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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

内なる知恵。

2015-08-17 22:20:00 | 発達応援
 久しぶりにヘチマを食べました。
おくらと一緒に、ねば~とろ~んの味噌炒め。

 そうめんのすまし汁にヘチマ。
父が好きだったので、なんとなく夏は食べてしまいます。

 こうやっていない人を感じるものなのだなぁ、と季節、季節で思うことです。

 昨日まで発達支援コーチの初級を受講していました。
そして、今日は講師のはいちゃんこと灰谷さんの研修会がありました。

 そんななか、いいなぁ、と思った言葉がありました。

 発達支援コーチで学ぶことに「原始反射」というものがあります。
脳の発達がまだ充分でない赤ちゃんは原始反射を用いて外の世界と対応しています。
その原始反射は、生後6ヶ月~2年くらいで見られなくなるのですが、
生活や学習に困難があったり、なんらかの遅れや停滞が心配しているお子さんは、
原始反射を保持し、本来の生体リズムがうまく刻めないそうです。
~以上研修会レジュメの要点~

 そういう状況を良い方向に持っていくために、
発達支援コーチで色々なことを学んでいっていると、
「原始反射さえなければ、うまくいくかも。」と思いがちになってしまいます。

 ところが、今日の研修の中で写ったスライドにこんなような言葉がありました。

 原始反射は「内なる知恵」、反射的な動きを通して、自分を取り巻く世界の大切な情報をえています。

 赤ちゃんだろうが子どもだろうが、大人であろうが、
内なる知恵を発動し、どうにか状況を打破するためにがんばっていたりする。

 原始反射の厄介な一面に目を向けがちな私でしたが、
内なる知恵として、がんばっている状態でもあることを改めて認識。

 同じことを繰り返し学んでいるのに、
やはり、その場に行かないと知ることができないことがあるんだよなぁ~とも思った研修会でした。