こんにちは、だいだらのシェフことつぅです!
だいぶ暖かくなり春の兆しが見え隠れしてきました。
つくしや蕗の薹などこの時期でしか食べられない野草も生えて来ました。
さて今回は先日行われたモノづくり合宿の報告です
前回も紹介させていただきましたが、あんじゃねにで使われる食器をみんなで、手作りのものをつくろうという企画でした。
今回はあんじゃねで使う取り皿を作ることにしました。
集まってくれた相談員はだいちゃん、ちゃき、はーちゃん!
そして森のようちえんのボランティアで来てくれたカツオとあーちゃん合計5名で作りました。
まずは草來舎のぎっくに作り方のレクチャーや、注意事項などをみっちりうけます。
みんな初めてチャレンジする陶芸に少し緊張気味の表情でした。
実際に粘土にふれ形を作っていきます。
和積みという方法でひも状にした粘土を、重ねて作っていきます。
たくさんの人に愛される食器を作ろうと決め始めた食器作り。
みんな気合の入り方が違います。
土台になる部分を作るのには丸くした粘土たたいてつぶしきれいなせんべい状にしなくてはなりません。
これが意外に難しいのです
あまり触りすぎても強度がなくなり焼くときに形が崩れてしまうので、細心の注意はらいながら、全体を見て形を整えていきます。
本当にみんな神経を研ぎ澄まし作品作りに没入しています。
そして完成した25枚の取り皿!みんなの集中力がすごかったので、2時間もかからずにまずは形になりました。
このあとギックに微調整をしてもらい、この取り皿になにか記念にマークを入れようということになりました。
どんなマークにするかみんなで何度も話し合いをして、
アルファベットでAとそれぞれの好きな字体で掘りました。
ここまでが、モノづくり合宿での作業でしたが、まだまだこれだけでは完成ではありません。
このあと、削りという作業をして形を整え、ガス窯で1日かけて焼きます。
そして釉薬をかけ、本焼きです。
釉薬は、だいだらぼっちで作った藁からつくった釉薬を使いました。
たくさんの人に使ってもらう食器なので、少しでも多くの想いやドラマが伝わりあんじゃねで過ごす時間を有意義してもらいたいからです。
ではここからは、素焼きから完成までを紹介します。
まずは、こちらが素焼きから上がった作品たちです。
粘土から少しずつ食器に近づいてきました。
そしてこの作品たちに藁の釉薬をつけます。
こんな感じ真っ黒!
仕上がりはどんなふうになるのでしょか?
そして本焼きが終わった作品がこちらです!
どうですか?
すごくきれいに焼きあがりました!藁の釉薬はあんなにどす黒い色をしているのに1200度で焼くとこんなにも鮮やかな色になるんですね!
しかし残念ながら、釉薬がすこし厚めにかかってしましい、せっかくみんなで決めて掘ったAのロゴがすこしめづらくなってしまいました。
でも、無事に25枚すべて形になり、あんじゃねの食器として仲間入りができました。
逸子の食器が使われるか今から待ち遠しいです。
参加してくれた相談員のみんなは使い初めのパーティーをしたいねとも声が上がってました。
本当に実現するといいですね!