グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

命をいただきました。

2013-01-31 21:53:34 | 暮らしのカフェ いただきました

ばんです!

 

みなさん、今日1日何を食べましたか?

 

 

朝・昼・夜と、それぞれ何回か食事をしたかと思います。

 

 

 

では、今日1日何の命をいただいたでしょうか?

 

 

 

 

・・・唐突な質問ですいません。

 

と言うのも、この日、「命をいただく」ということを改めて痛感したのです。

 

 

 

実は、今朝、久しぶりに狩猟の現場に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

  

 

(写真だけでは、今日の出来事の半分も伝わらなかったと思いますがご容赦ください。)

 

 

単に、最後の料理だけに関して言えば、外食すれば出逢える光景・経験かもしれません。

 

ですが、こうしてお皿に盛られるまでの過程には、中々言葉で言い表せないものもあります。

 

 

私たちが生きているということ。生かされているということ。

 

改めて、この身体で感じる1日でした。

 

 

さらに言うと、2月の1週目と3週目には、のってぃーとつぅが主担当である『食育ワークショップ』を開催します。

 

これまで泰阜村にボランティアとして来た青年を対象に行うこの企画。

 

既にどちらの日程も定員となっていますが、当日の様子については、後日また報告できればと思います。

 

 

そういった事情もあり、あまり今日のことをここで紹介し過ぎると、当日の参加者にとって今ひとつなので、

 

今回はこの辺で失礼します。

 

 

ばん

 

「いただきます。」という言葉に含まれた意味・過程。

 

明日からの食卓の場で、そのことを想像するだけでも、食や人生への感謝の気持ちを感じられるはずです。


ケヤキのテーブル作り! ~巨大チェーンソー編~

2013-01-28 20:17:14 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

先週末の3日間、私用も含めて、大阪・京都・奈良・兵庫と関西各地を回ってきました。

 

観光名所を回ったわけではありませんが、たくさんの出会い・再会がありました

 

 

大阪では、だいだらぼっちのOB・OGの保護者の方々と。

 

京都では学生時代の友人や恩師、先輩・後輩たちと。

 

奈良では、今年度、東日本大震災の震災支援キャンプに協力してくれた奈良女子大学の先生と。

 

そして、兵庫では震災支援に取り組んでいる各地の方々と。

 

 

こうした“人”との縁は、ずっと大事にしてきたいものですね。

 

 

 

さて、ここからが今日の本題ですが、先日のブログの続き、ケヤキのテーブル作りについて紹介させていただきます

 

 

 

やっとかっと運んだケヤキの材。

 

これから持ち主の方に切っていただきます。

 

 

 

↑背丈の半分以上もある巨大なチェーンソー。

これ、持つだけで大変なんですよ。

 

 

 

 

轟音と共に木屑が舞います。

 

 

 

いやー、その場にいるとすごい迫力。本当にあっという間でした。

 

 

 

↑ケヤキを切り終えて一服。カッコ良すぎます。

 

 

 

さてさて、ここからが本格的な作業が始まってきます。

 

今後の進捗状況については、また随時掲載していきますね。

 

がんばるぞー。

 

ばん


ケヤキのテーブル作り!! ~ケヤキの旅編~

2013-01-24 23:09:44 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

先日のお話です。

 

 

年明けのお休みの日。

 

以前、地域の方からいただいたケヤキを使ったテーブル作りに着手しました

 

材料のケヤキをもらった時のエピソードはコチラ

 

 

いただいたケヤキはあまりに分厚かったため、まずはチェーンソーで切ろうと思ったのですが、

 

どうにも、私たちがもっているチェーンソーでは歯が立たず、

 

ケヤキの持ち主の方に作業を依頼しました。

 

 

すると、「今なら時間が空いてるから、切ってやるぞ。」というなんともありがたいお返事が

 

 

・・・ところが、その日はたまたまトラックが出払っており、運搬しようにも車がない状態。

 

とは言え、せっかくのチャンスを逃すわけにはいきません。

 

 

 

ということで、今この場にないトラックは諦め、別の車を用意しました

 

 

 

 

・・・そう、台車です。笑

 

 

 

自分の手で持つよりは、数倍楽になりました。台車って画期的な発明です。笑

 

 

とは言え、ケヤキをもらった日のブログを見ていただければ分かりますが、

 

このケヤキは私ともーりぃの2人がかりで、やっとかっと持ち上げたもの。

 

 

泰阜の坂道を歩くのは大分汗をかきました。(半分は冷や汗かも。笑)

 

↓ケヤキと歩く珍道中。 

 

 

そんなこんなで、ようやくその方のお家に到着。

 

 

正に「まな板の上の鯉」状態。

 

この後、ついに巨大なチェーンソーが登場です。

 

・・・が、続きはまた今度。笑

 

お楽しみに

 

ばん


炭焼き~あんじゃね学校からバトンを受けて~

2013-01-23 13:11:11 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちはたまです!

日曜日にあんじゃね学校のこどもたちと共に火入れをした、炭焼き窯。

こどもたちは日曜日の15時で帰りましたが、

その後は大人で窯を焚きました

 

日曜日の夜22時までは、ばん&たまで窯当番。

月曜日は、朝7時前から窯焚きを再開し、

かにさん・にっき・のりさん・のってぃー・まるちゃん・おぐ・だーっ・ぎっく・なおみち…

と、1時間交代で窯を焚いていきました。

▲にっきからのりさんへ、窯当番交代中。

 

私は朝から窯周りを行ったり来たり。

なんせ、何もかも雪に埋もれてしまったので、

窯を焚くための『焚き物』集めに苦戦していたのです

▲煙が出ているところが窯。これでも半分ぐらいは溶けましたが、

まだまだ雪が残っています。

 

夕方になると…

学校から飛んで帰って来た、『よいち』が窯に登場。

週末のあんじゃね学校でも大活躍だった小学校1年生。

実は、スタッフのこどもなのです~。

だから、学校から帰ってくる先はいつも、お父さんお母さんが働いている『事務所』。

でもこの日は、ランドセルを背負ったまま、窯へ走ってやってきました

さっそく、モクモクと出ている煙をさわり…

「あつ~い

 

そうこうしていると、もう2人可愛いお客さんが来ました

左が、週末のあんじゃね学校に参加していた子です。

「友達連れて来たよ~」という彼女。

いつも、事務所の目の前の道を通って通学しているので、

少し寄り道してくれたようです。

「煙が昨日と全然違うよ~触ってごらん」と伝えると…

友達も一緒に煙突のほうへ。

「熱いわけないし……あつ   くない!!」

強がりな発言に笑ってしまいました

 

寄り道の2人は、少し窯を見て、すぐに帰って行きましたが、

よいちは宿題を終えて、もう1度窯に戻って来て…

「もう帰るよ~」と呼ばれるまで、とっても楽しそうに薪くべを続けていました

 

よいちが帰ったあと、なおみちと2人で窯を見ていたのですが…

そろそろ焚き終わっても良い気がする…。ということで、炭焼き名人に電話しました

すると、「その煙なら、焚き終わっても良いと思うなぁ」と…。

電話で話しているだけなのに、窯が見えているかのような返答に毎度驚かされます

そして、とっても勉強になります。

そんなわけで、月曜日19時ごろに焚き終わり。

(ちなみに、炭焼き名人はだいちの著書『奇跡のむらの物語』にも出てきますので、

是非ご覧ください!!)

翌日火曜日は、朝から煙の様子を見て窯閉じという作業が残っていたのですが…

なんともラッキーなことに、小学生の下校時間にこの窯閉じの時間が重なりました

▲帰ってきてまず、煙を触るよいち。

視覚と触覚と嗅覚…まさに五感を使って、昨日と全然違う煙の様子を観察していました。

▲窯を閉じます。小さなスコップを使って、少しずつ丁寧に。

▲よいちの弟、そうさくも保育園から帰って来ました。

そうさくも一緒に、3人で窯閉じ!

 

窯詰めから4日間。

楽しかったなぁ~

炭焼きは奥が深く、1回や2回焚いただけではなかなか習得できないモノですが、

毎回勉強しながら楽しく焚き、

少しでもこの村の文化を今のこどもたちに伝えていくことが出来たらいいなぁ~と思います。

この後1週間かけて窯が冷えるはずです。

無事に炭になりますように

 

たま


おとまりで本格炭焼きをしよう!~地域のこどもたちのためのあんじゃね学校~

2013-01-22 13:35:19 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

こんにちはたまです!

週末に、あんじゃね学校で炭焼きをしました

 

12日に10周年の記念研修会を行った、あんじゃね学校。

11年目に突入している今、あんじゃね学校で思いっきり遊び学んでいるこどもたちです。

 

実は炭焼きは昨年度も行ったのですが、窯閉じ後に窯が崩れてしまい…大失敗

ほとんど灰になってしまいました。

その時の参加者で最高学年が、当時5年生。

「来年も絶対炭焼きやりたい」という彼の熱い想いと、

私たちもリベンジをと思っていたこともあり、今年も炭焼きをすることにしました

あんじゃね学校は、参加対象が1~6年生としているので、彼にとっては今年が最後のチャンスだったのです。

 

まずは炭焼きのお話

「窯は村の人と一緒に手づくりしたんだよ~」と伝えると、

「えぇ~!?」と一同ビックリ

今ではほとんどなくなってしまったようですが、昔は村内のどの家でも、炭を焼いていたのだそう。

 

簡単に炭焼きの話をした後は、道具の使い方の確認です。

今回は『くさび』という道具を使って、太めの薪を2つや4つに割っていきました。

 

 

▲さっそく挑戦!(3年生男子)

▲1年生も挑戦!これまで全然食い込まなかったくさびが、どんどん木に食い込み…みんな驚き

「1年生に出来るんだ!私も!」と、他の子ががぜんやる気を出したのは言うまでもありません。

▲割れた薪。「わぁ~スゴイ!!」

 

このまま引き続き、くさびで薪を割った、力自慢のチームがこちら▼

 

▼雪に埋もれた木々(焚き物)を集めてきたチーム。

 

▼敷木にする竹を切って割ったチーム。

 

作業の合間に、窯を探検

▲窯に入って窯を見て、構造の理解を深めるこどもたち。

 

▲竹切りチームが、窯の底に竹を敷き詰めていきました。

 

竹を敷き詰めたら、次は窯詰め

最後の一番狭いところでは、1年生が大活躍

その隣で、木を切っていく3年生。窯の隙間に詰める木を切っていたのですが…

これに熱中

「楽しい~」と、大喜びでどんどん木を切っていました。

 

 

窯詰めが終わり、窯閉じ。

まずは煉瓦で扉をするのですが、大人でも苦戦するこの作業(レンガをパズルのように積み上げる)が楽しかったようで、

ノリノリで壁を積み上げてしまいました。お見事

この後、土で壁を作ったのですが…なんと、土が凍っているという事態

スコップもつるはしも敵わないほど、岩のように凍ってしまった土…。

▲6年生の力でも、土を掘ることができませんでした。

 

暗くなったので、翌朝に作業を残し…。

▲つるはしとスコップで掘り進める。

他の場所からも一輪車で土を運び(こちらもまた凍っていたのですが)、

4時間かけてやっと窯閉じ完了。普段は30分ぐらいで終わるのですが

その分窯閉じ完了の喜びは8倍でした

 

いよいよ火入れ。おそるおそるマッチをすって…

▲煙がモクモクと出てきました!

この時、朝の10時!朝6時に火を入れるつもりだったので、実に4時間遅れでのスタートです。

それもまたよし!

まだまだ冷たい煙をしっかり肌で感じました。

 

帰る頃(15時ごろ)には、煙もすこ~し温かくなり、

「匂いもちょっと違う??」なんて、するどい視点でいろんなことに気づいて、

「あとは任せたよ~」と帰って行ったこどもたち。

とりあえず、無事にスタート出来ました

村の炭焼き名人にお電話したところ、

「こんなに凍ってる中、よくやったなぁ」と感心してくださいました。

良い炭が出来るように…こどもたちからのバトンを受け継いで、残りは大人でがんばるぞ

 

 

さてさて…

炭焼きだけではなく、自分たちで創る暮らしも体験してもらおうと考えた、今回のあんじゃね学校。

いろんなことに挑戦しました

▲五右衛門風呂焚き。

もちろんこの後、五右衛門風呂入浴

熱さにびっくりしながらも、大満足だったようです。

 

▲ごはんづくり。

ごはんももちろん自分たちで!

▲ごはんは作るだけではありません。片づけもこどもたちが最後までがんばりました☆

 

▲朝づくり。朝飯前の一仕事♪生ごみは堆肥にするのです!

▲寝袋で寝るの初めて!という子はもちろん、親元を離れて1泊するのが初めて!という子もちらほら。

こどもたちにとっては、ビッグチャレンジですよね

ちなみに、21時消灯であっという間に寝ました。笑

相当疲れていたのでしょう…

 

そして…お楽しみの遊び

▲手づくりのきなこ

▲餅つき!美味しい餅が出来ました~

泰阜では、手づくりのお餅を作るお家が多いですが、ほとんどの家庭で今は餅つき機を使っているそうです。

大きな杵と臼(これが実は、村の方の手づくりなのです!)でぺったんぺったんが楽しかったようで、大盛り上がりでした

 

前の週の雪が残っていたので、雪遊びも大満喫!!

 

▲こどもたちが考案した、『ジェットコースター』

板を見つけてきて、5人で滑り降りて大はしゃぎ

こどもたちの発想力にはいつも驚かされます。

 

そんなこんなで、大満喫の1泊2日でした。

炭焼きは、この村の素晴らしい文化の1つ。

この村で育ったこどもたちが、少しでも多くこの村の素晴らしい文化に触れることが出来れば…と思っています。

10年後、20歳前後になったこの子たちが、「昔炭焼きやったなぁ~」「くさびで薪を割る?やったことあるよ!」

そんな風に言ったり、思ったりしてくれたら幸せだなぁ…

 

そんな10年後を夢見て、地道にこどもたちとの活動を続けていきたいと思います。

2月のあんじゃね学校では、今回作った炭を使って、五平餅を焼く予定

良い炭が出来ていますように!!

 

たま


いったりきたり。 ~現場と机上、どちらも大切です~

2013-01-20 23:45:24 | 地域との協働 ~あんじゃね学校~ 

ばんです!

 

昨日・今日と1泊2日、『あんじゃね学校』を開催しました

 

 

『あんじゃね学校』と言えば、先日、10周年を迎えたのですが、(10周年記念当日の様子はコチラ

 

村のこどもたちと過ごすこの場は、その原点でもあり、最前線とも言える場です。

 

 

 

 

今回の『あんじゃね学校』の様子については、後日、事業主担当である「たま」から報告があると思いますので、楽しみにしていてください

 

 

 

こどもたちが、故郷の自然や歴史、文化などに触れ合う「やすおかあんじゃね自然学校」。

 

そして、その場を村の大人たちが支える「あんじゃね“支援”学校」。

 

この2つが両輪となって、現在の活動が行われています。

 

 

前者のような現場にいるばかりでは、こどもたちを取り巻く環境や地域の方々の意見に触れることもなく、視野の狭い活動になってしまいます。

 

 

かと言って後者ばかりでは、今を生きるこどもたちの本当の姿に触れることはできず、いわゆる“机上の空論”に陥ってしまいます。

 

 

その両方が相まって、ようやく前に進んでいくことができます。

 

もちろん、同じ方向を向いていることが大事なのは言うまでもありません。

 

 

 

とは言え、これが中々難しい。

 

だからこそ、「あんじゃね自然学校」と「あんじゃね支援学校」両方が存在するのです。

 

課題は山積み、でもこの10年のおかげで希望も山積みです。笑

 

ばん

 

 

ついさきほどまで、「たま」と炭焼きの火の番をしていました。

 

腰痛もちになってからというもの、腰を火に当てて暖めるのが習慣になってしまいました。笑

 

 

この炭焼きの様子についてもまた後日


やすおかボランティア!!

2013-01-18 21:29:51 | やすおかボランティア

ばんです!

 

先週の『森のようちえん』、ボランティアとして「かぴ」と「まいきー」が来てくれました

 

実はこの二人、2年前に泰阜村で開催した『kids′AUキャンプ』(アジア6ヶ国のこどもと大人が集まる国際交流キャンプ)

 

にもボランティアとして来てくれていました。懐かしいー。笑

 

 

今や立派な社会人として日々頑張っている2人

 

 

  

(写真に写っているのはまいき~。かぴは主に裏方、お餅つきの準備を手伝ってくれました

写真なくてゴメンね。)

 

こうして社会人になっても足を運び、活動に携わってくれる存在は非常にありがたいです。

 

 

この日の『森のようちえん』終了後、バタバタと帰りの電車に飛び乗った2人。

 

貴重な時間を割いてくれたことに感謝です

 

 

かぴ、まいきー、ありがとう

 

また来てな~。

 

ばん


雑感

2013-01-17 08:07:52 | スタッフ ズクダス

ばんです!

 

今日は、阪神・淡路大震災から18年。

 

地震発生の午前5時46分、今年も現地では黙祷がなされたとのこと。

 

当時、凍えるような真冬の早朝。現場の混乱・苦悩を感じます(私の場合、それを想像するしかありませんが)。

 

改めて、この社会の中で自分たちが何をすべきか、どうあるべきかを問える機会です。

 

 

 

さて、一昨日は東京でひと仕事。

 

今年度、山賊キャンプ震災支援事業について助成をいただいている『福祉医療機構』での事務説明会がありました。

 

わたしたちの震災支援事業についての詳細はコチラ

(大雪中の泰阜村での『支え合いの1コマ』をだいちが綴っています。ぜひご覧ください。)

 

 

その行き帰りの道中は、ご存知のとおり、大雪の影響で高速バスも電車もお手上げ状態。

 

高速バスは運休。往路・復路ともに、普段の2倍の時間を要しました。

 

 

 

そんな中、高速バスの運転手さんの誠意あふれる真摯な対応にはすごく感動しました。

 

 

運休決定後、急遽立ち寄った最寄駅。

 

バスの降車場所から駅構内までの道のりを、雪の中で傘もささずに下見に走り、息を切らしながら丁寧に説明してくれました。

 

 

そんな非常時こそ、その人の本質が問われるものです。

 

私もそのベテラン運転手さんの姿を見習わなければ。

 

 

 

ちなみに、泰阜村までの帰り道。

 

結局、火曜日は駒ヶ根駅までしかたどり着けず、

 

その後、真夜中にヒッチハイクを敢行したのですが・・・失敗。

 

 

 

(試みたのは夜中の1時半~2時半。そりゃ車もつかまりませんね。笑)

 

 

そんなこんなで、昨日の朝方の始発で飯田へ戻ったのですが、駐車していた車のサイドブレーキが凍結。

 

自動車整備会社の方に協力していただき、ようやくお昼に泰阜へ戻ってくることができました。

 

 

そんなトラブル続きの道中。こんな時こそ、日常のありがたみを感じます。

 

 

バスや電車といった公共交通機関が時刻表通りに発着してくれること。

 

いつでも連絡をとることのできる携帯電話。それを動かすための電力が生み出されていること。

 

自動車のタイヤが4つ全て動くこと。

 

 

これまで、当たり前に“有る”ものだと感じていた様々なこと。

 

人間、それが無くなって初めて気づかされることが多々あります。

 

 

見知らぬ誰かの頑張り・支え無くして、こうした“当たり前”は存在しません。

 

この数日は、そこに盲目になっていた自分への戒めだったのでしょう。

 

 

本当に貴重な、有り難い(ありがたい)時間でした

 

感謝の心は1日にしてならず。ですね。

 

ばん

 

 

バスや電車での移動時間。

 

その時間の大半は本を読む勉強時間に充てています。

 

今回みたく、遅延により確保された時間は絶好の読書チャンス

 

 

でも、今回は全く本を開かず、ひたすらボケーッと雪景色を眺めていました。

 

たまにはそんな日もあります。笑


大雪だーっ!!つづき

2013-01-16 13:44:37 | スタッフ ズクダス

大雪から一夜明けた昨日。

月曜日は夕方まで雪が降り続いたため、薄暗い雰囲気でしたが、

この日は朝から快晴

陽の光と雪のまぶしさで、素晴らしい景色が広がっていました

 

▲夜明け頃の田本集落の風景。棚田も真っ白でした。

▲だいだらぼっちのうしろにそびえたつ、大峰山。山の木々も雪をかぶっているのが、遠目にもよく見えました。

▲暮らしの学校の看板周辺。

▲こどもたちが作物を育てている畑も、このとおり。すっかり雪に隠れてしましました

 

 

 

 

▲だいだらぼっちの母屋とその周辺

寒さが和らいだ午後から、スタッフで雪かきをしました

雪に埋もれてしまった駐車場を掘り起すこと、約1時間。

「いやぁ~、良い運動になったねぇ」と引き上げた直後に、

「大変だ~」という大声。

なんと…雪の重みで、屋根がたわんでいたのです

▲雪をおろした後の屋根。明らかに真ん中のあたりでたわんでいるのがわかるでしょうか。

事務所の前もひどくたわんでいて、慌てて雪おろし第2弾

▲雪かき終盤

そして、屋根からおろした雪は…先ほどがんばって雪かきをしたところに落ちていくという…

「やっぱり掃除は上からだね」と、みんなで反省しながら、がんばって2度目の雪かき。

全部が片付いたのは、雪かきを始めてから2時間後ぐらいだったでしょうか。

大変でした~

でも、大変な中にも忘れない、遊び心

▲畑に人型をつける『つぅ』。この後、みんなに雪をかけられていました…

除雪をしているフリをして、隣の人に雪をかけてみたり…

なんともまぁ、楽しい職場です(笑)

 

昨日は一日良いお天気だったのですが、それでも溶けきらない、雪雪雪

泰阜村の一番南で20cmほど。

田本地区(だいだらぼっち周辺)で30cmほど。

北のほうでは40cmほどの積雪だったのだそうです。

停電はおよそ、600世帯。

停電すると、いかに普段電気を頼った生活をしているか…と考えてしまいますね

 

自分たちの生活を改めて見直し、

「掃除は上から」という教訓を得て、

ついでにお正月太りも解消できたかもしれない、

今回の大雪でした

 

たま

 

 


第7回 森のようちえん♪ぺったんぺったんおもちつき♪

2013-01-15 18:45:18 | 森のようちえん

みなさん、こんにちは!

のってぃーです

 

おととい1月13日(日)に新年初の森のようちえんを開催しました

今回は7家庭20名の親子が遊びに来てくれました♪

そのほとんどが何度も森のようちえんに来てくださっている親子

はじまりのあいさつも元気いっぱい!

自分でたくさん自己紹介できるようになっていました

中には、見事な書き初めを披露してくれた子もいたり

こどもたちの成長にはじまりから驚かされたスタートでした

 

今回のメインはおもちつき!

森のようちえんではもちろん全て手作りです

まずは、①スープなどの具材を切る人

②きなこをつくる人

③火をおこす人に分かれてお昼ごはんづくり開始です

 

きなこは柔らかくなるまで炒って~♪

みんな初めてのきなこづくりに興味津々

石臼でつぶす

回すのが楽しすぎて体中きなこだらけ

 

 

汁にいれるお野菜も自分たちで切ります

ちょっと気をつければ、3歳の子だってできるんです

 

 

こちらは火おこし隊

 

燃やし続けるために必要なものを

自分たちで考えて周りから集めてきます

 

 

さぁ

いよいよおもちつき

 

お父さんもお母さんも♪

こどもたちも♪

みんなでつきました

 

ついたおもちは...

とっっっても美味しく出来上がりました

 

 

たっぷり食べたあとは

里山探検 

 

 

 

大人もこどもも目一杯走り回ったり、とんだり、跳ねたり、滑ったり

そりすべりで豪快に滑って

転んで、泥だらけになったり

それでもピースは忘れません

 

自然にあるものはなんでも遊び道具になります

原っぱでまったり過ごす姿もありました

 

工作したり♪

池の氷割りにチャレンジしてみたり♪

思い思いに自由な時間を楽しんでいました

暖かな日差しに体もポカポカ

だんだん森のようちえんでの顔見知りも増えて、慣れてきたこどもたち

遊びの幅がとても広がり、くたくたになるまで遊びました

 

 

 

森のようちえんが終わったあと

後泊の親子で五右衛門風呂焚き&薪割りをしました 

 

 

翌朝...

前日とは打って変わって一面銀世界

 

帰る前に雪遊び

そりすべりをしたり♪

自分より大きな雪だるまをつくったり♪

も味わって帰っていきました

 

 

2012年度の森のようちえんも残すところあと1回

森のようちえんのホームページもリニューアルしました

次回は、2月23・24日『もりのわくわくとうげいやさん』で陶芸体験&里山遊びです♪

また新しい笑顔に出会える日を楽しみにしてます