わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【アクティブラーニング専用教室】 ~名古屋短期大学の女子大生のマナビ~

2017年06月15日 | 泰阜村が大学になる
名古屋短期大学の2年生の授業「生活とリスク」を少し紹介する。




この回は、子どもの頃あるあるケガ・病気BEST3+番外編をグループで。

こんなもんですかね?

「知恵熱」があるところが彼女たちらしい。











この回は、天気がいいので外へ。

視覚と聴覚のリスクを体で感じてもらう。

「やだやだ、暑い」と言っていた学生も、案外気持ちよさそうに時を過ごしていた。

でもやっぱりこの授業内容は、爽やかな5月にやった方がいいな。

ちょいと反省。






この回は、熊本地震が教材の回。

同じ年代の学生の命が散ったこと、そしていずれ東海地震が起こることを、女子学生はよく理解している。

そうそう、若い世代もしっかり考えよう。

それがまずはできることなんだから。






それにつけても、こんなに小さな短大が、アクティブラーニング専用の教室を設置した。

ひとつひとつが使い勝手がいい教室である。

いやあ、大きな大学も見習ってほしいな、ほんと。







代表 辻だいち


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【冥途の土産だな】 ~立教大学の授業で、私の師匠がゲストスピーク~

2017年06月13日 | 泰阜村のひとびと
「学生さんの感想の紙を、A4に拡大して冊子にしとるよ」

木下藤恒さんはつぶやいた。

私の師匠である。

木下さんを、立教大学の授業「自然と人間の共生」のゲストに招いた。

彼の住む泰阜村最奥の集落から東京まで6時間。

かつて、信州でも1、2を争うへき地だった。

もちろん今も。






「限界集落」という言葉を嫌い、へき地で命を懸けて生業を興した。

その生業が、集落住民の暮らしを支えている。

そんな木下さんも、都市部のこどもたちから、その集落を価値を再認識させられた。

「わしゃ、生まれ変わったら教師になりたい」

どんな逆境でも生き抜いてきた生き様が、学生の心を揺さぶったのかな。

学生に大好評の授業となった。





「今回もまた、学生さんからうれしい言葉をもらったな。冥途の土産だ」とニヤリと笑う木下さん。

私の師匠もまた学び続けている。

それが、心底うれしい。


代表 辻だいち

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【さらば、姉ちゃん】 ~故郷:若狭小浜の海に立つ~

2017年06月11日 | 私のルーツ・私の物語
4月に若くして急逝した姉。

故郷の若狭小浜で、49日法要が終わった。

いとこが集まり、みんなで幼き時の想い出を語ると、不思議なものであの頃の記憶が鮮明によみがえる。



小さい時によく遊んだ海に立つ。

昔からお気に入りの風景だ。

いつまでもこのままであってほしい。





でも、あの半島に原発(大飯)がある。

高浜、美浜、敦賀・・・、若狭にはどうしてこんなに多いのか。

原発のない海で遊びたい。

心底、そう想う。



さあ、俺も切り替えだ。

さらば、姉ちゃん。


代表 辻だいち



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【なぜ?人集う村 鍵は「教育」】 ~この村が大学になる~

2017年06月09日 | 泰阜村が大学になる
この村が、大学になる。

教育立村に向けて、また一歩。

ひとねる大学が全国紙に紹介された。

ご笑覧ください。




2017年 6月9日 日本農業新聞



人集う村 鍵は「教育」
都会っ子が毎年1000人超 なぜ?
長野県泰阜村


 都会から農村を訪れ生活体験をする都市農村交流人口が増えている。人口1700人の長野県泰阜村は年間1000人を超す学生や子どもを受け入れ、参加者から移住者も出始めた。全国でグリーン・ツーリズム施設の宿泊者数は5年で1.5倍に増える中、取り組みを単なる通過点にせず、いかに若者に繰り返し来てもらえるかが、都市農村交流の成功の鍵を握る。(山崎笙吾)

短大授業と連動
学生が農業体験
小中学生引率も


 長野市から山を越えて車で3時間。信号もコンビニもない山の中に村はある。雑貨店が1軒、宿泊施設は民宿2軒。高校を卒業した若者は村を出る。典型的な中山間地域で高齢化率38%の同村だが、夏になると小中学生1000人、短大生100人でにぎわう"教育村"に変わる。

 村とNPO法人、村民らが協働し、農村の暮らしや自然との触れ合いを体験させて農業・農村への理解促進につなげる。名古屋短期大学現代教養学科の1年生約100人を対象に、村民が短大に出向いて半年間講義する。

 7月は学生が2泊3日で農村暮らしを体験する。受け入れには約20世帯が協力。2年生になると希望者約10人が毎月村を訪ね、竹林整備や田植えなどを手伝う。元々は、NPO法人や個人が別々に学生や子どもを受け入れていたが、村が2015年にカリキュラムとして体系化。

 「ひとねる(村の方言で「育てる」の意味)大学」と名付けた。単位取得になる必修授業のため最初は消極的でも、終わる頃には「帰りたくない」と泣く学生も。同短大で発展経済学を教える茶谷淳一教授は「都会にない"温かさ"に触れて感激する」と分析する。学生が来ることで、住民にも活力を与えている。

 村民の宮島康夫さん(68)は「村を若い人が歩いているだけで明るくなる」と喜ぶ。学生を呼ぶだけではない。宮島さんは11月の同短大の文化祭に村民と行き、村をPRする。宮島さんらは、人口が流出し続ける村の活性化策を模索するため、05年にNPO法人泰阜グリーン・ツーリズム研究会を設立。収入には直結しないが、若者を受け入れるノウハウを築いてきた。

 研究会の他に、小中学生向けにキャンプ体験を行うNPO法人グリーン.ウッド自然体験教育センターが、毎年1000人の小中学生を受け入れる。短大生のポランティアを含めスタッフ300人が引率。参加者の4割がリピーターになる。

 最近では、子どもの頃に村に来た縁で、大人になって移住するケースも出てきた。法人代表の辻英之さん(47)は「目先の収入だけを求めるとサービス合戦になる。単なるお客としてでなく、リ一ピーターになる村のファンをつくることが重要」と強調する。






日本農業新聞の皆さん、ありがとうございました。

代表 辻だいち

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【養老孟司とガチンコ対決?】 ~完全に場違いだけれどがんばる~

2017年06月08日 | 日々雑感
霞が関で会議。

残念ながら? 今、問題の文部科学省や財務省ではない。

環境省の会議である。




「森里川海大好き!読本(仮称)編集委員会」

森と里、川や海の「つながり」を、もう一度取り戻していくための全国プロジェクト「つなげよう! 支えよう! 森里川海プロジェクト」。

その提言の中に「子どもたちをもっと自然で遊ばせよう」というのがある。

この委員会は、要は、子どもたちを自然の中で遊ばせるためのツールづくりの委員会。




委嘱されてから10ケ月たつ。

いつものごとく、委員長の養老孟司氏(東大名誉教授)や京大名誉教授の方々、哲学者の内山節氏など、高尚な議論が炸裂した。

正直、哲学者(内山さん)と解剖学者(養老さん)の議論など、まったくもってちんぷんかんぶんだ。

私など完全に場違いではある。

しかし、そうはいっても唯一の実践者としてこの場に招へいされているからには、彼らに負けるわけにはいかないのだ。

今回は果敢に発言をしたぞ。

少しは役に立ったかなあ、と勝手に想っている。





30年の積み重ねで培ったことを、この委員会を通して、今こそ全国のこどもたちに還元する時。

がんばる。



代表 辻だいち

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【命の尊厳を伝えたい】 ~たかが救命法、されど救命法~

2017年06月07日 | あんじゃねぇ=平和で安心な社会へ
日本中から救命法のインストラクターが集結した。

MFA(メディック・ファースト・エイド)という国際機関の集まりだ。

私は彼らインストラクターを養成・認定するトレーナーでもある。

今回はインストラクター研修会。

ワークショップ形式での研修で、私はグループのとりまとめ役を担当する。

5年に一度の世界ガイドラインの変更があり、それに対応した教材と講座運営方法を協議。

紛糾もしたけれど、それは皆が命を大事にしたいと想うからこそ。






私は国際トレーナーの資格を、もう15年ほど前に取得した。

救命法のスキルだけを教えようとしているのではない

他人の命の尊厳や、沖縄のひとびとの尊厳、他国の戦乱で失われていくこどもの命。

それらに無関心になってしまっているのではないかと疑いたくなるこの世の中。

私は、救命法を通して、「一人一人が大事にされる」ことを伝えたい。

つまり民主主義の土台を伝えたい。

そして何よりも、一番大事な「命の尊厳」を伝えたいのだ。

だから、一般受講生に講習することが可能な「インストラクター」を養成できるトレーナー資格に挑戦したのである。



以来、15年。

私にどれだけのことができたのかはわかならい。

でも、少なくとも私は、こんなことを考えながら救命法に取り組んでいる。

たかが救命法。

されど救命法である。


代表 辻だいち


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【鳥には負けない】 ~THE レタス・ガーデン?~

2017年06月06日 | 私のルーツ・私の物語
我が家には畑がある。

家庭菜園の規模だが、それでもけっこう面積はある。

生ごみや刈った草を堆肥化して、畑に投入している。

時には、田んぼの稲ワラや牧場の牛糞も。

まあ、一応、完全無農薬の有機栽培である。



うまくいかないのは当たり前。

虫にもやられるし、あっという間に雑草に覆われる。

明日収穫しようとしていた野菜が、今夜、サルに全滅させられたりもする。

でも、その遅々として進まないことが、無性に楽しいのだ。



亡き親父も、健在のおふくろも、実家が農家だ。

だから、幼き頃はおばあちゃんの家に行くと、野菜三昧だった。

特に、おふくろの実家は、関東平野のど真ん中:栃木の小山にあり、正真正銘のトマト農家だった。

だから、トマトは死ぬほど喰わされた。

おかげで、大のトマト好きである(笑)



そういう両親のDNAがあるからなのだろうか。

土をいじるのは何の苦にもならない。

だから、泰阜村に来た24年前から、畑も田んぼも毎年とりくんでいる。

もし、それだけやっていいよ、と言われたら、ずっと土に向き合える自信がある。



もう大学生になった長男と、高校生になった次男。

小さかった頃は、競ってイチゴを育てていた。

難しい、子株、孫株の扱いも、おてのものだった。

今考えると、末恐ろしい子どもだ。






今、中3の長女は、私のDNAが少し入っているのか、野菜を育てるのが楽しいらしい。

今年は、「どうしても」というブルーベリーの栽培を始めた。

村のブルーベリー農園から若株をもらってきた。

「熟してきたら、鳥との勝負だよ」と、農園のオーナーに言われた。

長女は「鳥には負けない」と熟した果実を毎日食べている。



長女と「THE レタス・ガーデン」なるものを作った。

多種のリーフレタスが毎日の食卓を彩る。

一応、高原野菜なのだ。

でも、ちょっとタネを撒きすぎたか、我が家では食べきれないほど育ってしまい、ご近所の皆さんにもお裾分けしている。

というか、自由に収穫してもらっている。



どれだけ忙しくなっても、土に生きることだけは失わないでいたい。

私の暮らしは、この土に生きている。


代表 辻だいち


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【山賊キャンプの出番だ】 ~熊本地震の被災地に立って~

2017年06月05日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
被災地:熊県南阿蘇村にいる。

この地に住むこどもたちが、今年も、夏の山賊キャンプに参加する。

南阿蘇村と阿蘇市、そして熊本市のこどもたち約15名だ。

もちろん、今年も招待。

泰阜村とNPOグリーンウッド、地域住民、そして村外のファンやネットワークとの協働だ。




招待するこどもたちの保護者に、まずは顔合わせに来た。

やはりそうはいっても、遠く信州にこどもを預けるには不安があるだろう。

どんな人、どんな地域、どんな団体から招待されたのか。

キャンプの詳しい説明は後においても、まずは飛んできたというわけだ。




昨年に引き続き、今年も現地パートナーは(一社)アイ・オー・イーの皆さん。

アウトドア・自然体験教育の全国ネットワークの仲間である。

彼らも熊本地震で被災した、

たいへんだったらしい。

でも、アウトドアの仲間たちは、災害時に強い。

野外で飯を作れるし、どこでも寝れる。

むしろそんな状況を楽しもうとする奇特なヤツらだ(笑)

だから、彼らは熊本地震の被災者でありながら、すぐに支える側にもなれるのだ。

これは、阪神大震災、中越地震、そして東日本大震災など、度重なる自然災害時も同じだった。




まずは熊本市内の保護者の皆さんと顔合わせ。

アイ・オー・イーの皆さんが間に入っているので、保護者の皆さんに基本的な理解はある。

それでも主催者の顔を見て、少しは安心されたことだろう。

とはいえ、具体的な質問も多く、有意義な時間だった。




その後、南阿蘇村に向かう。

同じく保護者の皆さんと顔合わせ。

ここには、阿蘇地区のカウンターパートの「あそBE隊」の薄井隊長も来てくれた。

薄井隊長には、立教大学の授業にもゲストスピークで来てもらう仲だ。

激甚災害地だった南阿蘇村。

なかには、落ちた阿蘇大橋のたもとに住んでいて、今は仮設住宅に住むこどもの保護者もいる。

長期化する復興への道に疲れているようだった。

昨年はこういった無料招待のキャンプは本当にたくさんあったらしい。

でも、今年はほとんどない状態だという。

2年継続してくれる自治体とNPOに感激している、とのことだった。




保護者の皆さんと別れて、阿蘇の山々を眺めた。

地震があったのかわからないくらいに、どこまでも空が青い。





自然の猛威に怯えたこどもたちに、、もう一度、自然の素晴らしさを伝えたい。

地域の暮らしが分断されたこどもたちに、もう一度、皆で力を合わせる素晴らしさを伝えたい。

そして、被災したこどもたちに限らず全国のこどもたちに、どんな過酷な状況に陥っても、周囲と協調をとりながら生き抜く力を培ってほしい。

そんな強い想いで、今年も熊本からこどもたちを招待する。




山賊キャンプの出番だ。

泰阜村の出番だ。

代表 辻だいち



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【鹿児島でまさかの初開催!】 ~意欲あふれる学生のために、また7月に来る~

2017年06月03日 | 泰阜村が大学になる
今年も南の端からゲストスピークに呼ばれた。

鹿児島大学。

南国の雰囲気たっぷりのキャンパスである。






井倉先生という演習林担当の先生に呼ばれた。

「自然学校へ行こう」という直球の科目で、九州内の自然学校運営者がゲストで登壇する科目。

昨年に引き続き、九州以外から招聘する唯一の講師ということのようだ。



講義後、興味のある学生とゼミ懇談。

講義ではなかなか迫れなかった話題やトピックスにも触れた。

学生もなかなかいい質問をするものだ、と感心する。






ゼミの後は懇親会。

信州泰阜村と鹿児島。

こんなに離れているのに、もう4回も5回も出会う学生もいる。

もちろん、初めて会う学生もいる。

この熱量が、信州こども山賊キャンプのボランティア研修会を、鹿児島で開催することにつながった。

長い歴史を持つ山賊キャンプだが、東京と名古屋以外で研修会を開催するのは初めてのことである。

昨年、キャンプに参加してくれた鹿児島大学の学生が、強力に働きかけてくれた。

それはきっと、彼女が泰阜村で大きな学びを得たからだろう。










泰阜村の教育力が、南にも伝わり始めている。

7月、意欲ある学生のために、また鹿児島に来る。

信州泰阜村と鹿児島の縁が、もっと豊かに紡がれることを願って。


代表 辻だいち




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【こんなオッサンが話すより】 ~女性スタッフから私も教えられる~

2017年06月01日 | 泰阜村が大学になる
東京家政大学で、保育士のタマゴたちに講義。

ゲストスピークをお願いされたのだが、今回は、女性スタッフに任せた。

森のようちえんを担当するスタッフである。

元保育士。




授業の進め方をずいぶんとあれこれ考えていた。

もちろん参加型の授業である。

保育士を目指すという明確な目的があるだけあって、さすがに学生さんは積極的だった。

そんな学生さんにも助けられて、とても素敵な授業が展開された。










やっぱ、私のようなオッサンが話すより、女性が語った方がいいな。

学生と同じ目線を保ちつつしっかり伝えるスタッフの姿から、私も教えられる。

ホントに良い講義でした。




この大学に、暮らしの学校「だいだらぼっち」(1年間の山村留学)の卒業生が在学中らしい。

2人でキョロキョロと探したが、ついぞ見つからなかった。

次の機会があれば、事前に連絡してから行こう。

再会が楽しみである。



このような機会をいただいた尾崎先生、本当にありがとうございました。


代表 辻だいち


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