グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

あったかいお茶

2008-09-30 18:12:52 | グリーンウッドの「ねっこ教育」
こんにちは、みけです。
近頃は冬なんじゃないかと思うような気温の日が続き、今朝なんか7時の時点の気温が10℃体がビックリしている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年、みけには地域の役割が与えられておりまして、先日ご近所(といっても直径1.5kmくらいの中に納まるかどうかのエリアですが)に配らなければならないものがあり、18軒のお宅を車で回った時のことを今日はお話したいと思います。

その日、午前中に配布物を配ってしまおうと、10時少し前くらいに出発し一軒ずつまわっていました。
山道を結構下っていくお宅もあったりするので、まあ1時間弱はかかってしまうかな・・・と見積もっていたのですが・・・。

平日の日中ですから、当然お留守のお宅もたくさんあり、ポストへと投函したお宅もたくさんあったんです。
なので、実際に顔を合わせてお渡ししたお宅は18軒中6軒だったんですよ。

ところが、みけも近頃は失礼をしていて久しくお宅におじゃますることもなかったので、みなさんから「まあ、お茶でも飲んでいきなんよ」と誘われ放題

おばさんが煮た栗の渋皮煮や、しその実の佃煮、瓜の粕漬けや季節の果物など、とにかくたくさんのお茶請けとお茶をいただいたのでした。

もちろんお土産もたくさん!
ピーマン・なす・きゅうり・ねぎ・かぼちゃ・いちじく・ブルーベリーetc etc・・・。

抱えきれないほどのお土産をいただいてみけが帰還したのはもうお昼を過ぎた時間でした

じつはそこそこで聞いてきた話がもう面白くて面白くて・・・
紹介したい所ですが、これはもうおじいちゃんやおばあちゃんから直接聞かなきゃ面白くない!

ということで、そんなおじいちゃん・おばあちゃんのお話をみけと一緒に聞きにいきませんか?

泰阜にいらしたら、是非一緒にお茶しに行きましょう!
もちろんみんな自慢の手土産もってね

土鍋プロジェクト その2

2008-09-26 16:01:10 | スタッフ ズクダス
しんです。

前回の続き。
そんなわけで、出来ました!私の土鍋です!
出来たといってもこれから焼きますので、
本当の出来上がりは、まだまだ先。
しかし、ただの粘土が立派な形になると本当に感動します。

さて今回土鍋を作っているスタッフ、だいだらのこどもはたくさんいますが
1人として同じ形ではありません。
それは個性というよりも、みんなの使い方が違うから。
例えば・・・「家族5人だからこの大きさ!」だったり「しまうのが楽な大きさ」
だったりと、様々な視点から形が決まっていくのです。
私の場合はというと、「野菜をたくさん蒸し煮できるように高い蓋!」
と、「火のまわりがいいように」と、滑らかななべ底というのを目標にしました。
いかがでしょうか。

この鍋を焼くのは12月。
今から最初に何を食べようかわくわくしております!

しん

土鍋プロジェクト

2008-09-24 21:00:12 | スタッフ ズクダス
しんです!
さてこの写真はなんでしょう?

実は土鍋をろくろで挽いている様子。(モデルはぬま)
グリーンウッド(だいだらぼっち)では、ものづくりの先生がいらっしゃるので
こどもだけでなく、大人もものづくりをしたりします。
何年もいるスタッフだと、だんだんと作るものも減ってきますが、
今回は初の土鍋作りに挑戦しています!
普通の陶芸用の粘土だと、火を使って調理する鍋にするには
むかないらしく、専用のもので、しかも焼くときもその土に合わせた
温度で焼くので、土鍋だけを焼くことになります。

さてこの鍋うまくできあがるのか!?
またこちらのブログで紹介します!

しん


季節を告げる花

2008-09-23 10:53:11 | スタッフ ズクダス

こんにちは、みけです。
泰阜は朝晩だいぶ涼しくなり なんとなくこたつが欲しいかも・・・と思うような日もありますが、みなさまいかがお過ごしですか?

さてさて今日はどんなに暑くても、どんなに寒くても、きちんとその季節が来ると咲く花を紹介したいと思います。

写真の花をご存知でしょうか?
とてもきれいな緋色の花です。
これは、「ひがんばな」です。

秋のお彼岸の時季になると、必ず咲く花です。
どんなに猛暑でも、どんなに冷夏でも、きちんとお彼岸になると咲く、規則正しい花なのです。
毎年9月のこの時季になるとこうしてきれいに花を咲かせて、
「もうお彼岸だよ。」と、知らせてくれているようです。

「ひがんばな」は、こんなふうに


田んぼの土手によく咲いています。
いつのまにかしゅーっと茎が伸びていて、
いつのまにかつぼみが膨らんで、気がつくといつも花が咲いています。
花が終わると葉が出てくるので、いつ茎が伸びているのか、
みけは見たことがありません!

どこかに毒があるのか、その緋色の鮮やかさからか、昔から「ひがんばなは火事を呼ぶ」といって、うちの中に飾られることがありません。

でも、みけはこの花が大好きです。
毎年毎年、季節を告げるために咲いているようなこの花が大好きです。

1週間ほどで盛りは過ぎてしまう、命の短い花ですが、ぜひこの花を見に泰阜を訪れてみませんか?

ほかにも素敵な何かに出会えるかもしれませんよ。


あほな子ほど・・・その2

2008-09-16 18:53:37 | スタッフ ズクダス

こんばんは、そしてお久しぶりです、みけです。
なんとなくまだ暑くって、でも朝晩は寒くって窓を開けたままでは眠れず、睡眠の途中で起きて窓を閉めなきゃいけない日々が続いています。
みなさまいかがお過ごしですか?

さて、今日はわんこの話partⅡです。

以前お話したように、ここには3匹のわんこがいます。
「ころ」については以前お話しましたので、今日は「たろ」のお話。

「たろ」は、ここにいるわんこの中でいちばん大きなわんこです。
アラスカンマラミュートという、アラスカのそり引き犬の血が入った雑種で、体重は40㎏ !ほどあるのではないでしょうか?
後ろ足2本でで立つと、みけ(身長161cm)の肩に「たろ」の顔が届きます。(でかっ!

「たろ」は、今10歳で、人間で言うと中年のおじさんです。
なのに、とっても性質(たち)が「こども」です

お父さんである「だいち」が出張などで数日いない日が続くとすねてしまいます。
ごはんをひっくり返したり、あるいはそばについていてやらないとご飯を食べなかったり・・・と、ハンガーストライキを起こします。

また、自分以外の犬(「ころ」と「しろ」)のことを誰かがかまうと、
「あお~ん あお~ん(僕も!僕も!)」と訴えてきます。

体が大きくて力が強いので、なかなかこどもが散歩に連れて行くのは難しく、「ころ」や「しろ」が散歩に連れて行かれるのを見るたびにうらやましそうにしています。
でも、本当はおりこうさんで、かわいらしいのです。

そばに行くとこんな風に

あられもない姿になって「かまってオーラ」を全開しています。

こどもたちは本当は「たろ」のこともかわいいんです。
ただ、自分の大きさと力を自覚しておらず、誰にでも全力で感情表現するので、なかなかこどもたちに遊んでもらうのは難しいんです。

でも、雪の日にう庭を駆け回る姿や、山仕事に一緒に連れて行ってもらって、山の中を駆け回る「たろ」は、ほんとうにかっこよくて惚れ惚れしちゃいます。

たろ、本当はみんな「たろ」が大好きなんだよ!
おじさんなのにこどものように甘えん坊な「たろ」がかわいいんです!

すねたりハンスト起こしたりするあほな子はやっぱりかわいいんです。

だからね、たろ、小屋の近くの机をひっくり返したり、地面掘りすぎたりしないでね!


『だいだら最強の応援団』

2008-09-09 14:46:59 | スタッフ ズクダス

どうも、けんちきです。

9月1日よりだいだらぼっちの

2009年度募集が開始されました!!





おかげさまで、申し込み・問い合わせが多数来ております。
また、新しい仲間たちと出会っていけることを楽しみにしています。


でもこうやって、だいだらぼっちが活動ができるのも
たくさんの支えてくれる人がいるからです。
応援してくれる人がいるからです。


だいだらぼっちに参加している
子ども達のお父さんお母さんも応援してくれる方々です。


いつも、たくさんたくさん応援してもらっています。
上の写真は保護者の方と一緒に作業をした後に撮ったものです。


つい先日、

中学校PTA作業の後に、そのままの勢いで
だいだら周りの草刈りを手伝っていただいたり、





美容師をされているお母さんには
子ども達やスタッフの髪を切っていただいたり、



イス作りなど木工を仕事にされているお父さんには、
子どものものづくりの相談にものっていただき、作業まで見てもらいました。




本当にいつも助かります。



ボクは、これって、

だいだらぼっちのすごくイイところだ!!

と思っています。



ただ子どもを預けるというのではなく、

●一緒にだいだらぼっちを支えながら子ども達を見ていく事。

●いろんな得意技を持つ大人たちが背中を見せる事。

●みんなのお父さんお母さんとして接してくれる事。




これらは子ども達にとって、抜群にいい環境だと感じます。
自分以外の大人と関わることで子ども達はいろいろと成長していきます。
大人にとっても、いろんな子ども達と関わることがとてもよいと思います。

一緒に作業をしたりする事ができるって本当に幸せです。
子どものことを話しながら薪作業できるって本当に幸せです。
そんな関係をみんなで作っていきたい。

これからだいだらぼっちに参加される方々とも、
そんな雰囲気を作っていければと思っています。


それにしても、
ほんとたくさんの応援をしてもらっています。


ある日はおそうじ大会ということで保護者の方々が集合して、
だいだらぼっちをキレイにしてくれたり、

地域の方々と交流をするために飲み会を企画してくれたり、


子ども達のためにゴハンを作ってくれることもあります。
あの料理はおいしかったし、子どもも真似して作りました。


だいだらの桃やブドウのなり具合を見てくれて、先日は収穫もできました。
こんな風にやるんですね、すごい!!


歯医者を営んでいる方は、子ども達に虫歯の怖さを話してくれました。
僕らまでおそろしくなりました(笑)


だいだらの流しやドアやいろんな故障箇所を直してくれるお父さん方もいます。
手が届かないところを、本当に助かります。


畑のことについてアドバイスしてくれて資料を送ってくれたり、
手作りのおやつについてのレシピをくれたり、食に詳しい方々がいろいろと子どもやスタッフにアドバイスをしてくれます。


ピアノの調律ができるプロのお母さんがいるから子ども達が楽しくピアノがひけています。


薪作業を一緒にやってくれる方もいます。
チェーンソーで薪を切ってくれるパワフルなお母さんもいます。


子どもが宿題をしているときは教えてくれたり、

将来のことについてアドバイスしてくれたり、

子どもの悩みを聞いてくれたり、息抜きをしてくれたり、

僕らに子どもが言えない事も代わりに聞いてくれていたり。


自分もテーブルやイスを作ったりして子どもに背中を見せてくれる人もいます。
一緒に遊びに参加して楽しんでくれて盛り上げてくれるひともいます。


だいだらぼっちの祭りなどの出し物大会ではいろんな得意技を披露してくれます。
こんなレベルの高い出し物大会見たことない(笑)


田植えでは手堅い仕事を見せてくれる人がいます。本当に憧れてしまいます。


スタッフにやさしい言葉、励ましの言葉、厳しくも愛のある言葉をかけてくれる人がいます。


自分の子どもだけでなく、みんなのお父さんお母さんとして接してくれる保護者の方々がいてくれています。


みなさん、ほんとうにいつもありがとうございます。
たくさんのことをありがとう。


これからも一緒にだいだらぼっちを元気にしていければと思っています。
これからもよろしくお願い致します。


けんちき


松本大学の実習を受け入れました

2008-09-09 08:18:55 | グリーンウッドの「ねっこ教育」


お久しぶりです、けんちきです。
みなさんお元気でしたでしょうか?


夏のキャンプも終わって、だいだらぼっちの生活に戻ってきました。
キャンプにどっぷり入って、久々に子ども達の顔を見ると、
嬉しくなってしまいます。


さて、先日キャンプが終わって間もなく、
松本大学の学生達の2泊3日の実習受け入れをしました。


やったことは、
話し合い、薪作業、風呂焚き、ゴハン作り、畑・田んぼ作業、
村の人へあいさつ、仕事のついでに遊んだり、ものづくり…



そう!いつも、だいだらぼっちがやっていること。



学生達にはだいだらぼっちの大家族の一員になって
昼はスタッフと一緒に作業、朝夜は子どもと共に仕事をしてもらいました。


みんなで仕事をする中で、子どもやスタッフとすごす中で、
学生がイキイキとして変わっていきました。



実は最初は学生同士の話し合いでも作業でも時間がかかっていました。



しかし最後の日になると
話合いを決めていくスピードや作業、
チームワークどれをとっても、


1,2日目とは比べ物にならないほど、良くなっていました。
引率の先生とボクは横ですげーなーと驚いていました。

みんなで薪を取りに行くことも、協力してゴハンを作ることも、子どもと過ごすことも、とてもいい経験になったようです。
だいだらの子ども達の頑張る姿に影響を受けたこともあったようでした。


山賊キャンプのボランティアや
ワークショップに参加する青年達も
グリーンウッド・だいだらぼっちに来て、
何かを得て、イキイキとして帰ってきます。


グリーンウッド・だいだらぼっちには、
いろんな人を元気にする空気があるなと思います



元気な子ども達やスタッフ、
23年間で培った場の空気、伝統。
そこから生まれる
言葉や雰囲気。

だから、いろんな人が訪れて、
どんどん元気になっていく。
またそこに、人が来て元気になっていく。
いい渦を巻いている場所。



これはだいだらぼっちの『場』の力だと思いました。



ちなみに2日目の夜ゴハンは、学生さん達が作ってくれました。




畑作業の際に取れたトマト、村の方からもらったアスパラ、
分けてもらった玉ねぎ、堆肥場でなっていたかぼちゃ
拾った栗で栗ご飯など、

活動の中でいただいた恵みを利用して、40人分の大家族のゴハンを作ってもらいました。(なかなかできない経験ですね(笑))

普段はゴハン作りもなかなかやらない男性7人組でしたが
あのゴハン作り中のチームワークや表情はとても気持ちがいいものでした!


ほんとうにおいしかった!!そして、ありがとう!!



けんちき


秋刀魚!

2008-09-05 19:45:19 | グリーンウッドの「ねっこ教育」
しんです!
またまた食べ物ネタ。
グリーンウッドのスタッフは北から南まで日本全国から集まってきています。
北は福島、南はなんと与論島!
そんなわけで、それぞれの地方のおいしいものが
季節ごとに集まってきます。

というわけで、今回はサンマ!
これは私の実家 千葉から送られてきたもの。
しかも60匹!!
恒例となって、今年で4年目。
獲れた翌日に届くので、お刺身にして食べます。
もちろん焼いても食べます。
極めつけは内臓をしょうゆ、みりん、お酒とあえてソースにしたものを
蒲焼にして食べます!絶品です。
だいだらのこども、スタッフ家族あわせると40人を超える大家族。
60匹もあっという間にたいらげました。
幸せ。

いろんなところから集まるとこんないいことがあります。
これもグリーンウッドの強みです。

さてこのサンマわが実家からといいましたが、
私の実家が漁師なわけではありません。
しかも海の近くに住んでいるわけでもありません。
私の父親の知り合いの方が送ってくださいます。
私の場合、出身地はあまり関係なかった・・・

人と人のつながりに、感謝です!


しん

FM飯田 ラジオ出演してきました

2008-09-03 12:23:28 | スタッフ ズクダス
こんにちは だーっです________↑これ だーっ


昨日はFMラジオのゲストとして出演してきました。

約20分でしたが、たくさんしゃべらせてもらいまして楽しかったです


僕が10年前の学生の頃に色んな海外に旅に行っていたこと。
そして、世界初のチャレンジをして失敗したこと。
企業で働いていた時のこと・・・。


聞いている方が面白かったかどうか気になってしまいますね


僕は高校生の頃に、ラジオで30分間ですが司会をさせてもらったことがあります。
その時、将来こんな面白くて、ワクワクする仕事ができたらいいなあと
漠然と思っていましたが、


今はテレビや雑誌、ラジオまで出させてもらっています。


どんなことも若いときの経験は生きてくるもんだと実感します。



未来は今の判断で作られていきます。


たくさんの経験をしてした方が、やっぱり豊かな未来をつくれますね。



こどもたちも、ボランティアで来てくれた青年たちも、たくさんのチャレンジを
して人生を作ってもらいたいです。


その結果、こどもたちは、こんな大人になりたいと言って未来に希望を持てる子になっていくでしょう。



「みんなが変れば、未来も変えられる。どうせなら希望の未来を作ろう」



イチ ニー サン だーっ

キャンプ終了とそしてお別れ

2008-09-02 14:59:02 | スタッフ ズクダス
しんです。ご無沙汰しています。
すっっっっっっっっっかりブログの更新されていませんでした!
というのも「山賊キャンプ」を実施していて
ブログを書くヒマもないほどスタッフ全員大忙しで働いておりました。
1100人のこどもを迎えるキャンプというのは、
見えないところでの仕事量も半端ではありません。
朝も昼もなく、必死でがんばり、結果大きな事故もなく
無事終了することができました!
応援してくださったみなさん本当にありがとうございます。

さて1100人のこどもを迎えるにあたって
われわれグリーンウッドのスタッフだけでは手がまわりません。
そこで長期でお手伝いしてくれるボランティアさんがいます。
今年はなんと韓国とイタリアからお手伝いに来てくださいました。
ナラッチとリチャです。
この写真はお別れのときの写真。
ナラッチもリチャも本当に素晴らしい人たちでした。

二人ともまた来たい!と言ってくれました。
遠い異国の地にも山賊キャンプを心から応援してくれる人がいる
というのはとても素晴らしいことだと思います。


そして一緒に写っている私の嫁も産休に。
一ヶ月後の出産と二ヶ月の育児に向けて里帰りをします。
私事ですが、そちらの応援もお願いします!



しん