グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

モノづくり合宿の報告♪

2015-03-18 14:38:22 | スタッフ ズクダス

こんにちは、だいだらのシェフことつぅです!

だいぶ暖かくなり春の兆しが見え隠れしてきました。

つくしや蕗の薹などこの時期でしか食べられない野草も生えて来ました。

 

さて今回は先日行われたモノづくり合宿の報告です

前回も紹介させていただきましたが、あんじゃねにで使われる食器をみんなで、手作りのものをつくろうという企画でした。

今回はあんじゃねで使う取り皿を作ることにしました。

集まってくれた相談員はだいちゃん、ちゃき、はーちゃん!

そして森のようちえんのボランティアで来てくれたカツオとあーちゃん合計5名で作りました。

 

 

まずは草來舎のぎっくに作り方のレクチャーや、注意事項などをみっちりうけます。

みんな初めてチャレンジする陶芸に少し緊張気味の表情でした。

 

実際に粘土にふれ形を作っていきます。

和積みという方法でひも状にした粘土を、重ねて作っていきます。

 

たくさんの人に愛される食器を作ろうと決め始めた食器作り。

みんな気合の入り方が違います。

 

土台になる部分を作るのには丸くした粘土たたいてつぶしきれいなせんべい状にしなくてはなりません。

これが意外に難しいのです

 

あまり触りすぎても強度がなくなり焼くときに形が崩れてしまうので、細心の注意はらいながら、全体を見て形を整えていきます。

 

 

本当にみんな神経を研ぎ澄まし作品作りに没入しています。

 

そして完成した25枚の取り皿!みんなの集中力がすごかったので、2時間もかからずにまずは形になりました。

このあとギックに微調整をしてもらい、この取り皿になにか記念にマークを入れようということになりました。

どんなマークにするかみんなで何度も話し合いをして、

アルファベットでAとそれぞれの好きな字体で掘りました。

 

ここまでが、モノづくり合宿での作業でしたが、まだまだこれだけでは完成ではありません。

このあと、削りという作業をして形を整え、ガス窯で1日かけて焼きます。

そして釉薬をかけ、本焼きです。

釉薬は、だいだらぼっちで作った藁からつくった釉薬を使いました。

たくさんの人に使ってもらう食器なので、少しでも多くの想いやドラマが伝わりあんじゃねで過ごす時間を有意義してもらいたいからです。

ではここからは、素焼きから完成までを紹介します。

まずは、こちらが素焼きから上がった作品たちです。

粘土から少しずつ食器に近づいてきました。

そしてこの作品たちに藁の釉薬をつけます。

こんな感じ真っ黒!

仕上がりはどんなふうになるのでしょか?

そして本焼きが終わった作品がこちらです!

 

どうですか?

すごくきれいに焼きあがりました!藁の釉薬はあんなにどす黒い色をしているのに1200度で焼くとこんなにも鮮やかな色になるんですね!

しかし残念ながら、釉薬がすこし厚めにかかってしましい、せっかくみんなで決めて掘ったAのロゴがすこしめづらくなってしまいました。

でも、無事に25枚すべて形になり、あんじゃねの食器として仲間入りができました。

逸子の食器が使われるか今から待ち遠しいです。

参加してくれた相談員のみんなは使い初めのパーティーをしたいねとも声が上がってました。

本当に実現するといいですね!

 

 

 


座布団カバー、作ったぞー!

2015-03-16 14:42:15 | スタッフ ズクダス

しんです。

先日作っていた座布団カバーが完成しました!

ジャ――――ン!これです!

左が元の座布団、それにカバーをかけたのが右です。

見事な藍色に、絞りもうまくできました。

デザインはあまり凝っていませんが、それでも手作りのぬくもりと

味わいの違いが出て、いい感じです。

これでお客様も気持ちよく過ごしてもらえます。

3月ももうすぐ終わり。

3/14,15とだいだらぼっちの引継会(卒業式のようなもの)

も終わり、一年の締めくくりも間近です。

ふりかえれば、薪BOXや看板、雨どいなどなど、今年一年、いろんなものを手作りしてきました。

本当は、もっと作りたいものもあったのですが、ズクがなく(おっくうがって・・・のような意味)

できませんでした。

来年度はもっともっと面白い場所にするために、ズクだして頑張ります!

また、ぜひこちらのブログを楽しみにご覧ください。

 

しん


第7回森のようちえん ほっこりふゆのもりあそび

2015-03-05 12:41:51 | 森のようちえん

こんにちは!いとです。

今回は、今年度最後の、森のようちえんの活動を報告いたします。

 

第7回は、一日森を満喫する、森遊び

森のようちえんではお馴染みのあんじゃねの森で、寒さにも負けず思いっきり遊びました。

「どうぶつのお家かな?」

「中に何かあるよ~!」

わくわく穴の開いた木の中をのぞいてみたり、

手を突っ込んでみたり・・・

穴の中には大きな松ぼっくりが入っていました

 

探検に出かけた先では、丸太の一本橋が

もちろん乗って遊びます

どーん、じゃんけんぽん!

バランスを取りながら歩くのは大変だったけど、とってもおもしろかったね!

 

すると・・・

「そっちいったよー

「パパ逃げてー

雪もあったので、自然と雪玉が飛び交い、雪合戦に!

男の子たちはおおはしゃぎです

 

探検の帰り道は、みんなの希望であえて険しいコースを進みます。

よいしょ、よいしょ

木をくぐったり、滑る坂道や大きな段差があっても大人の手を借りず、

一人で歩き切りました。かっこいい!

 

 

帰ったら、木のシーソーを使って、みんなでギッコンバッタン

「そっち重いから浮いちゃう!」

「すごい!このシーソー回るよ」

丸太のシーソーに大喜びです

最初はなかなか打ち解けられなかったこども同士も、あっという間に仲良しに。

 

短い時間でしたが、こどもたちの間に一緒に遊んだ思い出と関係性が芽生えた回となりました。

 

繰り返しこの森に遊びに来ましたが、春のポカポカした森から、緑がたくさんの新緑の森、

落ち葉がいっぱいの秋の森に、雪が積もっている冬の森など、さまざまな森を一年間通して、満喫することができました

これにて、2014年度の森のようちえんは終了となります。一年間、誠にありがとうございました。

 

来年度も信州の豊かな自然と四季を満喫するプログラムをご用意しております

詳細については、3月20日前後にHPにアップされる予定です。

来年度も森のようちえんをよろしくお願いいたします。

お申込み、お待ちしております