日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

花風社創立25周年記念読書会

2021-04-25 22:22:00 | 日記
今日の花風社の無料読書会は愛甲さんの『知的障害は治りますか』でした。

この本は、知的障害を行政がどう捉え、仕事しているか、また、そこに紐付けされる福祉がどんな風に働くかを教えてくれます。

そして、今の政治や医療が新型コロナについて無策であることともリンクし、とても新型コロナ前に構想された本とは思えない内容になっています。

例えば行政が「カテゴライズして捌く」ことが仕事というのは、今のコロナの世の中で陽性だ、と検査してご丁寧に年齢別感染者数を毎日出しているのもそうなのでしょうか。

今回、読書会前にこの本を読み直しながらそんなことを思い、その無策な仕事っぷりに胸くそが悪くなりました。

さて、浅見さんのお話も新型コロナとこの本の内容をリンクさせたもので、納得しかない内容でした。

更に「治すということは、どうしたらいいか」ということに触れられ、ああ、これはわかりやすいなぁと胸がわくわくしました。

学校という場にも触れられました。

先生方のマスクひとつはずしてあげられない言語体力。

私の県内について、ものすごい私見を述べるならば、学校、特に小中学校の先生方の学生時代の学力を思えば、言語力や思考力はないだろう、というのが私の意見です。
もちろん、全ての先生ではありませんが。

理系科目不得意、勉強は好きでない、考えるの面倒くさい。

「あそこなら推薦で行けて、教員採用試験にも受かりやすい」という選択で教員になってる方々も多いのです。

教員は地方では安定職の一つです。

そして言語体力つける時間が短大、大学時代にあればいいのですが、どうかなぁ、というのが本音です。

よその県は違うかもしれないですが、少子化の今、私が高校の教員をしていたときよりも、大学短大のハードルは低いのではないかなぁ、と思うのですがどうなのでしょう。

『知的障害は治りますか?』を読み直し、読書会に参加して、国や行政や福祉や医療は、個人のことには見向きもしないのだから、それぞれが上手に利用して、いや、利用したくなければ利用せずに、各々主体的に生きることが本当に大切だと思いました。

それにしても、新型コロナは、日本人はほとんどが主体性はなく、自由には生きることが不得意ということを浮き上がらせたと思います。

全国民の皆さんに『知的障害は治りますか?』を推薦図書にしたいわ!と思った読書会でした。


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安曇野プランの算数を学びませんか?

2021-04-22 23:52:00 | 算数
「安曇野プランの算数」については、以前からブログで何度か紹介しています。

安曇野プランの算数 その2

この算数は、遠山啓さんの水道方式を元にした教え方です。

そして、安曇野プランの算数の教え方については書籍もあり、これについても私のブログで触れています。


私は著者の矢ケ﨑響さんに直接数回教えていただいたことがあったので、本に書いてあることはイメージしやすかったのですが、もしかしたら、本を読んでもどうやったらいいのかな、と思われた方もいらっしゃったかもしれません。

そんな方に朗報です。

5月〜安曇野プランの算数の教え方の勉強会がオンラインで開かれるそうです。


上記のブログの中で、「あずみのプラン算数教室」というリンクが一番最初にあります。

そこをクリックされると安曇野プランの算数がどういうものかという動画が貼ってあります。

そこをぜひご覧ください。

そして、お子さんが数字という抽象概念を持て余していそうだったら、ぜひ、あずみのプランの一番最初の「数に入るまで」をやってみては…、と思います。

私があずみのプランの算数に惹かれるのは、計算ができるに留まらず、数という抽象概念をどうやって学ばせたら良いか、ということに取り組んでいるからです。

ただ、表面上の計算に留まらないあずみのプランの算数。

ぜひ、算数の教え方に取り入れられてくださいね。
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乳飲児子猫の育て方。

2021-04-20 16:32:00 | ねこ
預かり乳飲児子猫、日々すくすく大きくなっています。


来た日は154gでしたが、先程計ったら172g!200gの大台が見えて来ました。

子猫は増えこそしても、減るのは大問題なので日々の増量は健康の証、乳母としては安心材料です。

さて、せっかく乳飲児子猫の世話をしているので、日々のミルクやりのやり方を書いておこうと思います。

もしも、読んでくださる方が、乳飲児子猫と遭遇したとき参考になるかもしれないので。

まずは、トップに挙げてあった写真が子猫にスムーズにミルクをあげるために私が先に準備しているものです。

その中で、ここ〜、注目〜。

この小さい長方形の畳んで先の方を濡らしてあるティッシュとキッチンペーパー。

これは、子猫にミルクをあげるために、まず、排泄させるための準備です。

乾いたままだと、刺激が強すぎるので濡らしておきます。

まず、ティッシュでおしっこが出るところを優しくトントン!

すると、ぽたぽたぽたぽたおしっこが出てきます。

今度はキッチンペーパーを濡らした方でお尻をトントン!

うんちが出てきます。うんちは出ないときもあります。

おしっこもうんちも、出るときは子猫が足を宙でうーんと突っ張るようにするのでわかります。

それらの排泄物を受け止めるのが、ペットシーツ(写真ではチャーリーブラウン柄のもの)です。

排泄が終わったら、お尻周辺、おしっこが伝わり落ちるしっぽもきれいに濡れたティッシュやペット用シートで拭いてあげます。

排泄が済んだら、いよいよミルクです。


ミルクは子猫用哺乳瓶であげます。吸口の穴が小さすぎると子猫によっては体力だけ奪われてミルクが飲めません。

ものによっては、小さく十字に飲み口に切ってあげる必要があります。

切りすぎるとミルクが出過ぎて、子猫の気管に入るので注意が必要です。

さていよいよ子猫に授乳です。

私は、排泄後、即、ミルクに移るために、排泄のお世話をする前にミルクを作って、ステンレスの保温性のあるカップに立ててスタンバイしています。

子猫の個体差もあるのですが、少し熱めが好きな子だったら、カップにお湯を入れて湯煎にしておくと良いです。

私は、排泄後、飲み頃になるようにと少し熱めで作って湯煎用に別のカップ(写真ではピンクの)を用意しています。

そして、毎回ではないですが(忘れちゃうので)、デジタルスケールで飲む前、飲んだ後の体重を計っています。

そして、乳飲児子猫のミルクはこちら。他のメーカーのものもあると思います。

間違っても牛乳ではありません。

今の預かり乳飲児さんは、すりきり一杯のミルクに15mlが1回分。

これも子猫の個体差で異なると思うし、成長の度合いで増えるでしょうから、日々の飲みっぷりを見ていく必要がありますね。

この、排泄→ミルクをだいたい4時間ごとに繰り返します。

そんな風で、だんだん、一丁前の子猫になっていきます。

取り急ぎ、乳飲児子猫の世話をする必要に迫られたら、子猫用粉ミルクと哺乳瓶は必須アイテム!

もし、そんな機会があったら、よろしくお願いします!





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猫模様。

2021-04-19 23:06:00 | ねこ
昨日から子猫が来ている我が家です。

元々いる猫たちの反応ですが、みな「なんかいる‼︎」という状態ですが「居ないことにしよう」と思っているのか、子猫が結界を張っているのか近寄ってきません。

この様子を見ながら桃という3年前に旅立った子のことを思い出しました。





桃ちゃんは、猫風邪の子猫だった梅ちゃんが来たとき、隔離している梅ちゃんの部屋の前で「入れて!」とドアの番をし、隙あれば入ってくる子でした。

その後、李と桜を引き取ったときも、うちに来た初日から「私のうちに知らない子がいるでしょ!」と初めましての子たちがいる部屋の前から動かず、仕方なく、初日から私と一緒に新入り部屋に入り浸っていました。

桃ちゃんは、たぶん、先住猫と新入り猫の間を取り持ってくれてたんだなぁと今になってわかりました。

桃ちゃんがいるときは、へっぴり腰でちぃも梅もドアの前まで来ていましたが、今は子猫の声が何をもたらすのか、よくわかっていないようです。

ボス、桃ちゃんのような女王様気質の子って、数匹の猫がいる場合必要だなぁ、と
自論ではありますが、私は思うのでありました。
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ミルボラ!

2021-04-18 22:26:00 | ねこ
今日から一週間の予定で、子猫のミルクボランティアをすることになりました。

預かった子猫は、元々は動物管理事務所に持ち込まれた子でした。

預かりを引き受けた方が3匹一緒に預かったそうですが、今日私が預かったこの子は特に小さくて、他のこと別で面倒を見られていました。

そんなときに、更に、臍の緒がついた100gに満たない子猫が6匹持ち込まれたことをSNSで知りました。

100gない子猫を生きて譲渡会までというのは大変だなぁと思い、私にできることがあれば、ということでミルクボランティアをさせていただくことになりました。

臍の緒がついた子に比べれば、既に100g以上あり、人からミルクも飲んでいる子なので、預かった期間しっかり大きく育つようにお世話しようと思います。

そんな私の緊張感と子猫のかわいさにへろへろなっているなど知らぬ子猫は、しっかり飲んで、よく寝ています。

小さな命がどこかのお家の子になる一歩になりますように。


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