日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

生活の中の数。

2015-08-21 16:30:40 | 発達応援
 久しぶりに家庭内行き倒れになり、気がつけば12時半。

 急に雨が降り出したので、あわてて家中の窓を閉めにいき、
それで目が覚めました。

 それがなければ、行き倒れ記録を塗り替えたかもしれません。
若ぶっていても、日々の労働の過労が蓄積しているのですね。

 くっそー!負けん

 昨日も算数のことでしたが、今日も算数のことです。

 ここ3日、算数をぶっ続けでやってみて思ったのは、
数を量として捉えていくためには、子どものときの遊びが役に立つというか、
基盤になっているのかなぁ、ということです。

 普段は一人っ子の私でしたが、夏休みになると祖母の家にいとこ9人が集まって大騒動。
おやつも最後の1個まで分ける徹底ぶり。

 また、ビー玉やおはじき、シールや折り紙も自分より年上のいとこが
「みんな同じ数」と1枚ずつ配ってくれるのを、
分けもわからぬまま、口ぶりを合わせて
「いーち、にぃー、」と言っていました。

 そんな刺激的な夏休みを過ごしたあとは、
一人っ子にもどり、よくわからなかった「同じ数配る」などというのを
人形並べて「いーち、にー、さーん」とやっていました。

 また、ぼんやりしていると5個あった飴ちゃんが4個になったり、3個になったりするので、
「自分の飴の数はいくつかな」と量としての数に気がつくきっかけになったのも、
夏休みのいとこたちとの喧噪の中でだったように思います。

 生活と結びついた数は、算数が苦手な私の中にもいつの間にか沁み込んでいきました。

 今は色々なものが豊富にあるし、子どもがわいわい集まることもあまりないことなので、
こういう経験はなかなかないのかもな、と思います。

 皿の中に家族の分のお菓子を同じ数だけ分けたり、
1週間分のおやつを分けてみたり、
色々と工夫をしながら、生活の中で数を量として実感する体験があるといいですね。
コメント
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