Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

サンドライトマトを作る

2021年07月22日 | ハーブ

サンドライトマト

 

暑いですね。こんな時は暑さを利用してドライトマトを作ります。バットの上に半切りにしたチェリートマトを置いて、塩を振りかけて2-3日。太陽の下に置いておくと、3日程経つと急に赤くなって美味しそうなドライトマトが出来上がります。110-120℃のオーブンに入れて1時間位加熱するのも良いけれど、こっちの方が部屋も暑くならないし、香りのよいドライトマトが出来ます。

1日目のトマト

2日目のトマト。よく見ると少し縮んでいます。

3日目のトマト。3日目になると急に赤くなります。指で触ってみて硬さを確かめます。

食べた時の触感を想像して、もっと干すかどうかを決めます。(今回はオイルに付けて2-3か月で食べきる目的で作りました。湯で戻さなければならないほどに乾燥させると日持ちはいいのですが、食感と香りが減退します。)

120個ほどのトマトがこんな量になってしまいました。160ml入りのビンに2本。それも瓶の中に80%ほどしか入っていません。これを冷蔵庫で保存します。量が少ないのでその必要もないのですが、このほうが安心して食べることができます。オリーブオイルに対して等量のヒマワリ油を混ぜて瓶に入れます。こうするとオリーブオイルが変質せずにおいしく頂けます。

 

サラダやサンドイッチに使うと味が濃縮しているサンドライトマトはとても美味しいですが、サンドライトマトをつかったレシピを一つ御紹介しておきます。イタリアのレシピの良いところを取って作り直しました。

 

    ----スパゲッティのドライトマトミスコラール(2人分)----

 

ドライトマトのオイル漬け    8-10個

バージンオリーブオイル     30ml

ベーコン            20g

ガーリック           1片

パセリ             1枝

スパゲッティ          160g

塩                15g

 

トマトをオイルから出して粗切りしてボールに入れます。刻んだベーコンを炒めてトマトと混ぜます。このときパセリの葉も刻んで混ぜておきます。オイルを鍋に入れて粗切りしたガーリックとパセリの枝をゆっくりと炒めます。オイルの中にガーリックとパセリの味と香りを溶け込ませます。パスタを濃いめの塩水で茹で、取り出す直前に、ガーリックとパセリを取り除いた鍋にレードル約半分のゆで汁を加えて加熱します。水気を切ったパスタを鍋に入れ、強火にしてかき回します。油の乳化作用を利用してパスタにガーリックオイルのコクをまとわりつかせます。トマトとベーコン、刻んだパセリの葉を入れたボールに入れて混ぜ、お皿に盛るとできあがりです。

 

 


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