日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

それぞれの暮らし。

2018-03-31 17:22:05 | 日記
 よい天気が続くので、
とにかく、洗えるものをじゃぶじゃぶと洗っています。

 ドラム型の洗濯機は猫の毛に弱いようで、
ちょっとあちこちつまり気味になるみたいですが、
楊枝でほじくり出して、どうにかだましだまし使っています。

 洗濯機もがんばれ!

 実家の母のところに顔を出すと、
本人が暮らしやすいように暮らしているので、
私の目から見ると、「えー、捨てていいのにねぇ」と思うものが、
テーブルにおいてあったり、
メインではない別の部屋のテーブルの上に、
畳んだ洗濯物を重ねていたりします。

 いらないものは捨ててしまえば、と思うのですが、
それは私目線であって、母に取っては必要なもの。

 何かに使うのだろうな、と思い、
「これ、ちょっと、こっちに置くね。」とお茶を飲むスペースを空けることがあります。

 畳んだ洗濯物もタンスに入れたら良いのでしょうが、
毎日の一人分の洗濯物だし、その日の風呂上がりに着るのだろうし、と思い、
そのままにしてあります。

 普段、ひとりで暮らしている母が過ごしやすいように、動きやすいように、
母の住まいは、母の手によってそうなっています。

 それは、母がまだ、しっかりしているからできることなのか、どうかは、
いまの所、私にはわかりません。

 でも、年を重ねて、できないことが増えても、
自分の家は自分で過ごしやすいように整えていくものなのではないのかなぁ、と思ったりします。

 高校生の頃、近所に住んでいた一人暮らしの方が、
お子さんたちが良かれと思って、亡くなった方の物やその方の若い頃のものなど、
整理整頓され、「すっきりなったね。これで次に帰省したら広く部屋が使えるね」という感じで、
帰られたことがありました。

 その後から、その一人暮らしの方は、挨拶してもチグハグな感じになり、
やはり、近所に住んでいた私の祖母のところに、「物がなくなった!」と相談に来たりするようになりました。

 月日が経つほどに、その方の様子がおかしくなるので、
「あれは、家の中があまりにかわってしまって、気持ちのバランスが崩れたのではないか」というようなことを
周りの大人が話すのを聞きながら、そんなこともあるのかなーと、
不思議な気持ちで聞いていました。

 今は、断捨離だとか、ミニマムな暮らしなど、
物を少なく、スッキリとした暮らし方を好む人もいます。

 年を重ねた方もそういう方がいらっしゃると思いますし、逆の方もいらっしゃるでしょう。
毎日、そこで暮らしている人が主体的に暮らせたら良いですね。

 私も母の暮らしを振り回さないように気をつけたいな、と思うことです。

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通常運転な桜。

2018-03-28 22:45:48 | ねこ
 洗濯したものが、すべてかりっと乾く季節!
ちょっと干すのが遅かったかな、と思っても夕方には乾いています。

 こんな日が続くと、洗濯もラクチンですね。

 気候が安定して、暖かくなったからか、
桜の調子がとても良い日が続いています。

 桜の町市が良いというのは、
ご飯食べて、お漏らしだけど排尿ができていて、
排泄もちゃんとある、そういう状態です。

 麻酔を打って、カテーテルでという状態に比べると雲泥の差で元気だし、
私が家事だ、掃除だと動いていても、いちいち起きずにしっかり眠っています。

 排泄をスムーズにするために、サプリ的なものもなめさせるのですが、
ウエットご飯に混ぜても食べないので、強制的に食べさせました。

 ちょっと前まで、出されたら何でも頂きまーす!だったのに、
猫としての経験や機能が高くなっているのでしょうね。

 あまり先のことを見すぎず、
桜に今必要なことを続けようと思います。

 
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Kindle新刊!藤家寛子さんの『闘病記』

2018-03-27 22:15:07 | 本の紹介
 アパートの隣人と階下の方が引越されて、数ヶ月。
気ままで音を気にしない生活に慣れていました。

 久しぶりに人の気配のする住まいになりました。
下からはお子さんの声、我家からはトイレハイで走る猫の足音。

 ご挨拶でお互いに頭をさげることでした。

 昨日、藤家寛子さんのKindleの新刊をご紹介しましたが、
もう一冊、同時発売で新刊がでています。



 藤家寛子の闘病記 Kindle版

 本を読みながら、昨年の鹿児島での藤家さんの講演会がばっと蘇りました。

 この『闘病記』は、読んだ後、
ちっとも暗澹とした気持ちになりません。

 それは、藤家さんの症状が軽かったからではありません。
身体の不自由さを経験したことのない私には、想像もつかない、
いや、想像はしてみるものの、おそらく、私の想像以上に辛そうな身体の状態。

 でも、苦しいよ、苦しかったよ、苦しかったね、悲惨でしょ、
ではない闘病記です。

 そうだ、苦しいんだ、
でも、そこに留まりたくなければ、結局は自分がもがきながらも前に進むしかない。

 では、どんな風に?突き進んでいったの?
しんどい中でも、できることをやる、ということを怠らない姿は、
今、「しんどいなら、ちょっと休もうか」と言われがちな子どもたちの姿とは一線を画すものがあります。

 当たり前のことを、ちゃんとこなす。

 未来のためには、しんどい今と立ち向かうことは、ほんとうに大切ですね。

 小さい頃からのことを振り返り、挫折し、倒れながらも、
自分の未来を一歩一歩切開いていった藤家さんの『闘病記』は、
今、自分の身体の不安定さに縮こまっているお子さんや
お子さんの未来にただただ、どうしよう、と立ちすくんでいる親御さんに、
試行錯誤しながら立ち向かっていく力になってくれる本だと思います。

 鹿児島での講演会、聞きたかった!という方々もぜひ、
読まれてくださいませ。

 4月8日まで、お得にお買い求めできるみたいです!
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Kindle新刊!藤家寛子さんの『就活記』

2018-03-26 21:25:52 | 本の紹介
 爽やかな一日。

 積込みの仕事から帰り、桜を動物病院に連れて行き、
洗濯と掃除をしていたら、空き部屋になっていた一階に新しい住人の方が越して来られたようでした。
新しい住まいにはしゃぐ子どもの声、家具を運ぶ音。

 これも春ですね。

 色々なことに挑戦したくなる春。

 このままではいけないと思いながらも、踏み出せなかった冬。
一歩を踏み出そうとするその背中をぐいっと押してくれる、
そんな一冊の本が電子書籍で販売されました。



 藤家寛子の就活記Kindle版

 去年、鹿児島での講演会でお話をしていただいた藤家さんの就職活動について書かれた本です。

 今の仕事に就いて7年目の藤家さん。
この本は、そこへ至る道のりが平坦ではなかったことを回顧している本ではありません。

 藤家さんの本を読むと、
私はいつも行動を起こすことの大切さを感じます。

 それは私自身に一番足りないものだからかもしれません。

 これをしなくては、あれをしなくては。
そしてあれもできなくちゃ、これもできなくちゃ。

 でも、今は、そのときではない、
もう少しして、もう少し待って、もう少しできるようになったら動こう。

 そんな計画を立てることや段取りを考えること、
自分の未来予想図を考えてうっとりするのが好きな人はたくさんいると思います。

 でも、藤家さんは違います。
居ても立ってもいられずに動くのです。
それは失敗に終わることになって、一見マイナスのように見えても、
次への動きに繋がっていきます。

 脳内ではない、行動の人です。

 本の中でも、どこを向いて仕事をしているのだろうと、
本の中のことなのに、私自身が悔しくなった、就労施設の人や職安の人のエピソードが書かれていました。
 
 それは、私の教え子について相談した、
就労に関る仕事をしている人のなんの役に立たないアドバイスと重なったからかもしれません。

 内側から突き動かされるような「働きたい!」という気持ちと
そのための行動の息の根を止めることが、就労支援や職安の人の仕事だったのでしょうか。

 そんなことに、負けてはいられないですね。

 仕事に就くには、冷静に自分に必要な支援を見つけて活用し、
必要がなくなったら、そこから離れることができる、
主体的に判断し、動くことができる頭と身体が必要だなぁ、と今回本を読み、改めて感じることでした。

 自分に必要なスキル、不足しているもの、
これを自分自身でひりひりする思いをしながらでも、経験し、
しっかりわかっていることは、ほんとうに大切ですね。

 結果を出したければ、動くこと。
 
 飛び道具的な、一発逆転のトリッキーな技は書かれていません。

 私も今から、動き出そう。
ほんとうに、やる気が押される、頼もしい本です。

 持ち歩いて、しょげそうになったらいつでも励まされるすてきな本です。
ぜひ、お読みください!


 


 

 
 
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首と目。

2018-03-25 19:59:01 | 発達応援
 天気のいい春の日、といってよい一日でした。
でも、春ってほこりっぽいですね。

 そんなことを思っていたら、新燃岳が噴火して火砕流。
灰がくるのか?と現実的な灰降り県民です。

 目を動かすと首と頭の付け根の境の筋肉が動きます。
筋肉の名前でいうと、後頭下筋群の筋肉です。

 自分で頭と首の付け根部分に手で触れて、
目を左右に動かしたり、目をくるりと回すと、
触れている指の下で筋肉の緊張が感じられると思います。

 この後頭下筋群の筋肉は目と繋がっています。
目を酷使するとこの部分が固まったように感じることがあるし、
この頭と首の付け根の部分が固まると目が動きにくく感じます。

 どちらが先か、という感じですが、
後頭下筋部分をじんわり押さえたり、目を温めると
目がラクになったり、首がラクになったりしますね。

 お子さんたちで目が疲れたり、首が疲れたりしていたら、
ゆるめてあげると眠りやすいし、勉強もしやすいかと思います。

 筋膜リリースの復習をしながら思い出しました。
今日は私もじんわり首を押さえたり、目を温めて寝たいと思います。
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