急遽、実家に帰ってきました。
そしてもらった、季節の李。
完熟であっという間に食べちゃいました。
算数というと、足し算引き算だ…、ということが最初の入り口であるかもしれません。
私が支援員で学校で働いていた時にも「繰り上がりがなかったらできる」とか「10借りてくるって、わからない」などというお子さんが小学生の低学年さんや支援クラスの中学生さんでもいました。
また、計算はクイズのようにスラスラ解けるのに、袋に入ったお菓子を同じ数ずつ配っておいて、と頼むと「…?できません!」というお子さんもいました。
そのお子さんがどのくらい計算ができるかというと、正負の計算、文字式、連立方程式、ルートの計算くらいはできるのです。
「同じ数ずつ配っておいて!」ができないというのは冗談かと思ったら、冗談ではなく、とても驚いたのを覚えています。
その子と数学ではなく、算数の話をしていたら、「量」という具体的な数への認識が薄い、というか欠けていて、そういうこともあるものなのか…と色々、具体物を使って勉強したことでした。
このお子さんとの出会いがあったから学んだ算数の教え方が「安曇野プランの算数」でした。
そこまで極端ではなくても、なんとなく、数字に抵抗がある、算数の入り口でなんとなく引っかかっているお子さんへの算数の教え方でもあります。
安曇野プランの算数を教えてくださってる矢ケ崎響さんによる、子どもが数を獲得していくまでの解説です。
とてもわかりやすい解説で、この動画をご覧になることで算数で躓いているお子さんが、どの辺りで足踏みしているか、「あっ!」と思う親御さんや先生もいらっしゃるかもしれません。
4回にわたって説明されているので、よかったらご覧ください。
私もこの安曇野プランの算数のやり方で算数教室をしています。
この安曇野プランの算数から始めたら良いかも、と思うお子さんは、
・数を数えるのだけど間違える
・間違えても気がつかない
・口でいう数と指差しの数が合わない
・同じ数でも置き方が違うと多く見えた
り少なく見えたり感じる
・計算はできるのに生活で活かせない
などなどです。
また、本当に残念なことなのですが、学校に行っているのだけれど、学校では学年が進んでも数字の書き取りやいつまでも一桁の足し算引き算しか教えない、またはそういうプリント学習ばかりというお子さんにも、算数の基本的な力をつけていくのにとても適した算数です。
この安曇野プランの算数のやり方で、各々の基礎力をつけて、量の把握ができれば、あとは公文式などプリント中心の塾に移行されても良いのでは、と個人的には思っています。
お子さんはもちろん、成人の方でも数量の把握ができない、という方はどうぞいらっしゃってください。
安曇野プランの算数を足がかりにしてにして、「算数がわからない」「数を扱うところとは距離を置きたい」ということを乗り越えていきませんか?
算数教室のお問合せは
annon.okiraku★gmail.com(★を@に変えて)
までよろしくお願い致します。