グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

ブログはじめました

2008-04-29 13:16:32 | スタッフ ズクダス
みなさまはじめまして。
NPOグリーンウッドのしんと申します。

いよいよ、というか、今さらというか
グリーンウッドもブログをはじめることになりました!
その名も「あんじゃねぇライフ」

「あんじゃねぇ」とは、心配するな、案じるなというような意味の、
人を元気づける下伊那の方言です。四季折々に移ろう泰阜村での
生活の中から、スタッフの活動や雑感、ライフスタイルなど、
元気が出るような日々の出来事をお伝えしていこうというのが、
このブログの目的です。

「山賊キャンプ」や、「暮らしの学校 だいだらぼっち」、
各種ワークショップなど様々な事業を行っているNPOグリーンウッド。
グリーンウッドのスタッフは村の住民として暮らしています。
そんな私たちスタッフが日々村で出会う出来事や暮らしの中にも
みなさんにお伝えしたいおもしろいものが宝物のようにたくさんあるのです。


ぜひ、仕事の一休みに、また一日のはじまりに、一日の終わりに、
読んだ方が「ほっとする」、「あったまる」、心のビタミンになるようなお話を
書いていきたいなぁと考えております。
ぜひお楽しみください。
それでは!5/1からよろしくお願いします!


NPOグリーンウッド しん(斉藤 新)

手作りの安心

2008-04-15 22:13:22 | スタッフ ズクダス

どうも、けんちきです。

今日は子ども達のためにかに・なおみち・けんちきの三人でゴハンづくり。

ギョウザを手作りしました。

 

食の安全が騒がれている今、

できるだけ手作りにしようと頑張っています。

この何年間で冷凍食品や出来合いのものは少なくなりました。

 

具を皮で包みながら、子どもの話、仕事の話、くだらない話…

豊かな時間ですね。

 

また、おいしいものを食べたらパワーが出ます。

みんなの笑顔も最高です。

 

ゴハンを手作りできて、みんなで食べれるだけでも

生きててよかったーって感じます。

だいだらでの生活ってそういうことだらけだな。

 

けんちき

 

 


ランチ

2008-04-09 19:21:05 | スタッフ ズクダス
こんばんは、みけです。
泰阜の桜もようやく花盛りといった感じになってきました。
みなさんお花見はもうお済みですか?

昨日は台風のような大風で、
いろんなものが飛んでいってしまう日でしたが、
今日はぽかぽかいい天気。
こんな日は外で優雅にランチでも…といった気分になります。

そこで、本日は大人で素敵なランチ
サイズが小さな写真でごめんなさい!!
こんな写真では伝えきれないのが残念ですが、
青空と木蓮の緋色が素敵なんですよ

メニューは、菜の花のパスタとガーリックトーストにサラダ。
そして食後のミルクティーまでついちゃって

山があって、空があって、花があって、おいしいランチ。

贅沢極まりないお昼なのでした!

うらやましいでしょ!?

新年度になりました

2008-04-08 21:37:54 | スタッフ ズクダス
お久しぶりです、けんちきです。

新年度もはじまり、だいだらぼっちの生活も始まりました。
子どもの入学式に出たり、PTAに出たり、また新しい生活が始まりました。
ボクが入っている村の消防団も新しい体制になってスタートしました。



思えば5年前…
初めての親代わり、初めてのPTA、初めての消防、
薪作業、チェーンソー、ゴエモンフロ、陶芸、実は一人暮らしまで
初めてでした。



先日は消防の新年度訓練でした。
何もわからなかった頃からすると、
下の子に教えれる自分になったなと感じ、
慰労会ではバカな話もして、酒を注がれる
自分がいてだんだんと仲間になってきたと感じ。

子ども達と薪作業にでかけました。
いつも豆腐を届けてくれる、豆腐屋さんのおうちで
薪をいただき、いろんな話をしたり、
村で会う人は顔なじみになったなと感じたり、
やっと、村の顔が見えてきた。

学校の先生とは
だいだらに遊びにきてもらったり、
子どものことを熱く話せる関係が
できてきたり。

自分でできるようになったことも増えたなぁ、
たくさん経験したな、失敗したな。
仲間もたくさんできたな。

家もガスが通ったり、
料理ができる環境が整ったりしたなー(笑)




もう5年目の春かー…




ほんと、かけがえのない経験をたくさん
させてもらいました。
仕事も任せてもらいました。

いろんなことがありましたが、また今年も気持ちを新たに頑張りたいと
思います。
みなさん、今年度もよろしく!!

けんちき

おさがり

2008-04-01 20:54:12 | スタッフ ズクダス
こんばんは、みけです。
先日娘の卒業式の話をしましたが、
今日の写真はその娘が3年間使っていた中学校のかばんです。
そんなに丁寧に使っていたわけではありませんが、
さすがに女の子なので、かばんもそこまでくたびれていません。
(お兄ちゃんの時はひどくくたびれていましたが…。)

もう娘が使うことはないこのかばん、
今年中学生になっただいだらぼっちのメンバーに差し上げることにしました。
いわゆる「おさがり」です。

みけは結構この「おさがり」制度が大好きです。
子どものころ、兄と二人兄妹だったみけは、
いとこのお姉ちゃんからよく「おさがり」をいただきました。
自分の家では買ってもらえない感じの服が多くて、すごくうれしかったのを覚えています。

「物」にとっても、「おさがり」制度はかなり有意義だと思います。
とことん使い倒してもらえるなんて、本望だと思うのです!

もしかしたら今の時代、「おさがり」を喜ぶ人はあまりいないのかもしれませんが、
でも、今日このかばんを受け取ってくれただいだらぼっちの子は、
「ありがとう」とにっこり受け取ってくれました。
その子のおかあさんも、喜んでくださいました。

あるものを有効に、丁寧に、最後まで使って使って、直して使う。
それによって愛着も生まれ、物を大切にする心も生まれ、
ただの消費ではない「物」との関係が生まれると思うのです。

娘が3年間着ていた制服も、実は「おさがり」でした。
村内の方からいただいたその制服は、さすがに6年間も着倒されたので、もうくたくたです。
でも、娘はその制服が大好きでしたし、買い換えて、とは一度も言いませんでした。
大事に着ていたからこそ、捨てずに誰かに使ってもらいたいと願い、
その願いが通じるからこそ、次に使う人も大切に使う。

「おさがり」ってあったかいですね。