日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

言論統制。

2017-01-31 11:10:09 | 発達応援
 昨日とうってかわって、今朝は冷え込みましたね。
寒い日の朝は、枕草子の「冬はつとめて」の文を思い出します。

 冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きも、また、さらでもいと寒きに
 火など急ぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。〜〜〜〜

 アスファルトが凍って、バイクのライトでキラキラしている日など、
平安時代の朝のバタバタと炭をおこすのなどを思いつつ、通勤しています。

 忙しい仕事ですが、脳内は結構、優雅です。

 先日、私が12月に書いた大阪のぐだぐだ講座のブログについて、
「まぁ、いろんなとこに、まぁ影響がねぇ」ということをいわれました。

 もりしー&はいちゃんコラボ講座

 私の耳には、はいちゃんワールドの瓦解を心配する声と
発達支援コーチの初級講座を受講した方の困惑の声と、
少し安堵した声をほんの数件いただいただけだったので、
「へぇ〜っ」というくらいの感想でした。

 そして、「2月にある中級講座受講するの?するんでしょ」と聞かれて、
「うん、受講するよ〜。」と応えてのでしたが、
そう、私に聞いた方は、なんとなく、そわそわした感じだったので、
ああ、私は招かざる客なのね、ま、私の知ったことではないけれどね、というようなことを言って、
別れたのでした。

 私にとって、今回、中級で扱う、
緊張性迷路反射(TLR)、非対称性緊張性頸反射(ATNR)、対称性緊張性頸反射(STNR)などが、
いま一つ、知識としてピンと来ていないので、ぜひとも教えを乞うために講座を受講する、
それ以上も、以下もないのですが、なんとなく、ザワッとしたものを感じる人もいるのかなぁ、と
不思議な気持ちになりました。

 また、別の人からも、
「中級講座受講するの、大丈夫かなぁ、と心配していたんだけど」という声をかけられて、
「へっ?」とびっくりしました。

 どうして心配したかというと、灰谷さんのことブログに書いた件で、
私が嫌な思いをするのではないか、ということを心配してくれたようで、
そんなこと、思いもしなかった私は、「自分のブログに自分が思ったこと書いただけなのに、
全く別の灰谷さんの講座に行くと、そんな思いを私はするのか?」驚いたのでした。

 このふたつのことをあれこれ考えるここ数日。

 別に言論統制が敷かれた世の中でもないのに、案外、自分の意見は表に出さない、とか、
批判的なことは個人に向って言わないとか、言ったら2度とその人に顔向けできないとか、
世の中は、私の知らないルールがたくさんあるのかもしれないですね。
または、世の中、そういうことは察して生きて行かねばならないのでしょうかねぇ。

 私が知らないルールのことなんて、私は知らないので、ま、好きなようにしていくし、
小賢しく察して、外連味たっぷりに生きるのは性に合わないので、やめておきます。

 単純明快がさっぱりしていて、私は好きです。
 

 
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紙飛行機の分類。

2017-01-30 15:37:13 | 発達応援
今朝は、生暖かい風が強くて、3月下旬の春のような陽気でした。日が上がって来て、どんどん気温が下がって来てる感じですが、体調が狂いますね。気をつけなくては!

紙飛行機を作りを1ヶ月ほど続けているお子さんがいます。最初は同じ飛行機をひたすら折っていました。



それが、何回目かに違う種類の紙飛行機も折るようになり、同じに見えるものにも少し変化を加えて折るようになりました。



せっかく、折っている紙飛行機。何か使えないかなぁ、と思い先日の教室では、分類をすることにしました。



まずは、3種類の紙飛行機に名前をつけました。
子どもなりに、きちんと理由があるようで、本人が最初に折れるようになった紙飛行機には「へそ飛行機」と名前をつけていました。(本来の紙飛行機の基本型のへそ飛行機とは形が違いますが、そこは問うていません。)そして、単純な紙飛行機の形のものには「紙飛行機」と名前をつけ、一番飛びそうな形のものに「コスモファイター」と名前をつけていました。子どもの中の「速そうなもの」、上位機種のものにかっこいい名前をつける、という気持ちが育っているのだなぁ、と微笑ましく思いました。

次に、紙飛行機を「色で分けて」と注文すると、
迷わず、赤、青、黄色とさっさと分けてくれました。

そして、今度は色と飛行機の機種でそれぞれどこに置くかを分類する作業をしました。

はじめは、私が「赤のコスモファイターは…」と色と形のところから交わるところのヒントを出したりしましたが、だんだんと、自分でできるようになりました。そして、色の場所、飛行機の機種の場所をどれだけ変えてもできるようになったし、縦横を色と機種入れ替えてもできていました。

また、やり始めて数回は、手に取る紙飛行機も手当たり次第だったのが、後半は色を基準に手に取ったり、機種別を基準にはじめたりするということもしていました。子どもの頭の中で、「色ごとがやりやすい」とか「機種でまとめたほうがいい」というちょっとした工夫をする思考力がはたらいたのだと思います。

このように、少し助走を手伝って少しずつパターンを変えることで、子どもが考えたり、工夫したり、効率よくするための段取りを考えることに繋がるのだと思います。そして、大人から見るとすぐに飛行機の色や機種を増やしたくなりますが、子どもが好きなだけ分類させて、「あ、マンネリして、飽きてる!」というところで、ひとつ増やすなどすると、学びの中で失敗が重なり、臆病になっているお子さんでも、すんなりと次へ進めると思います。

単純な分類作業のようですが、このような仲間分けができることも算数の土台に関わることになりますし、飛行機の機種から別の概念の話へ広げる端緒となります。子どもの興味のあるところは、大切にしたいものですね。


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遊び倒しの1日。

2017-01-29 10:07:09 | 日記
久しぶりに、しっとり雨模様の天気です。
雨だと寒さも和らぐので、春も近いかもなぁ〜と
思ってしまいます。でも、いつも節分の頃は、寒さにきゅっとなるので、春はまだまだですねぇ。

今日は、はるばる日向の国から友人が遊びに来てくれます。コンディショニング講座で知り合い、
発達支援コーチの講座で会い、今回で会うのはたったの5回目くらいです。それでも、なんとなく、
ウマがあったからか、どちらも食べることが好きだったからか、親しくなって、こうやって会って遊ぶようになりました。

学生でもないのに、数少ない一緒になった機会に、気があう人と出会えるのは、嬉しいことだなぁ〜〜と思うことです。

食べ倒しと喋り倒しの1日を楽しもうと思います。
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自分の力に気がつく教室。

2017-01-28 22:30:51 | annonへの道のり
 知り合いの方が庭で採れたばかりのサワーポメロをくださいました。
渋みがなく、はずれのないサワーポメロ。
20年以上前に、初めて食べたときの剥きやすさ、おいしさは忘れられません。

 そして、サワーポメロを見ると種子島で暮らした家を思い出します。
たわわに稔るサワーポメロ、夏みかん、はっさく。
何も手入れもしないのに、住んでいる間、毎年毎年、食べきれないほどの実が稔り、
もったいないので、電動式の柑橘類用の絞り機を買い、
毎年、今頃の時期から絞りたての柑橘系のジュースを飲んでいました。

 贅沢な日々だったなぁ〜と、懐かしく思い出します。

 子どもさんと勉強をしながら、
子どもの持つ考える力を引き出すには、どうしたら良いか、ということを
色々なことをしながら考えます。

 子どもの中には、考えることを途中で放棄したり、
自分が考えなくても「わからない!」と言い続ければ、
効率よく答えやヒントを得られることを体験として知っている子もいます。

 また、自力で考えることは難しい子として、
自分では考えなくても良いような課題ばかりを繰り返し、
それが、それこそが学習だと思っている子もいると思います。

 子どもと一緒に学習をする側も、
子どもにどんな目的をもって、どんな力をつけていくかが曖昧なままに、
その場、その場の場当たり的な自習プリントのような課題を学習としている場合もあります。

 私は教室に来る子どもたちに、
自分の持っている情報から何かを推測する力をつける、
自分の体験したこと、経験が、自分が何かを考えるヒントになる、かも、しれない情報になること、
そんな知識や力を自分が持っていることに、気がついて欲しいと思っています。

 私の教室で学ぶことが、自分の力を試して自信をつける時間になるように。
そして、違うところでも自分の力を発揮できるように、なるといいですね。

 引き出しの整理整頓、増量に、私も努めよう!

 

 
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こざっぱりと…。

2017-01-27 23:08:16 | 発達応援
 気がつけば、1週間後は節分ですね。
この前、年越したのに、もう節分!

 毎年、毎年、同じようなこと思ってる気がするなぁ〜。

 自分の身なりを過剰に整える必要はないですが、
一緒に仕事をする人に、不快感を与えないくらいの清潔さは大切ですね。

 私が関わった子どもたちの中にも、首筋が黒くしている子や
制服が汚れていてもそのままの子どもがいました。

 中学生くらいだと、自分で洗濯できるように、
支援クラスにあった洗濯機で洗濯の仕方を教えることもありました。

 子どもだと、そういう風に教えて大人になってからに備える、つなげることもやりやすいですね。

 今、私が仕事をしているところでは、
そういう、「清潔感」に問題を抱えた方が仕事をされています。

 大人になると、中々、デリケートな問題でもあるし、
そう簡単には、注意し難い問題です。

 だけど、一緒に仕事を組むと、
ちょっとした嗅覚の悲劇に感じるくらいには、由々しき問題になります。

 改善される問題なのか?と同僚たちと話しながら、
着るものに注意することやお風呂の入り方を指導していた学校での日々を思い出すことでした。
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