのか〜と思いながら、私はあまり大変と思うことなく、じゃあ、何ができるかなぁと考えを巡らせています。

そういうふうに思えるのは、これまでの栗本さんの講座で学んだことや廣木さんの本、神田橋先生の本の知見があるからです。そして、神経の発達はいくつになっても、ということを知っているからでしょう。

その上、去年からは藤川先生の栄養面の知恵もお借りしています。

義母は色々なことが難しくなってきているけれど、そんな中でもできることはある、という知見が私の中にあるからあまり悲観的にならず、何ができるかなぁと思う余裕があるのかな、と思います。

今年の年始にこちらに来たときは、うろうろとして忙しなかったのが、足湯をしたら「気持ちがいいねぇ。こういうのやったことがなかった」と落ち着いてくれました。

汎用性のある発達障害の治していこう、の知見。学んで、自分のものにしておくに限りますね。



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発表ーーー!「どこでも治そう発達障害」!

2019-12-27 15:53:00 | お知らせ
風は冷たいけれど、とても澄んだ清々しい日です。




今日はこの空が、一段と気持ちよく見えます。

今年、東北でみるさんが立ち上げた「こねこプロジェクト」覚えていらっしゃいますか?



全国規模で東北で「治るよ!」の講座開催を応援しましたね。

その全国バージョンができました!

その名も!

「どこでも治そう発達障害の会」




何度か足を運んで、でき上がった通帳!
嬉しすぎて、郵便局を出てすぐパシャリ!

詳細は、また追ってアップします。

師走のせわしい中ですが、新しい年に向けて全国に「治るよ!」を届けるプロジェクトが立ち上がったお知らせができました。

そうそう!
これからはこのページもチェックしておいてくださいね。



楽しみにお待ちくださいませ!

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できることは?

2019-12-23 22:34:00 | 発達応援

師走らしい寒さと年末にW母を迎えるべく、部屋がごった返しています。

今月は、元農水省の事務次官の方がご自身のお子さんを殺めたことの裁判のニュースが流れ、それに関するSNSも流れてきて読まない日はない日々でした。

ニュースの中では、そのお子さんが発達障害だったということに触れられていて、「なんらかの支援につながっていれば」「専門家に相談していれば」と判で押したようなコメントで締め括られているのを聴き、また、ネット上でも「専門家、支援必須」のような通常モードのコメントをたくさん見た感じがしました。

読みながら、その繋がる先として期待されている支援者や専門家は、苛烈な容態を呈している家族の中に入り込み、何かが動くきっかけを作るほどの覚悟があるのかなぁ、と思わずにはいられませんでした。

そして、過ぎ去った他人事は忘れがちなのは人の習い。私もそんなひとりですが、こんな記事がシェアされていて目に触れました。


この記事を読みながら、今でも繰り返される「どこかに繋がっていれば」的な世の中の精神医療、支援への牧歌的とも言える信頼に白けた気持ちを持ちつつ、医療と関わっていたら今回の事件は起きずに済んだのにと言えるほど、23年前と今とでは精神科クリニックの対応は違い、この親子を救う手立てがあったのだろうか?と思わずにはいられませんでした。

普段は多くの「専門家」を名乗る専門家先生方がうようよいらっしゃるSNSの世界のようなのだが、世の中で絶大な(?)信頼を寄せられている精神科医療界からも支援団体からも「この事件で不安を感じる人、家族はうちにお出でなさい!とりあえず、いらっしゃい!」と手をあげる人は見かけない。

私自身、こうやって年年歳歳煮詰まっていく家族に何ができるだろう、と考えたけれど首をひねって、目をつぶっても頭の中でかける言葉は何も浮かびませんでした。

ただ、ひとつ、「どんな身体の状態だっただろうか」ということだけ思い、先走り暴走する頭と緊張が高まる身体を緩めて、身体の感覚を取り戻す、ということが知られていたら…と思わずにはいられませんでした。

そして、自分のお子さんを加害者にも被害者にもしないために、この本を読んでもらいたい、と思いました。




不幸な事件をなくすには、精神科医や支援者に繋がることではなく、お家でできる身体からのアプローチではないかな、と思う
今日この頃です。




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