日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

栗本さんの鹿児島講座2024!

2024-07-18 09:46:00 | 日記
梅雨が開けたと思ったら、
雨模様の今日!

涼しいのは良いのだけど、
ギラギラの太陽のもと掃除したかったなぁ。

7月15日!
こちらに来ての栗本さんの最後の仕事、
鹿児島の講座の日です。

この日は大雨で、
しかも照国神社六月燈の交通規制もある中、
多くの方々が来てくださいました。
ありがとうございました。

今年も西本願寺鹿児島別院の広い畳の部屋を
お借りすることができました。

この部屋の良いところは、
開放感がとてつもなくあるところ。

毎年、来たお子さんたちは、
部屋に入ったと同時に走り回ります。

一昔前の鹿児島の田舎の祖父祖母の家の
畳の続き間のような感じです。

更に子どもたちが「なんだろう?」と
確認のため開けても「閉めてね」と言う
注意深く扱わなくてはいけない所があるのも
個人的には良いなぁと思っています。

なんでもありな子ども無礼講ではない、
開放感と少しの緊張がある場所。

毎年、「今年は大丈夫かなぁ」と思いつつ予約しますが、貸していただけてありがたいです。

さて、今回の栗本さんの講座は
初めての親子さんも数組いらっしゃいました。

はじめは遠慮がちに親御さんの近くに居たり、
会場の雰囲気に「戻りたい」と言う方もいらっしゃいましたが、
講座が進むに従って、親子共々ペースをつかんでいる様子がうかがえました。

実技のときは
思いのほかお子さんたちが楽しそうで、
親御さんにやってあげている大きくなったお子さんも!

それを見ながら、それまで
まるで講座のことには興味なさそうに
会場内を歩き回っていたけれど、
しっかり見ていたんだなぁと私は驚きました。

そういう姿が、栗本さんの言う
「子どもたちは、親、大人のすることをちゃーんと見てるからね!」ということだろうなぁと思うことでした。

また、バランスボールを転がす遊びでも
「これやってー!」とお願いされて、
自分の役割を果たす姿もありました。

頼まれたお子さんの何をしたらいいのか、
しっかり観察して自分の役割を果たす姿と
彼に瞬時に役割を与えた栗本さんに
こういうことが子どもが育つ基盤になるよなぁと思いました。

鹿児島の講座に来ていたお子さんたちは、
都城の講座のお子さんたちのように
一緒に遊ぶ、ということはありませんでした。

ただ一見、無秩序にそれぞれで遊んでいるよに見えて、
それぞれが距離を保ち、
お互いに「いいのかな?」と探り合い、
最終的に「それ、私が遊びたいの!」
「あ、うん、じゃあハイ」
というやりとりが静かに成立していて、
お子さんたちの発達段階に応じての遊び方があることを見る場面がありました。

それを見ながら、
お子さんの年齢的なものに縛られず、
お子さんに今必要なものを育てていく大切さを感じずにはいられませんでした。

また、育てることに懸命になりがちですが、
栗本さんのように「これは任せたよ!」という
子どもに応じた責任ある役割が
本人の中の自立心や自信を重ねていくことに
大切だなぁと思いました。

情緒の安定や日々の疲れの蓄積を
自分で無意識に取ることができないお子さんもいらっしゃったと思います。

それについては、
栗本さんの著書のみならず、
色々な本が世の中にはたくさん出ています。
それらを大いに参考にしてくださいね。

今回の都城、鹿児島の講座では、
子どもの発達ってどういうことなのか、
ということを中心においたものでした。

これをやったらいいよ!ということは
ありませんでしたが、
鹿児島の講座に過去いらっしゃった方々に
「今回、すごくわかりやすかった!
来てるお子さんにさっ!と対応する内容だったね!」とのお声掛けもいただきました。

何回も来てくださってるお子さんの成長と
初めて来てくださった方々の面々を見て、
「発達の講座も先へ進んでいかないとだね」
という話もすることでした。

講座のことや研修のことや
色々なお問い合わせもいただいた
今回の栗本Daysでした。

お子さんたちは講座が終わった瞬間から
日々の成長が生活の中で始まっていますね。

それらの課題に思いを馳せながら
栗本さんも私も日々の仕事に戻りました。

また次へ向けて!














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全行程終了!

2024-07-16 15:49:00 | 日記
昨日から照国神社の六月燈。

六月燈は鹿児島県内の神社や寺院でで行われる、無病息災や豊作を祈願する夏祭りのことです。

そんな人の行き来の多い日でしたが、
昨日は鹿児島での栗本さんの講座でした。

今回、特別支援学校の研修に始まり、
翌日は個人指導、
初めての都城での講座、
そして鹿児島の講座とみっちりな栗本Daysな
4日間でした。

研修、個人指導、講座と
足元の悪い日もあったにも関わらず、
たくさんの方々が来てくださいました。
本当にありがとうございました!

今日は栗本さんを空港に送り、
無事、岐路につかれたと思いますが、
帰られたら保育園の指導のため移動とのことでした。

小田原に帰ることなく、
鹿児島から東京の保育園に向かうような
移動の多い中で、
体調を崩すこともなく仕事をされる栗本さんの身体の整え方は本物だよなぁと
空港で別れる後ろ姿に思うことでした。

都城、鹿児島の講座も参加者のみなさんから
「わかりやすかった」
「初めて聞いた話だった!」
「うちに来てるお子さんたちの親御さんや
地域の先生にも聞いて欲しい!」
など様々なお声掛けいただきました。

また、初日の学校での研修についても
「行きたかった!」
「うちでもやりたい!」
などのお声も聞かれました。

今回の一連の栗本Daysが
栗本さんがよく言われる
「目の前の子どもたちの発達を知ることが大事!」ということが
鹿児島の中で広がる端緒となるといいな、と
思うことでした。

各講座については、
これからブログに書いていきます!
お読みいただけると嬉しいです!





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初!都城での栗本さんの講座!

2024-07-16 14:59:00 | 日記
どうやら、やっと梅雨明けのようですね。

三連休中日の14日は
都城での栗本さんの講座でした。

宮崎県内はもちろん、九州の北部からも
ご参加くださっている方もいらっしゃいました!

ありがとうございました!

今回の講座では、
お子さんの姿勢が崩れるときの話や
遊びの中での体の使い方。

講座に話題提供するかのように
お子さんたちは、空いている真ん中と後方の
スペースを使って、上手に遊んでいました。

講座の中では、栗本さんが丁寧に
子どもがやっていることが
その個々の子どもにとって必要なことですよ、
ということを話していました。

その説明に合わせて、
空いているスペースで遊んでいるお子さんの
動きを実況説明中継!

お子さんのやっている遊びから
具体的な実技に入っていく、
講座の話と目の前のお子さんのリアルタイムを行き来するとても面白い講座でした。

また、栗本さんが学習に必要な
自分の手元でやることの実技に入ったとき
それまで、始終、動き回り、
笑い声が絶えなかった子どもたちが
集中して静かに作業している姿も印象的でした。

思う存分、体を使った後の
子どもたちの切り替えは見事でした。

参加者のみなさんからも
講座の話からご自身のお子さんに思いを馳せ、
色々な質問が出ていました。

お子さんの中には、入眠に時間がかかる、
という話もありましたが、
講座に参加した日はぐっすり眠れたでしょうか?

今回の都城の講座では、
初めて会った異年齢の性別も違う子どもたちが、
少ない道具を工夫して短時間で仲良く遊び、
仲間意識も持つんだな、ということを
目の当たりにしました。

そこには何十年も前の私たちの子ども時代と変わらない子どもの世界がありました。

大人は、子どもたちが安心して遊べる場を
ただ提供してあげる工夫をしていけば
良いのでは?

そしたら子どもたちは自分で発達を促していく。

そんなことを思った講座でもありました。

そうしてあっという間に
2時間の講座は終了しました。

講座終了後、
「次はいつですか?」というお声掛けも
いただいた都城の講座。

ありがとうございます!

次の講座に繋げることができるように、
私自身も色々と発信していきますね。

参加してくださったみなさん、
そして、「都城でもすれば?」と
提案してくださった実咲さん、
本当にありがとうございました!
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ボディセラピー!

2024-07-01 07:33:00 | 日記
「今日は豪雨!」という天気予報が
数日続いています。

県内の地域によるのでしょうが、
ありがたくも我が地域は大雨程度。

7月になったら晴れ続きの予報!
暑くてもいいからお日様が欲しい!

先日からだメンタルラボの
津田さんが講師となったこだちの講座に
行ってきました。

ボディセラピーというものに興味があったのと
自分でできるというのが良いなぁと思い、
興味津々で出かけました。

津田さんがボディセラピーに入る前に
話してくださった内容にも
興味深いものがありました。

津田さんは臨床心理士さん。

その職に就くまでに、
大学などで学ぶ際、
カウンセリングする側、される側と
お互い様な感じで授業があったそうです。

そんなとき、
「話をしてすっきりした」という声を聞く中で、
津田さん自身は
「話すとしんどくなる(大意)」という体感が
あったそうで、
そこからボディセラピーへ興味が出てきた(これも大意)というようなことを言われていました。

もう、だいぶ以前に似たことを別の方からも
聞いた覚えがありました。

私が思うに、
カウンセリングとか自己啓発というものは、
自分という井戸を自分で掘る作業。

それは、まぁ、
自分を掘り下げることが好きな方も
自分発見が好きという人もいるでしょうが、
掘るにつけ、蓋をしていたものを開ける場合や
通らないでいた道をうっかり通ってしまい、
しんどくなる人もいるのかなぁ、
と思ったり。

人は浅い深いの差はあれども、
自分という井戸を掘りつつ、
日々精進、日々邁進しているものと思います。

そんな日常で、
自分でできるボディセラピーの存在を知っておくことは、
自分で自分の機嫌を取るアイテムとして
手軽で便利なものだなぁと思います。

講座の中では、
ペアを組んでペア同士でやるものや
自分でやってみるものなどを実際にやりました。

腕の上がり方で、ケアの前後を確かめましたが、
私を含めみんな腕が上がりやすくなったことを実感。

そして、セルフケアをみんなでやった
和室の空間、場、自体も、
それぞれが気持ちや意見を言いやすくなっている感じがしました。

人同士がぶつかり、ギスギスしたものが生じる場面があります。

ぶつかること自体は悪いこととは思わないけれど、
そのせいで追い詰められて動けなかかったり、
パニックに陥る場合もあります。

言葉ではない問いかけとして、
ボディセラピーを知る人が増えるといいなぁと思った時間でした。

次回は7月27日13時〜!
テーマは追ってのお知らせになります。

ぜひ「こだち」のHPにお立ち寄りくださいませ!





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護道の講座!

2024-06-10 08:08:00 | 日記
鹿児島は梅雨入り。

そんな中、
雨を吹き散らす勢いのある講座が
鹿児島でありました。


初日の座学のワークショップでは、
主催のからだメンタルラボの津田政志さんが
まず登壇。

人にはそれぞれ心地よいテンポがあることを
最初に実技で実感。

この個々人のテンポの実感は面白い!

おそらく、仕事中とぼんやり家で過ごすときと
楽しくてしょうがないときでは、
変化するものかもしれません。

でも、根底に流れる心地よいテンポは
変わらないのかもしれません。

このテンポが本人の中に確立されてないと、
なんだか支離滅裂になるなぁと
そんなことを考えることでした。

そして、トラウマについて。

私は実は、「トラウマ」ということが、
よくわかっていません。

そういうことがある、ということでは
理解しているのだけれど、
それが人生にどれほどの影響を与え、
どれほど人を損なうのか、ということを
たぶん、あまりわかっていないのだと思います。

そして、日常の些細なことでも、
それをケアしていくことの大事さも
あまりわかっていない…。

それでも津田さんが教えてくださった
簡単な動作のものが多く、スッとする、
トラウマ処理の実技は、
日々、自分の気持ちのオリというか、滞りに
身動き取れず重くなるようならば、
即実践するといいな、と思いました。

廣木先生のワークショップは
翌日の護道の講座へのプロローグ。

これまでの実績や
支援介助法ができた経緯などを
コンパクトに語られました。

さて、翌日の護道の実技の講座。

時間に対して、内容がぎゅうぎゅう!
実技があるのでそれを体感できる
充実した講座でした。

講座の中で感じたのは、改めての軸の大切さ。

なぜならば、「体幹があるね」程度の軸では、
護道が「先制防御」であることが、
少なくとも私自身は飛んでしまうから。

実技で向き合っているのは、
勝たなくて良い相手のはずなのに
相手より優位であろうとしてしまう。

廣木先生の言葉で、
「あっ!」とそのことに気がつきました。

講座の実技練習ですらそうなのだから、
カチンと来る場面での先制防御は、
本当に一朝一夕で身につかない!

これを実感しただけでも、
私にとっては十分な講座でした。

講座内で印象的だったのは、
空手か何かをされている方が、
納得いくまで廣木先生に抵抗されていて、
どの場面でも最終的には「よしよし」と
抱き抱えに持っていかれ、
一連の流れがコントのオチ待ちのようだったこと。

何度チャレンジされても、同じなのですが、
その勝気な行動が繰り広げられる場面が、
廣木先生が相対すると
全く殺伐とした空気にならない。

言葉が軽くて申し訳ないのだけれど、
軸があるって、こういうことなんだなぁと
思いながら見つめていました。

護道が鹿児島でもじわじわと
根付いて行くように!

津田さん!
来年も講座開催よろしくお願い致します!





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