わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【あんじゃねぇな社会でありますように】 ~毎年恒例の道路愛護作業~

2016年07月19日 | あんじゃねぇ=平和で安心な社会へ
今日は集落の共同作業の道路愛護作業。

各戸から人を出して、住民自らが道路清掃や補修、草刈を行う。

私の所属する班は、田んぼの水路周り、神社周り、ゲートボール場周り、そして集落のはずれの道周り。

ここ近年で一番きつかった(疲)。

作業の後は暑気払い。





この村は、何かあると焼肉、それが文化だ。

各戸からの持ち寄りの漬物や果物が彩りを添える。

乳幼児から長老まで、生粋の泰阜人から山村留学の保護者まで、立場や背景に関係なく、みんなでワイワイと肉をつつき、お酒を酌み交わす。老若男女が気持ちと労力と時間を寄せ合うこの想い、ほんとに心地よい。

いや~食った食った。

飲んだ飲んだ。

「あんじゃねぇから飲め」と、次から次へと酒が注がれる。

「あんじゃねぇ」とは、「大丈夫だ、心配するな」という意味の方言である。


自然と人間の関係も「あんじゃねぇ」でありますように。

老若男女も、村と都市の人々の関係も「あんじゃねぇ」でありますように。

いつまでもこの平和なワイワイが続きますように。


代表 辻だいち

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【この村が、大学になる】 ~多様な協働による「学び」を創る~

2016年07月18日 | 泰阜村が大学になる
この村が、大学になる。

一歩ずつ、その構想「ひとねる大学」を進めている。

新聞記事をご笑覧ください!



南信州新聞 2016年7月6日

環境省支援事業に採択
泰阜村 ひとねる大学
都市部学生を村が育む



 泰阜村が本年度から地方版総合戦略で取り組む「都市との共生」において、村と都市部の学生らが学びを通して交流を図る「泰阜ひとねる大学」が4日、環境省の環境教育における「ESD推進」のだめの実践拠点支援事業に採択された。村は交流がある名古屋短期大学をはじめ、立教大学など4年制大学ともつながりを深めており「青年が学ぶ村」のブランド化を目指す。

 ひとねる大学は、村と大学が協働で同短大生を2年かけて育むほか、将来的に4年制大学とのサテライトを実現することが目的。短大生を対象にした村の自然を体験する講義やファミリービレッジ、グリーンウッド自然体験教育センターが主催する山賊キャンプなど、これまで各種団体がばらばらに行ってきた取り組みをまとめ、目的や情報を共有する。

 そのための「ひとねる大学推進チーム」を5月に発足。行政やグリーンウッド、観光協会、農業生産者など8人で構成する。4日は環境省中部環境パートナーシップオフィス(EPO中部)のスタッフも参加して2回目の会合を開いた。

 近況報告では、グリーンウッドの辻英之代表理事が講義する立教大学での「自然と人間の共生」に加え、本年度から1年生を対象にした講義「学びの精神」が新たに設けられた。6月中には両講義に松島貞治村長や村の中で最も山深い栃城地区に住む木下藤恒さんがゲストスピーカーとして登壇し、小さな地方自治の課題や生活、魅力を400人の学生に伝えた。

 またことしも全国から1,000人余の申し込みがあった山賊キャンプには、名古屋短期大学生約40人が参加し、うち23人が単位実習で訪れる。

 会合に出席したEPO中部の新海洋子チーフプロデューサーによると、採択された同支援事業は地域の環境教育拠点のESD(持続可能な開発のための教育)的な視点の人材育成を支援することが狙い。中部7県の管内で採択する2施設のうちの1つに選ばれ、助成金などの支援が受けられるという。

 新海さんは「ばらばらを一緒にすることでよりダイナミックな取り組みに変化させ、それをどう継続していくか。仕組み作りを一緒に考え、良い事例として他地域に伝えていきたい」と期待を寄せた。チームリーダーを務める辻さんは「この村でこそできる教育がたくさんあるはず。学びが中心にある村づくりを実現し、定住に結びつけたい」と話した。






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【小さな集落に、女子大生がやってきた!】

2016年07月17日 | 泰阜村が大学になる
泰阜村の小さな集落に名古屋から女子大生が来た。

「泰阜ひとねる大学」の一環である。

泰阜ひとねる大学構想とは、小さな村と大学が真剣に力を合わせ、2年~4年かけて学生を育てる仕組みづくりの挑戦だ。

名古屋短期大学バージョンは、1年生全員が泰阜村でセミナーを受けた後、2年生ゼミが村民と深く関わる。

2年生は、5月からもう6回もこの村に通っている。

稲伏戸という集落に通って、竹林整備を進める。

その竹で、竹宵や竹炭を創っている。

そして村の人々もまた、前期だけで20回は大学に足を運んでいる。

村の暮らしや自然との向き合い方、リスクに関して、講義をしたり一緒に話し合ったり。

この、「何回も何回も往復する」というのが胆なのだ。

1回だけの交流では、学びの質が深まらない。

息の長い、そして丁寧な往復が、学生と地域の人々の学びを促す。

と、信じたい(笑)。












今日は、集落の人々が次から次へと差し入れする、キュウリとナス、ニンジンの漬物が、女子大生に大ウケだった!
 
小さな村が、学びと育ちの素敵なモデルを創る。


代表 辻だいち



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【本が飛ぶように売れた!】 ~地元飯田市で講演~

2016年07月16日 | 泰阜村のソコヂカラ
ここ数カ月は全国で講演が相次ぐ。

今日は地元飯田市。

長野県青少年補導活動推進大会で基調講演した。

「補導」というと、場違いな気もするが、要は地域全体で青少年の健全育成をやっていこうということなので、根っこは同じだ。

長野県中から350名が集まった。

事例発表などで一生懸命話す年配者の姿勢に、率直に感動した。

基調講演は、渾身の力を込めて青少年健全育成の話をした。








ずいぶんと皆さん感動されたようだ。

拙著「奇跡のむらの物語」が飛ぶように売れて、サイン会まで開かれた。

サインをせがまれ戸惑う私に、多くの人が「感動した!ますますがんばって!」と激励いただいた。

こうやって先輩方から応援され続けてきた。

私もまた、後輩たちに強くエールを送らなければならない。

そんな想いを胸に、また全国を行脚しよう。

がんばるぞ~!



代表 辻だいち



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【熊本の子に夏の思い出を】 ~中日新聞に掲載されました~

2016年07月15日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
熊本地震の被災児童をキャンプに招待する件が、中日新聞に掲載された。

ご笑覧ください!



2016年7月15日 中日新聞

熊本の子に夏の思い出を
8月、泰阜の山賊キャンプ招待



 泰阜村の豊かな自然を舞台に「夏の信州こども山賊キャンプ」を主催するNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターは、8月1日~12日に開く3泊4日のキャンプ三組に熊本地震で被災した熊本県の小学生15人を招待する。

 山賊キャンプは、30年以上の歴史があり、今年は7月22日~8月30日に開催。村営左京キャンプ場などを会場に、全国の小中学生約千人が参加して、手づくりのキャンプをする。

 東日本大震災が発生した2011年から昨年までは、福島県の子どもたちを招待してきた。熊本県から参加するのは日程順に南阿蘇村4人、御船町5人、熊本市6人で、一般参加の50人とともに冒険キャンプを楽しむ。

 8月最初の組には、福島県の高校生がボランティアで参加し、同キャンプに招待された恩返しをするという。
 (須田唯仁)




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【故郷の新聞で紹介されました】

2016年07月13日 | 私のルーツ・私の物語
福井県小浜市での講演が、福井新聞で紹介された。

福井は私の故郷。

ぜひご笑覧ください!


2016年7月13日 福井新聞


山村 子どもの心育む
小浜 NPO辻代表(福井出身)講演








 山村留学や体験キャンプに取り組む長野県泰阜村のNPOの辻英之代表(46)=福井市出身=が9日、小浜市の県立若狭図書学習センターで「奇跡のむらの物語」と題して講演した。辻さんは、山村の暮らしが心を育み、住民も活気づけていることを話し、「教育が村を変えた」などと強調した。

 同センターが、ふるさと未来講座「戦略」シリーズの初回として開催。辻さんは元衆院議員の故辻一彦氏の次男で、定員を上回る市民ら60人が出席した。

 辻さんは、1993年にNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターに参加。人口1700人の村で、1年間の山村留学や全国の子どもが集う体験キャンプなどに取り組んでいる。同NPOは2012年度の地域づくり総務大臣表彰を受けている。

 山村留学は、集団生活をする中で、まき割りや食事作りなどを役割分担。子どもたちの思いやる心を育んでいる。学んだ子どもたちの中には、村に定着する人も出てきている。キャンプは、ひと夏に約1200人が集うまでに規模を拡大。食材の提供者の中には、無農薬栽培に挑戦する農家も現れたという。

 辻さんは「勉強部屋に追い込まれている子どもたちが、村での体験は『面倒くさいから楽しい』と言ってくれる。指導役の住民も自分たちの暮らし方が、教育に役立つことを知り『生まれ変わったら教師になる』とまでいう人もいる」などと話し、将来は「日本初の教育立村を目指したい」と抱負も交えた。




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【熊本地震で被災したこどもがちがやってくる】 ~地元新聞に掲載、基金にご支援を!~

2016年07月12日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
熊本地震で被災したこどもたちを、山賊キャンプに招待する。

全国から「支え合い」の想いが集う。

地元新聞に紹介された。

支援基金もまだ不足している。

ぜひご支援をお願いするとともに、拡散にもご協力ください!




南信州新聞 2016年7月8日


支援者をサポート
泰阜村 熊本ボラ
山賊キャンプも準備着々と



 泰阜村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが行う毎年の人気企画「夏の信州こども山賊キャンプ」に熊本地震で被災した子どもたちを招待する計画で、グリーンウッドスタッフや同村元地域おこし協力隊らが打ち合わせを兼ねて熊本入りし、ボランティア活動も展開した。

 グリーンウッドの辻英之代表理事がボランティアスケジュールを調整して実現した。同行したのは同協力隊を経て今春村内で独立開業した橋本真利さん(37)=左京=と井野春香さん(28)=平島田=の2人。事前に行ったチャリティ募金を活用し、先月22日~27日で熊本入りした。

 5月に続く2回目の活動は「現地で被災者支援活動を行っている人たちのサポート」をテーマに整体ボランティアを展開。益城町や御船町などほか、市民災害救援センターで活動する人たち計60人を施術し、山賊キャンプに参加する子どもたちの保護者にも事前に声を掛けてマッサージを行った。橋本さんは「支援する側がまずは元気でなければ。自分の手の届く範囲で継続したサポートを続けることが大切」と話した。

 辻さんによると、山賊キャンプに本年度ボランティアスタッフは約300人で、このほど東京、名古屋で研修会を開いた。その中には東日本大震災で被災した後、同キャンプに参加した福島県のこどもたちも参加しており、キャンプ当日はスタッフとして加わる予定だ。「被災した子どもたちが、今度は支援する側で参加してくれることが嬉しい」と話す。

 熊本の子どもたちは7月下旬から8月上旬に掛けて順次受け入れる。阿蘇熊本空港から空路と陸路を使って来村する予定で、キャンプ参加費や交通費を含め全体で約150万円掛かる。村が60万円余を負担し、不足分は同教育センターが「あんじゃね震災支援基金」を設立して寄付の協力を呼び掛けている。同教育センターのホームページで詳しい内容や振込み方法が確認できる。




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【ふんぞり返っていた議員さんが、途中から・・・】 ~地方議員の研修会で講演~

2016年07月11日 | 泰阜村のソコヂカラ
北陸小浜から信州へ移動。

信州といっても、泰阜村のある南信州ではなく、北信州だ。

だから、福井から美濃白鳥、高山に抜け、北アルプスを越えて信州に入る。

なので、泰阜村には立ち寄れない。



福島、福井小浜に引き続いて講演である。

今回は、北信州の地方議会議員の研修会で話をした。

多くの町村から議員が集まって来ていて、みるからに固そうな雰囲気である。

「この若造め」と、ふんぞり返っている議員も多い中、講演は始まる。

昨日の小浜とはまた違う意味でやりにくい。

それでも、途中からは身を乗り出して聴いてくれるようになった。

きっと泰阜と同じような課題を抱える地域なんだろうな。

ある町の議員さんからは「数年前に、山賊キャンプに参加する福島のこどもたちのために、リンゴを贈った者です。こんなところで会えるとは!」と、うれしい申し出があった。

やはり縁は大事にしていかなければならないと、つくづく想う。

拙著「奇跡のむらの物語」もたくさん売れた。

生意気な話に耳を傾けていただいた議員の皆さんに感謝したい。

あの議員の皆さんの姿勢が、次の日本を地方から力強く創ることを期待しよう。








講演が終わって、急いで長野駅に向かう。

長野駅から新幹線で東京へ。

長野に住んでいるのに、ほとんど使わない新幹線である。

夜に東京で用件を入れてしまった。

この10日間は、東京→名古屋→福島→福井小浜→北信州、そして東京と、相変わらずアクロバティックに動いている。

東京、暑いんだろうな~


代表 辻だいち


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【故郷に錦を飾る?】 ~福井県小浜市で渾身の講演~

2016年07月10日 | 私のルーツ・私の物語
福島を始発で発ち、故郷の福井(小浜市)へ。

朝6時半に出て、小浜に入ったのは正午を過ぎていた。

ちょっとたいへんな移動だったが、故郷の空気を吸うと疲れも感じなくなる。






今回は、講演に招へいされた。

小浜市にある福井県立若狭図書学習センターの、ふるさと未来講座「戦略」シリーズの初回の講演だ。

想えば、小浜市で講演するのは初めてかもしれない。

そう思っていたら、どやどやと親戚が会場に入ってきた。

ニヤニヤしながら聞いている親戚が聴衆にいるとどうもやりにくい。

終わった後の聴衆の反応を見ていると、すこぶる好評だったようだ。

たくさんの人が、名刺交換に来てくれた。

「英之ちゃん、なかなか良かったよ」と声をかけてくれる親戚も。

まあ、古いかもしれないけれど、少しは故郷に錦を飾れたかなあ、と安堵した。








講演の後、期せずして親父の墓参りもできた。

45年前のこの時期に、親父は3度目の国政選挙に打って出た。

誰もが無謀だと思っていたが、僅差で初当選を果たす。

こんな小さな集落からよく当選できたなと、今更ながらに不思議に想う。

負けても負けても挑戦する青年に、いつしか福井県民はエールを送るようになったという。

私が1歳の時である。

こどもの頃に遊んだ海にも行った。

あの半島に大飯原発がある。






原発の是非を巡り、時の政権と鋭く対峙しながらも、この地で当選を重ねてきた親父。

今なら考えられないことだ。

それは、彼を支えた名も無き大衆の、一滴のチカラがあった。

私は45年前のことは何も覚えていない。

でも、私の身体には、この小浜の民衆の歴史も流れている。

そんな小浜の人たちに講演ができて、本当によかった。

小浜でゆっくりしたいが、次の地に向かう。



代表 辻だいち





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【震災後43回目の被災地入り】 ~福島の大学生の学びを支える~

2016年07月08日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
今回の福島は、東日本大震災後、43回目の被災地入りとなる。

64カ月で43回。

この数字をどう捉えるかは人それぞれだが、遠く信州から良く通っているものだと、我ながら想う。

今回は、福島大学に行ってきた。

高校時代の友人が教員をやっている縁で、東日本大震災後5年で4度目の非常勤講師受け持ちである。



今回の授業は「現代の地域課題」というテーマ。

南信州の小さな村「泰阜村」が、教育を中心に自律を目指す挑戦を続けているという、現在進行形の話をした。

夜間授業であり、仕事を終えてから大学に通う学生も多く、独特の雰囲気があった。

仕事を続けながらも、高度な学問を追求しようという姿勢に、私の方が教えられた。

福島市近辺ではなく、東北全体からこのような学生が集まっているというから驚きだ。






福島のこどもたちを、キャンプに招待するという支援は、5年をもって一旦区切りをつけた。

そのこどもたちが成長し、熊本の被災児童を招待するキャンプにボランティアで来てくれるようになった。

彼らの、ボランティアを通した学びを支えるために、彼らの交通費などを支援している。

教育を通した支援は、次のステージに移っている。

それに加えて、福島で学ぶ大学生の「学び」に、泰阜村の教育力が少しでも役に立つのであれば、これも教育を通した支援だろう。

震災後、4回も福島大学に呼んでいただいた。

小中学生、高校生、そして大学生。

福島の青少年の学びを、ほんの少しでもいいから支えたい。

地道な、そして身の丈にあった支援が続く。




講義の後、友人と一献傾けた。

震災後5年。

お互い、いろんな課題に直面してきたなあ、と。

彼もなかなか人には言えない葛藤を話してくれた。

それに合わせて、私も外には出しにくい悩みを吐露。

そして、50歳が視野に入ってくる年齢になり、「ほんとかよ」と苦笑い。

福島のおいしい餃子を食べ、2次会はこれまたおいしい福島の日本酒をいただきながら、「まさか福島に関わることになるとは」という不思議な縁が、「これからも福島に関わっていこう」という豊かな縁に変わっていくことを感じた。




また来よう。

こうやって通うことが、私ができることである。


代表 辻だいち



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