日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

混乱の算数。

2015-08-24 21:03:35 | 発達応援
 台風が近づいているようです。
まだ実感はありませんが、下の階のの住人さんは雨戸を閉めていらっしゃいました。

 早朝の仕事も色々と影響がありそうで、
今現在で、ドライもののトラックが4台分しか到着してないそうです。
佐賀県の鳥栖から来るトラック、なんで遅れてるのでしょうね。
まだ、台風は奄美大島のあたりなのに…。

 今日の算数教室では、「わかんなーい!」と子どもさんに大混乱を起こさせてしまいました。

 今まで、じっくり取組んできたことを
ちょっと角度を変えただけのつもりでしたが、さにあらず。

 色々な要素が多すぎて、「何したらいいの?」と頭の中が大混乱したようでした。

 やったことは、お皿のシールの数を見て、シールを貼りたして5にすること。



 お皿のシールが2なら+3、
お皿のシールが3なら+2シールを貼る感じです。

 先週から「2と3で5!」と色々な具体物でやって、本人も自信満々。

 さて、今日は「2」ないし「3」を自分で見てそれを記憶しておいて、
「5」にするために何枚シールが必要か確認してシールを貼って、
頭の中で「5」がイメージできるようにする。
そんな意図が私にはありました。

 しかし、子どものほうではシールに目がいく。
シールを5枚貼るの?と思う。
器用ではない指先で、シールを一生懸命はがす、シールを貼る…。

 途中、「違うよ、よく見て!云々」と説明が入れば、
頭の中では混乱が起きますね。

 子どもさんと一緒に来てくれる保護者の方がビデオを撮ってくださっていて、
毎回、それを送ってくださるのですが、もう、反省、猛省の嵐でした。

 シールのような平面の前に、同じようなことを立体の具体物でやってみる。
シールは、はぐ、貼るという2つの作業が入るので、もっと1ステップでできることでする。

 そして、子どもにしっかり、
今日の目的と目標を示して、意図をもって関わっていく。

 そんなことを反省、猛省することでした。

 なんだかんだ、『わかんない!』と言いながらも
最後までがんばってくれる子どもに算数への手応えを感じて、
学ぶことを自分でつかみ取ってくれるように工夫と試行錯誤が続きます。

コメント
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